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成長の鍵は、新入社員感覚からの脱却

こんにちは。

世は新年度を迎えて、街にはフレッシャーズがたくさんいますね!
僕にとって新入社員だった時代ってもう遥か昔なので、
みなさん、すごいフレッシュですね。

そんな中、先日こんな記事を見つけました。

LIXILといえば住宅設備機器の日本最大手メーカー。
サッカーJリーグの鹿島アントラーズのスポンサーも務めている企業です。
そんなLIXILさん、今年は国立競技場で入社式を実施したんだとか。
さすが、大手企業、スケールが大きいですよね。

そこにゲストで、鹿島OBであり、元サッカー日本代表でもある内田篤人氏がゲストで登場!!!こんな大物ゲストは普通来ないぞ!もう絶対会場は大盛り上がりのはずだ!!と誰しもが思うのですが、どうやら新入社員のリアクションがいまいちだった模様。そこで再度登場してやり直すということがあったそうなのです。

さらに記事によると

「僕がLIXILのSDGsアンバサダーだと知っていた人?」と言い、半分くらいの新入社員が手を挙げるのを見ると、内田氏は役員が座る後方を振り返り「今、手を挙げていない方はクビでいいですか? クビにしちゃいましょう(入社)初日に」と冗談を飛ばし、「これからそういうことも学びながら、そのなかで社会の考え方、環境について学んでいきましょう。LIXILのチーム、仲間として、僕も一緒に行きたい。力をそろえて頑張っていきましょう」と、挨拶をした。

ただどうやらこのやりとりがネット上で物議を醸しているそうな。

《普通にパワハラ
《新入社員にしてみりゃ「誰?」だろ》
《お前の全盛期に小学生だった人材だぞ》
《めんどくせぇ》
《イエスマンになれってことかよ》
《校長の「静かになるまで○分経ちました」に通ずるウザさやな》
《自分で空気の読めないことを証明しとるやん》
「“芸能人じゃなくて残念?”は場を盛り上げるためのもので、“クビ”ももちろん笑わせるためのネタではありますが、“やり直しをさせた”ということに大きく引っかかる人が一部にいて、それで発言内容にも批判的になっているのだと思います。

https://www.jprime.jp/articles/-/31503?display=b

なるほど、そう捉えるのか・・・と純粋にギャップを感じましたが、
内田選手の発言ややりとりをどう感じますか。

私は「新入社員感覚だなー」と感じました。
私も新入社員の頃はこうだったんじゃないかなと思うので、あまり偉そうなことは言えないのですが・・笑

まずそもそもなんですが、新入社員のみなさんからだれ??って感じなのかも知れないのですが、内田篤人さんが来ること自体すごいことなのです(校長先生が悪いと言っているわけではないですが・・笑)。

さらに言えばLIXILさんのSDGsアンバサダーにも就任されているということなんですよね。プロなら自分の入る会社の関係者であることくらい知っておけ!と言われてもおかしくないわけです。

そして間違ってはいけないのは「新入社員」はお客様ではないということ。
僕は完全にそうだったので、お恥ずかしながらの話にはなりますが、
新入社員は「LIXILの社員」なので場の作り手ですよね。
どんなゲストが来ようが盛り上がって然るべき!なのです。

おいおいパワハラかよ・・・って世間で言われそうですね。
好きなタレントだったら盛り上がりたいけど、そうじゃなかったら盛り上がりたくねーよとか声が聞こえてきそうですが、
それはあなたがお金払う側の人だったらいいんじゃないですかってなるんですけどね。
新入社員の皆さんはお金をもらう側ですからね・・。僕は少なくとも場を盛り上げるのは礼儀、マナーだと思いました。
お金かけて迎え入れてもらっているわけですからね。。

ある意味、長期的に考えても、一緒に盛り上げる、積極的に参画するというのは引き上げてもらうには必要な要素なのかなと思います。
世の中で自分をステージアップさせてくれるのは、
人との繋がりだし、人に可愛がってもらうのって大事ですよね。
必要以上に媚びろとか言っているわけではありませんが、可愛がられるというのは、キャリアアップしていくにも必要なことと思います。

かく言う私も人に引き上げてきてもらいました。
元々はメーカーで営業マンをしていたところから、現在は法人1社を経営していますが、ここに至るプロセスで一番大事だったのはご縁を大事にしてきたことです。
私が経営の師とも呼べる方と出会ったのが27歳になる年でした。もちろん出会いは偶然ではありますが、その縁を今日まで繋げてきたのは、周りの助けもありますが、自分自身が少しでもその方に貢献しよう、役に立とうと思ってきたことも一因としてあります。
その方の事業の手伝いもたくさんしてきましたし、それと同時に普通では体験できないビジネスの様々なシーンにも出会わせていただきました。

何か言われればパワハラだと言うのは社会の風潮なのかも知れません。
確かに不当な暴言や心無い言葉には反論すべきだとは思いますが
ある意味愛のあるアドバイスまでもパワハラだと言ってしまうと、
逆に今後誰からも何も言ってもらえず成長が鈍化していくことも想像されます。

本当に世の中で成長していこうと思ったら
やってもらって当たり前、お客様気分の新入社員の感覚からは
1秒でも早く抜け出すことが大事なのかなと今では思います。

最後に内田さんが望むチームの形を引用したいと思います。

僕はサッカーをやっていましたが、チームの作り方として、仲良しこよしのチーム、もしくは集団は強くない。そして勝てない。自分が苦手なことをサポートしてくれる、手助けしてくれるのが仲間ではない。自分の苦手なことを補いながらも、自分たちのレベルを上げあう。そういう集団になってほしい。皆さんも社会に出て、大変だと思いますよ。最後は根性です。体の強さだったり、ガッツだったり、魂だったり。最後はそういうところです。素敵な社会人生活を送ってください

https://news.yahoo.co.jp/articles/d6e7153aee2dfcb098f968d4b64c8a3447fafaa9?page=2

個人個人が一流のプレーヤーとなることがこういうチームを作り上げるには大事なエッセンスなんじゃないかなと思います。

今日はこのへんで。

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