美味しいから売れるのではなく、売れるから美味しいのである
こんにちは。
最近気持ちのいい天気で、昨日はテラス席でランチをしたのですが
むちゃくちゃ気持ちよくて最高でした😄
僕が行ったお店はとても安くて美味しくて、
店員さんの雰囲気もいい素敵なお店です✨
何より店員さんが元気いっぱいです！サイコー！
ところで、世の中の繁盛しているお店ってどうして繁盛しているんだと思いますか？？
僕自身、経営を志す前であれば
そりゃ当然、美味しいからでしょ、もしくは安いからでしょ、あとは立地がいいからでしょ、とか思っていました。
でもそれも一つの要素であることには違いない。
ですがそれだけでは不十分なのだとも知りました。
美味しいことは必要条件ではあるけれども十分条件ではないということです。
では何が大事なのか。
まず前提として経営において大事なことは「売上」です。
売上が出なければ、利益は出ないからです。
当たり前といえば当たり前なのですが。
売上を上げるために必要なこと、それが「集客」です。
集客が経営を支える屋台骨とも言ってもいいでしょう。
では集客ってどうやりますか？
当然ながら、自分のお店やサービスのことを「知ってもらう」ことが大事ですよね。
ではどうやって知ってもらいましょうか。
いろんな方法がありますよね。
アナログでいくならチラシ。少し前ならTVCM。今風ならインスタグラム。
この中で最もハードルが高いのはTV CMです。
ちょっと調べてみたところ
CM放映料金の目安としては、東京キー局で15秒のCMを1回流すにつき40～80万円（視聴率や時間帯にも左右されます）が必要です。
1回の金額です。
当然ながら、1回しか流さないTVCMって普通はないと思うので、
何回も流しますよね。
枠と回数によっては1億円超えますね。
ひと昔前なら、それでも宣伝効果が得て、売上を上げていた企業もたくさんあったでしょうが、現在はテレビ離れが進んでいて、インスタグラムやYoutubeなどに移行しています。
それらは当然タダで流すことができますが、その分、フォロワーなどを稼いで、みてもらう努力も必要。影響力を発揮するアカウントにするまでには並々ならぬ努力も必要です。
ここでわかるのはいつの時代も
流動的な消費者を購入までに至らせるのは簡単ではないということなのです。
そこで私が大事になるのが「チームビルディング」だと思っています。
ですが何も新しいことは何一つ言っていません。
チームとしてのつながりの濃淡こそあれ、はるか昔から商売において実践されてきたと言ってもいいでしょう。
例えば、商店街のつながり。
昭和以前の時代の商店街は「近所付き合い」や商工会などのある種緩やかなつながりではありますが、繋がって、お互いのお店を行き来していました。
それによって、お互いが売上を上げていたし、近所のつながりを強めていました。
もしくは生活協同組合などもそうではないでしょうか。
いわゆる生協というやつです。
生協は健康な食生活を送りたいという方が会員になって
定期的に配送を受けられるサービスがありますが、
あれはまさに生協が作っているチームです。
流動的な消費者を「健康」で「安全」というテーマで囲い込みをおこなっていると捉えて相違ないと思います。
いまでいえば、例えば「Tポイントカード」。
Tポイントの加盟店で囲い込むことによって
消費者をTポイントの使える店に誘導しています。
あとは電子マネーもそうですね。
今や当たり前になっていますが、
楽天やPayPayなどはそれを使えることによって
さまざまな特典を与えて、囲い込みをする。
大事なことは流動的でどう売上が上がるかが不透明なものを
囲い込んで、いかに固定的にリピートを上げていけるか。
そこが大事なのです。
これぞまさに「チームビルディング」。
固定客を作っていくことが大事なのです。
タイトルはサイゼリヤの創業者、正垣泰彦氏の『サイゼリヤ おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ』を参考につけています。
まさにそうです。
どんなに素晴らしい料理を作っても
誰も知らなければ、素晴らしい料理と認知されることはありません。
そこに必要なのは絶対的な集客です。
そして集客で最も効果的なものがチームビルディングだと言っても過言ではないと思います。
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