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博物館見学のススメ


どうも、旅好きのふーくんです。

みなさん、博物館って好きですか。
日本国内世界全土に様々な博物館がありますが、私は博物館に訪れることが好きで、
旅行中や普段の週末でも、博物館に行くことが多いです。

東京国立博物館や県立、はたまた網走監獄博物館など(例が極端、、、)遺跡を博物館として利用しているケースなど、種類は様々ですが、どれも私は好きです。

歴史好きな一面と、博物館好きな一面を持つ自分から
博物館見学のススメをここに記せたら。。。




はじめに

まず初めに、博物館とは
どんな場所なのでしょうか。

私にとっては、
ズバリ、教科書や図鑑で見たことがある世界が、目の前に広がるので、言わば立体的な図鑑であり、たくさんの発見・学びが生まれる場所だと思っています。

だからこそ、博物館に虜になったわけですが、
知的好奇心を刺激してくれる、知的欲求を満たしてくれる素敵な場所だと思ってます。

だからこそ、

Ⅰ 本物を見るという体験を大切に

博物館では、

紙面では分からないサイズ感や質感、細かい部分など、本物を見るからこそ分かることや感じることが多いはず。

実際に、教科書で見てた遮光器土偶を東京国立博物館で見たときは、思っていたより大きかったのか(逆も然り)と実物のサイズ感に驚きました。

写真ではやはり掲載の限界があるので、小さく紹介されていたため、てっきり手のひらサイズの感覚でいた当時の私にとって、30cm以上の高さの遮光器土偶を前に本物はこんなに大きいのか。。。

よくよく見ると、こんなにも複雑な文様が彫られていたのか、など
紙面では気づけなかった細部に目が行ったり、実物を見てるからこそ生まれてくる気づきに頭が追いつかなかったり、面白い体験をしました。

やっぱり、紙面からでは分かる情報も限られてくるからこそ、実物を見ることの大切さを痛感した瞬間でした。

隅々までよく観察する着眼点や、事前学習が大切なのも言うまでもないですね。


教科書や図鑑に記載されたものと、展示物を比べる比較学習に利用する意味では、事前に見学する展示物の情報も頭に入れておくと良いですよね。


Ⅱ 受動的な見学ではなく、能動的な見学を

ただなんとなく訪れて鑑賞するのも良いのですが、

やはり、有意義な博物館見学にするために、
大事にしているのは、目的を持った見学にすること。
自分なりの見学テーマを設定したり、自分でスカベンジャーハントやスタンプラリー感覚でしおりに穴埋めをしていくかのように見学ガイドブックを作成したりするのもいいですよね。

①テーマを設けた見学に

博物館によっては、HPにオススメのコースや必見なものを紹介していたりするので、事前にチェックしてテーマのある見学にすると、個人的に宝物探し感覚で館内を回ることもできるので、とても楽しんでいます。

長らく中国に住んでいて、
中国にもたくさんの博物館があり、その一つ一つの博物館も広大で、国宝級の展示物がたくさん展示されています。

サクサク歩いていても、最低1時間かかるなんてのもザラですね笑

そのため、私は事前に
ネットで「⚪︎⚪︎博物館 十大之宝」と検索し、必見な国宝を調べたり、

博物館のHPで紹介されているものを調べたりしてから、訪問するようにしています。


実際に上海博物館に行く前に検索した


その博物館が、どのようなテーマで展示していたり、博物館の所蔵品の特徴などが、説明されていることが多いので、行く前からどんな物を見ることができそうか把握しやすいです。

実際にこれまで、この手順で訪れた博物館が多く、
その時撮影した写真や、思い出を体系的に記録できればと思い、
今後は、博物館の必見チェックラリーを記していきたいと思います。


②学びの発展を促すキッカケに

展示物のキャプションや解説文を丁寧に読むことで、
展示物の背景や歴史的文脈をより深く理解できるキッカケになります。

それは、単なる知識が、
体験を踏まえた知識となって立体的な知識として頭に刻まれるので、
私は、この博物館での体験をとても大切にしています。

字だけ、紙面で見ただけでの知識に、息吹が吹き込まれていく感覚でとても興奮します。私だけですかね?笑

また、展示物や記載された発掘場所など、発展的に調べたいことを増やしたり、付随してその他の分野に派生した学びに繋がったりもします。

例えば、
上海市歴史博物館で、上海の歴史を学ぼうという一つの入り口だったけど、
「石庫門」という単語を度々見かけ、
中国建築の種類や特徴に興味を持つようになり、今では街歩きも視野が広がってより楽しくなりました。


③展示を疑う

展示物や資料を不思議だなと感じる視点を持ったり、
本当にそうなのか⁇など、目の前のものを疑う力を養ったりする(批判的思考力の育成)ことも面白いです。

こういうことは考えられない⁇と違う観点で考えて(持論を持つ)
遮光器土偶では、
遮光器を付けた姿の表現ではなく、目の誇張表現と考えられていると定説があるが、
自分は、青森県という土地柄、昔も積雪があり、その雪の眩しさからエスキモーが用いた遮光器を本当に使っていたからこそ、それに類似した表現ができたり、実際に遮光器をかけた人物を模したりしたのではと、想像を膨らませていました。
※その説は、どうやら否定されています

④博物館での体験を記録する

メモを取ったり、
許可された場所では写真を撮ったりすることで、後で振り返りや深い考察が可能になるなあとも思っています。

上記のように、
このnoteで、体系的に博物館での体験、学びを記録する場所にしていこうと思います。


いかがでしたでしょうか。
少しは、博物館に行ってみたいなと思える機会になったでしょうか。
博物館見学のススメとして、楽しみ方が広がれば幸いです。
博物館見学を楽しむ人が増えると嬉しいなと。

東京西洋美術館が、ル・コルビュジエによって設計され世界遺産に登録されているように、博物館自体にも見所があったり、

博物館司書から言わせれば、
展示物の配置や展示方法にも注目してもらえるとより、
博物館”通”な感じがすると言っておりました。

博物館の意図や展示の工夫を読み取ることで、単に展示物を見るだけでなく、博物館全体を一つの「作品」として捉える・・・


博物館について、語りだすと止まらなくなりそうなので
この辺で





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