見出し画像

Gadget_008 ZOOM Field Recorder F2-BT

ようこそ、PORT8 CHANNEL.へ
ガジェット担当のShutoです。
第8回目は2020年11月下旬に発売されたZOOMのフィールドレコーダー「F2-BT」をご紹介します。

Gadget_008.00_00_36_00.静止画079

早速開封していきましょう。

同梱品は、
・本体のフィールドレコーダー『F2-BT』
・ラベリアマイク『LMF-2』
・ウィンドスクリーン『WSL-1』✕ 3個
・マイククリップ『MCL-1』
・単4アルカリ電池 ✕ 2本
・WaveLab Cast (オーディオ編集ソフト)ダウンロード・ライセンス
・取扱説明書
となっております。

Gadget_008.00_01_12_06.静止画080

では、さっそく、
電池を入れて、microSDカードを入れて、スイッチON。RecボタンON。

Gadget_008.00_01_27_19.静止画084


ここからは、実際に「F2-BT」で録音した音声を使用して解説していきます。(YouTube版で確認できます)

「F2-BT」の特徴は、大きく3つあります。

1.軽量・コンパクト
2.ゲイン調整不要で音割れの無いレコーディング
3.便利なiOS / Android用の無償アプリ「F2 Control」
※同じシリーズの製品名にBTが付いていない「F2」は「F2 Control」が使用不可

Gadget_008.00_01_38_08.静止画085

順番に解説すると、

1つ目の特徴は、
軽量・コンパクト。
「F2-BT」は、重さが32gととても軽く、 手のひらに収まるサイズです。

Gadget_008.00_01_52_06.静止画086

2つ目の特徴は、
2つのADコンバータと32bitフロート録音でゲイン調整不要で音割れの無いレコーディングが可能。

これは、本当に凄いことで、ADコンバータというのは、アナログ電気信号をデジタル電気信号に変換する電子回路なのですが、小さい音用、大きい音用と、入力ゲインの異なる2つのADコンバータを搭載することにより入力ゲインの調整をしないで録音が可能になりました。

Gadget_008.00_02_26_15.静止画088

また、32bitフロート録音というのは、写真や動画でいうRAWデータみたいなもので、録音時にレンジを広くデータ化しておいて、最終的な使用用途に合わせて、音量を小さくしても大きくしても音質が悪くならないという録音です。例えば、16bit録音だと、録音時に0dBを超えた録音をすると音量を小さくしても波形の頭は潰れていますが、32bitフロートだと、超えた部分のデータは残っているので音量を小さくしても頭が潰れていません。

Gadget_008.00_03_13_12.静止画090

簡単に言うと、今までは声が小さい人は入力ゲインを高くし、大きい人は小さくして、0dbを超えないが、0dbに近づくように録音していたのを、全く調整しないでよくなったということです。

3つ目の特徴は、
便利なiOS / Android用の無償アプリ「F2 Control」が使用可能。

「F2-BT」の「BT」はBLUETOOTH®対応モデルのことで、無償アプリ「F2 Control」を使用して、RECのスタート、ストップ、バッテリー残量のチェック、出力ボリュームなどの調整がスマートフォンで可能になるので、例えば、仕事で使用する際に、操作を演者に任せることなく、撮影スタッフ側で管理できます。

Gadget_008.00_03_44_20.静止画093


最後に、フィールドレコーダーですので、少しですが、外でも録音してみましたのでお聞きください。(YouTube版で確認できます)

Gadget_008.00_04_24_00.静止画094

私の使ってみた感想は、本当に大きい声も小さい声も綺麗に撮れるなと感じたのと、あと、ゲインを調整しなくていいので、やることはRecボタンを押すだけっていうのがとても楽でした。

以上、第8回目はZOOMのフィールドレコーダー「F2-BT」をご紹介しました。本当に良い機器ですので、映像制作している人や、YouTuberの方にオススメです。では、今回はこのへんで。

---------

この記事は動画でも紹介しています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?