Hikaru

コンピュータアーキテクチャ、ネットワーク、電子工作、SF、ガジェット好き。

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  • コンピュータの内側

    しくみを知ることで、もっとコンピュータを好きになろうという連載記事です。 最終目標である「デジタル回路シミュレータで簡単なCPUを自作できるようになる」に向けて、少しづつ執筆中です。

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Apple Siliconがすごい理由

M1、M1Pro、M1Maxと、2020年末から現在にかけて3つのAppleシリコンが発表され、(少なくとも私の観測範囲内では)大きな話題になっています。特徴としてよく耳にするのは、「早い」「電力効率が良い」といったものです。 かくいう私も、M1 MacBook Proを愛用しており、その速度や発熱の少なさ、バッテリー駆動時間に驚いています。 今回は、そんなAppleシリコンについて、なぜ早くて電力効率が良いのか、IntelやAMD等の老舗CPUメーカーと何が違うのか、偏

    • 【コンピュータの内側】第3回 「論理演算」

      前回の予告通り、今回は、論理演算によって四則演算のうちの「加算」が可能であることを示します。 二進法私達は、数を「0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9」という10の記号を使って表します。これを十進法と呼び、記号中の最大数である9の次は「繰り上げ」をおこない10とすることで、どこまでも大きな数を表現することができます。 コンピュータのように巨大なシステムを設計する際、無駄な複雑さはできるだけ回避したいところです。10もの記号を用いて数を表現するというのは

      • 【コンピュータの内側】第2回 「数理論理学の世界」

        今回は、コンピュータの動作原理の基礎となっている、数理論理学に焦点を当てます。機械がどうやって計算を行うのか、その秘密はここに隠されています! ただし、数理論理学がコンピュータでどのように利用されているかについては、次回以降に説明を持ち越そうと思います。少しモヤモヤするかもしれませんが、まずは基本的な部分から、確実にステップアップしていく形式を取りました。 是非、最後までお付き合いください。 論理学から数理論理学へ論理学という言葉を聞いたことがあるでしょうか。 古代ギ

        • 【コンピュータの内側】第1回 「アナログからデジタルへ」

          前回から始まった本連載。最初の数回は、コンピュータを語る上での布石として、最も基本的なお話をさせていただきます。 記念すべき第1回は「デジタル」と「アナログ」についてです。 「デジタル」「アナログ」とは何かデジタルとアナログ。よく聞く言葉ですが、果たしてそれぞれの意味を説明できるでしょうか。最初に答えを出してしまいましょう。 数を連続的に表現するのが「アナログ」 数を離散的に表現するのが「デジタル」 なんだかよくわかりませんね。ここからは、体温計を例に挙げて詳しく解説

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        Apple Siliconがすごい理由

        • 【コンピュータの内側】第3回 「論理演算」

        • 【コンピュータの内側】第2回 「数理論理学の世界」

        • 【コンピュータの内側】第1回 「アナログからデジタルへ」

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          【コンピュータの内側】第0回「はじめに」

          こんにちは。 せっかくnoteをはじめたので、なにか大きな記事を書いてみたい...。 ということで、「コンピュータの内側」シリーズと題し、連載形式でコンピュータの仕組みについて解説しようと思い立ちました。 マガジンのリンクを記載しますので、チェックしていただけるとうれしいです。 対象とする読者層は、コンピュータが好きな方です。パソコンを触ったことがあれば、前提知識無しで理解できるように執筆するつもりですので、ぜひ気楽にお読み頂ければと思います。 本連載の目的は、コンピ

          【コンピュータの内側】第0回「はじめに」