やった事あるゲームを振り返る　グラディウスV

ぽーくちょっぷ第1回単独ライブ

武闘派

2015年5月6日
新宿バティオス
18:30開場/19:00開演

もう5年前になる。

初めての単独ライブだった。

単独ライブをやると決めたのが2015年の1月

何から始めて何をしていいのかわからなかった。

エルシャラカーニのツッコミ、清和さんに単独ライブをやるという事を伝えると

単独ライブは生半可な気持ちでのぞむなよ？今日から全ても趣味も寝る時間も捨ててネタ作りしろ、それくらい単独ライブというものは重い。

というアドバイス頂いた。

よし！初単独だ！清和さんのアドバイス通り頑張るぞ！

と思いながらネタ作成へ

・・・

何も思いつかない

単独…単独…

毎日毎日ネタ作り

高校のテスト前あるあるで

勉強しようと机に向かうと、部屋の汚さが気になって掃除を始めてしまったり

あまり読んでない漫画本を読み始めてしまったりする

その現象が起きてしまったのだ。

ある日もネタを考えようとノートを広げたところ

1年前に買って積みゲーと化していた

グラディウスVの存在を思い出した。

買ってまだ1回もプレイしていなかった。

毎日毎日ネタを考えているので

ちょっとくらい良いだろうと思って

PS2を引っ張り出してグラディウスVを起動。

これが間違いだった。

美しいグラフィック

カッコいいBGM

従来のグラディウスよりとっつきやすいステージ

オプションをある程度操れる様になった新アクション

絶妙な難易度

1発で虜になってしまった。

今までのグラディウスの概念を全部ぶっ飛ばして新しくなった

newグラディウスとも言えるだろう

何と言ってもオプション(自機と同じ動きをして攻撃してくれるアイテム)操作が出来る様になり

プレイの仕方、戦略も従来のグラディウスと全く違う感覚を味わえる

従来のグラディウスはいわいる覚えゲーで

敵の配置や障害物の避け方を何度もやられながら覚えていく無骨な感じがあったが

その覚える部分と言うのが4割くらい減り

弾幕シューティングに近いゲームとなっている

当時弾幕シューティングが主流となっていたので

グラディウス初心者もプレイしやすくハマりやすい

newグラディウスと言っても

今までのグラディウスのボスキャラやボスラッシュ

ハイスピードステージにクラブボス(カニみたいなヤツの足と足の間を避けるボス・パロディウスで言うとこのちちびんたリカ)

従来のグラディウスファンも納得出来る仕様になっている。

ただそのボスラッシュも2ステージから仕掛けてきたりするので

全てを良い意味で裏切ってくれていた。

調べて見ると

北米のゲーム・オブ・ザ・イヤー2004
PS2ベストシューティング賞
ゲーム・オブ・ザ・イヤー第6位

獲ってるじゃないか！すごいわけだ！

グラディウスの中での最高傑作と感じた。

そんなこんなでそこから毎日何時間もグラディウスをプレイすることになる

完全に単独ライブから逃げてしまった。

そうなって来ると、頭がおかしくなって来るもので

単独ライブまでにグラディウスをノーコンティニューでクリアした方が勝ち

と言う縛りを勝手につけて毎日毎日のめり込む様にプレイするハメになってしまった。

そんなこんなで単独ライブ当日

リハーサルの時点からテンパっていた。

何が起きているのかわからない。

気づいたら開場時間

開演時間が迫っている。

ネタって作ったっけ？

最初って何のネタだったっけ？

とテンパると言うよりプチパニック状態

こう言う時、ネタを考え抜いた時間や練習量がバックボーンとなるのだが

グラディウスで逃げてしまった自分には何もない。

はじめの一歩で鷹村にスキルを上回られたブライアンホーク状態

気づいたら単独ライブが終わっていた。

ゲームに逃げてしまった芸人の末路。

もっとネタと向き合っていたら

と言う反省と共に

グラディウス以外のゲームだったらここまでハマらなかったわど畜生！

後日エルシャラカーニの清和さんに

単独、盛り上がったらしいじゃん、よかったね

と言ってもらった。

清和さんにはグラディウスにハマってネタ作っていなかったなんてことは

絶対に言えないわ

グラディウス史上最高傑作グラディウスV

1つだけクレームを付けるなら

モアイステージが無かったことだ

グラディウスの伝統、パロディウスでも出て来るモアイステージ

これが無いのはかなりガッカリした。

もしリメイクされることがあるなら

モアイステージを付け足してリメイクされる事を願うばかりだ。