1月6日/廃車のみで撮影されたワイルドスピードなら観たい
破滅願望持ちの人って、普段は"世界がめちゃくちゃになってほしい"みたいな事を言う割に、こういった有事の際には大人しくしていることが多いよな。普段からそういうこと言ってる人って大抵うっすら嫌われていることが多いので、ここらで一発 社会が受け止めきれないほどの発言をして 願望を現実にしてあげて欲しい。
①RRR観た
・なんか実家で地上波が観られなくなった(NHKの受信料を払うのが嫌になったとのこと)ので、代わりに映画を観た。正月にテレビ見ないと正月感が全くないわね。
・観たRRRは面白かった。なんというか、アニメっぽいというか。
・なんか、アニメって 基本的に全部イラストレーターが手を動かして描いている訳で、描かれているもの全てに意図があるってことになるじゃないですか。一方通常の映画は、(後から編集である程度コントロールできるとはいえ)人間が演じているわけで、映像全てが作為でできている訳ではない。
・なんか伝わってるのかあやしいんですけど、例えば アニメだと"揃っていないダンス"って"揃っていないダンス"を意図的に描こうとしないと描けないでしょ。
・そういう観点から言って、この映画はアニメっぽかった。出てくる全ての要素が意図によって完璧にコントロールされているような感じ。
・映像も、3時間に渡って"観客を面白がらせる"ということに特化していてよかった。ちょっと前に"もし仮に観客の快楽中枢を直で刺激できる映像の作り方が判明した場合、ハリウッドはそればっかり作るようになるのか"みたいな議論があったけれど、ベクトル的にはかなり"快楽中枢を直で刺激できる映像"っぽかった。
・たぶん反動なんだけれど、その後に観たワイルドスピードは なんかアクションシーンの粒が揃っていないような気がして 集中力を欠いた。あとはホラ、ぼく今金欠で新しい車変えないのに ピカピカの車がボコボコになる映画観たくないし。
②くやしヶ里遺跡
・なんか社会の人々と触れ合ってだんだん気付いてきたんだけど、ぼく”悔しいと思う気持ち”が他の人に比べてめちゃめちゃ強いっぽい。知識のなさや手技のつたなさとかを指摘されると、”次会うときまでに完璧になって鼻っ面をあかしてやろう”という気持ちになってがぜん勉強にも熱が入る。
・考えてみれば大学在学中、いやなんなら浪人中から”コイツに負けたくない”だけのエネルギーで勉強しているような気がするな。でもまあそれはいい点と思うんですよね、勉強する動機が他人より一つ多いわけだから。
・なのでぼく、インターネット上では”この世に存在しない”とされている「叱られて伸びるタイプ」です。どうぞよしなに。
・ちなみにこのような性格なので対戦型ゲームをプレイしている際の心の揺れ動きったらない訳なんですが、唯一麻雀だけは無心でプレイすることができる。あれ、ある程度以上の牌効率と押し引きバランスを身に付けたら、その後の選択は”どのSeed値を選ぶか”くらいの微差じゃない?勝利と敗北の間に”実力ではカバーしきれないほどの運”っていうでっかいスポンジが挟まっているので、不機嫌になる気力も湧かない。
・あでもアレかも。フリーでやたら打牌が遅い人とかはかなり嫌かも。
・なんかイメージとしてはバカラの絞りみたいな感じ。”どうせ勝ち負けは運で決まるんだから、無駄に悩んでこっちの時間を奪わないでよ”みたいな。
③インフレスパイラル
・社会人になってから残業と称して勉強することができるの、最強すぎる。
・なんか勉強って、これまで”ソーラービームの1ターン目”みたいな感じで”短/長期的な目標を達成するためにコストとして行う行為”みたいなイメージだったんだけど、金貰いながら勉強ができるのは1ターン目にも相手にダメージを与えられるような感じで一石二鳥というか、にほんばれ状態でソーラービーム打っているような気分。
・”上司に煽られる→残業して調べごとをする→上司が「コイツ勉強してきてるな」と認識して口頭試問が苛烈になる→”…のスパイラルに突入し、賃金と知識量(と残業時間)が増大し続けている。最終的に大金持ちのインテリになれるんじゃないかしら。
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