10月21日/凱旋の日記

・帰ってきたぞ！

・調子の悪かったパソコンを初期化した。

・わかんないけど、動き続けてくれるならまあいいか。

・今のパソコンって、バックアップ取っておけば初期化してもファイルとかを元の場所に置きなおしてくれるんですね。

・変換とかKeyswapの情報まで残しておいてくれたのはありがたかった。パソコンが壊れたため臨時でMacのキーボードで入力していたのですが、Backspaceが遠すぎるというのが一番こたえたな。

・スペースの横にある変換キーをBackspaceに充てるとめちゃ便利ですよ。ぼくは変換キーをBackspaceに、無変換キーをEnterに変えています。

・そもそも、日本人と英語話者だとエンターキーの使用頻度もだいぶ変わるでしょう。キーを統一して何とかやっていこうというのに無理があるんですよねぇ。

・無変換キー、人生で使ったことある？こんな大事な場所にあるのに。王将の横に歩兵（ふひょう）が置いてあるような違和感があるよ。

・パソコンが死んでいたため、とりあえず大学から借りたIpad、そこらへんに落ちていたMagic keyboardを組み合わせてパソコンもどきを作った。

・Magic keyboard、昨日ヒーヒー言いながら使ったのですが、接続先がapple製品だとキーに書かれている文字通りに入力されるのね。

・本当にしんどかった。

・なんで入力したキーと異なる文字が出力されるのか。かなキーを押すとかなになるのに、なんで英数キーを押しても英数にならないのか。Winとキーボード、どっちが悪いんだ？

・Winにアップルのキーボードを繋ぐぼくが悪いのか。

・そういうわけで、今日一日はIpadをパソコンとして使っていたのですが、マウスホイールの挙動がWindowsとアップルで違うのはもうただの逆張りだろ。

・Windowsだとマウスホイールを上に転がすと画面が上にスクロールされるのですが、Macだと下にスクロールされるんですよね。何？権利的な問題？

・とりあえず、元の使い心地のキーボードに戻ってよかった。日記を書くとき、自分の考えより文字が先に進んでいくような感じがする日がありまして、それが日記の醍醐味だと思っていたのですが、Magic keyboardだと打っている内容と自分の考えの間に薄皮一枚挟まったような感じがあったので。

・労働。

・自習室兼個別指導室みたいなところで勉強を教えていたのですが、自習中の生徒が爆音でソシャゲを起動させたため、なんかぼくがソシャゲを起動させたようになってしまい、えらく恥をかいた。なんかはやし立てられたし。

・でも、知らん自習中の生徒をつるし上げる訳にもいかなかったので、自分が起動したことにして話を進めた。

・労働中にソシャゲを起動するバイト人、普通にアウトでは？告発されたらだいぶ不利な立場に追い込まれそうな気がします。

・新美南吉の屁かよ。

ﾈｯﾄﾘ君「また文学作品を出して知性をさらけ出そうとしてるな」

・新美南吉の「屁」を知っていることが知性になるなら、もう知性もクソもないだろ。

新美南吉 屁

石太郎が屁の名人であるのは、浄光院の是信さんに教えてもらうからだと、みんながいっていた。（中略）是信さんは、屁で引導をわたすという。（中略）石太郎は、いつでも思いのままに、どんな種類の屁でもはなてるらしい。みんなが、大きいのをひとつたのむと、ちょっと胸算用するようなまじめな顔つきをしていて、ほがらかに大きい屁をひる。小さいのをたのめば、小さいのを連発する。にわとりがときをつくるような音を出すこともできる。こんなのは、さすがに石太郎にもむずかしいとみえ、しんちょうなおももちで、からだ全体をうかせたりしずめたり――つまり、調子をとりながら出すのである。そいつがうまくできると、みんなで拍手かっさいしてやる。

・こんな文章だぜ。知性か？

・自習。

・図書館にいる知人が、背中にレシートが貼ってあるデザインの服を着ており、そこに何が書いてあるのかが気になって仕方がなかったので何往復もしていたところ、不審がられてしまった。

・そんなデザインの服を着ている方も悪いと言えよう。

・結局ぼくは図書館の一角を行ったり来たりするだけで済んだのですが、もしぼくがそのときたまたまラジカルで、レシートを見るために服をはぎ取ったら今頃どのような処罰が下されるのか、などを考えているうちに、夜。

・ジャニーズ!?

・飲酒。

・明日飲み会なのに。

・結局これが一番おいしいですね。摂取カロリーを考えると恐ろしいが。

・もう毎度のことなんですが、缶詰を開けるときに手を切ってしまった。何が悲しくて血まみれのウイスキーを飲まなければならんのだ。

・ブラッディ・マリーか？

・今日はちゃんとパソコン動いたね。明日はもっとちゃんと動くよね、パソ太郎！

・もう寝るか。

・さようなら。