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”ヨガミニ講座”エカーグラ『ゆったりとした集中』とは

一応ヨガ講師の資格を持っておりまして、資格取得時以外でヨガ・スートラ哲学を少々学びました。
※ヨガ・スートラとは、正統バラモン教(インド哲学)一派で、ヨーガの修行による解脱を説くヨーガ学派の教典。

ヨガの最終ゴールは止滅(ニローダ)と書かれています。

チッタ・ブーミーという心の状態を表す段階があり、
①クシプタ/落ち着かない状態(動性優位)
②ムーダ/鈍い(暗性優位)
➂ヴィクシプタ/二極の対立で揺れている(動性⇔暗性)
④エカーグラ/ゆったりとした集中(善性優位)
⑤ニローダ/止滅(3種の徳性の超越)
※動性はラジャス・暗性はダマス・善性優位はサットヴァ(サンスクリット語)

普段日常では、①~➂を行ったり来たりしています。

いきなり⑤のニローダを目指す事は難しいので、まずは④のエカーグラを目指しましょうと教わりました。

エカーグラ(ゆったりとした集中)これを作るコツとして、『見る物』にとどまるという事です。
『見る物』とはサンスクリット語でプルシャと言います。プルシャとは本当の自分のことをさします。この説明だと少しわかりづらいですが、客観視する事です。

例えば映画を観ていて主人公になって感情移入するのではなく、あくまでも映画を見ている鑑賞者(俯瞰している)になる事です。
これが出来ると心が揺さぶられる出来事が起きたときにアジャスト(調整)することが出来ます。

と、学んでおりますが、なかなか難しいです。なので修業しましょうという事なのだと思います。人生修行でしょうか?ナマケモノなので、すぐ心が折れてしまいます。折れつつも辞める勇気もないという、なんともトホホな状態ですが、凡人はコツコツ続けるしかないと思い、心があちこちと飛びつつエカーグラを目指します。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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