五七日 もう、やだ...

眠れなくて
一度起きてお線香あげたけど、
14時過ぎまでゴロゴロしていて…

寝てはいないけど、はっきり起きてはいない
そんな感覚のところで、

夢か幻か…

ダンナ氏が失踪してしまって
「何で帰ってきてくれないの…」と
窓の外に目をやると、

ダンナ氏がそこに立っていて…

何とも申し訳なさげな笑みを浮かべた、ダンナ氏…
駆け寄って抱き合うところで、意識が戻ってしまった。

夢なのに
ダッフルコートのからし色の鮮やかさがすっごくリアルで。

夢だと思った瞬間、涙が溢れた。

ああ、やっぱりいないんだ…

夢の中のダンナ氏は
確かに肉体の感覚はあったのだけど、
声を発する事はなくて。

何となく…
夢の中のダンナ氏も、
もう現世にはいなかったのかも知れない…

最期に

話す事はできないけれど
逢いにきてくれたのかな…と。

そう思ったら、
より哀しくなった。

私の死を受け入れて、
ちゃんと生きていくんだよって

言われてる気がして。

受け入れたくない…
信じたくない…

帰ってきて…



応援して頂けたら、泣いて喜びます"(ノ*>∀<)ノ