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なぜ外国語は男女を区別するのか
海外クラファンに支援してくれた方に、リターン発送していて思ったんですが、
英語って、「●●様」って書くときに、Mr.とかMs.とか、相手の男女を認識して書くじゃないですか。
でも、初めてで、相手が男女どちらかわからない時って、どう書いたらいいんだろう??
手紙の書き方を調べてみたら、こう書かれていました。
友人宛の場合は「To:名前」や「Dear:名前」でも構いませんが、目上の人やビジネスレターの場合は「敬称」をつけましょう。敬称の後にはピリオド「.」を打ちます。
<性別による敬称>
Mr.:男性 → Mr. John Brown
Mrs.:既婚女性 → Mrs. Mary White
Miss.:未婚女性 → Miss. Mary White
Ms.:未婚・既婚を問わず女性全般 → Ms. Mary White
Mr. and Mrs.:~夫婦 → Mr. and Mrs. Baker
親しい夫婦なら敬称を使わないで、「Peter and Jennifer Green」でOKです!
<職業による敬称>
Dr.(Doctorの略):医師・博士 → Dr. Michael Collins
Prof.(Professorの略):教授 → Prof. Michael Collins
Esq.(Esquireの略):弁護士 → Esq. Michael Collins
家族宛に贈りたい場合
<家族宛の場合>
The+名字+s → The Greens
The+名字+Family → The Green Family
夫婦の名前+名字+and Family → Peter and Jennifer Green and Family
Mr. and Mrs.+名字+and Family → Mr. and Mrs. Green and Family
未婚、既婚、職業まで、ものすっごく細かく書かれているけど…間違えたら相手に失礼だし、男女わからないときのことまで書かれていない…
ジェンダーレスが叫ばれる今の時代、「スチュワーデス」はやめて「フライトアデンダント」と呼ぶとか、「看護婦」はやめて「看護師」と呼ぶとか、そんな流れがある中なので、こういうことに関しても変化がありそうかなとは思うのですが、
ただの[To: ○○]で送っても良いんだけど、なんか相手を敬っていない機械的な感じに少し抵抗もあります。
日本語の場合は、男性が使う言葉、女性が使う言葉とかはあっても、単語自体に男女の差はあまりない反面、フランス語やイタリア語などヨーロッパの言語は、名詞自体に男女の定義が付けられていたりもして、日本語を母国語とする者からすると、発想が違いすぎて不思議で仕方がないのだけど。
いずれにしても、ジェンダーレス思想がさらに広がっていくと、言語も変わっていくのかなぁ?
で、結局のところ、どう書けば良いのか?
さらに調べていたら「Dear ○○(フルネーム)」でいいらしいです。
これじゃあ、フランクすぎるのでは?、とも思うけど、そもそも「丁寧に書こう」という発想が日本的で、海外の多くの国では「フレンドリーさ」も重要とされているんだって。
へー。
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