見出し画像

キャベツの誕生

朝霧が生まれる
土の中から
雨の中から
夜の青から
私の影から

朝霧は歌う
風のために
雲のために
春のために
咎のために

私の咎は、
もはや、
朝霧の歌を聴いていたくはない

その歌から少しでも遠ざかるために
私の影が
1枚、また1枚と、
私の咎を覆う

それを覆ったって、
私がその歌から遠ざかるわけではないのだけれど

おしまい。
最近、キャベツがおいしくなってきましたね❣️
今日も不可避な1日を❗️

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?