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もっと、モットーを持とうYO ~ヨーゼフ・ヨアヒム~

略歴
ヨーゼフ・ヨアヒム(Joseph Joachim)は、1831年6月28日にオーストリア帝国キットゼーで生まれ、1907年8月15日にドイツ帝国プロイセン王国ベルリンで亡くなりました。彼はヴァイオリニスト、指揮者、作曲家として活動し、特にブラームスのヴァイオリン協奏曲の初演ヴァイオリニストとして後世に名を残しています。

彼の音楽キャリアは幼少期から始まり、5歳でヴァイオリンのレッスンを受け始め、ウィーン音楽院で修行しました。12歳でライプツィヒに移り、メンデルスゾーンに師事しまし、その後、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団に2年間在籍し、ゲヴァントハウス弦楽四重奏団で第2ヴァイオリンも担当しました。

1850年にヴァイマルに移り、コンサートマスターに就任しました。1852年にハノーファーに移り、そこでロベルト・シューマン、クララ・シューマン、ヨハネス・ブラームスと親しくなりました。1866年には、王立音楽アカデミーの創設と指導のためベルリンに招かれ、自分のオーケストラを創設し、また1869年には「ヨアヒム弦楽四重奏団」を創設しました。

ヨアヒムは作曲家としても活動し、多数のヴァイオリン曲(3つの協奏曲を含む)とシェイクスピアの『ハムレット』、『ヘンリー四世』のための序曲などを作曲しました。また、教育者としても活躍し、ベルリン高等音楽学校の校長を務め、レオポルト・アウアーやイェネー・フバイなどの門人を輩出しました。

彼の業績は音楽界に大きな影響を与え、今日でも尊敬されています。

自由だが孤独「Frei aber einsam」
自由だが孤独「Frei aber einsam」、このフレーズは、ヨーゼフ・ヨアヒムのモットーでした。「自由だが孤独」という表現は、一般的には自由を享受することと孤独が密接に関連しているという概念を指します。つまり、「自由を追求することは孤独を伴う」という意味でしょうか?

彼の音楽的才能は彼に自由をもたらしましたが、同時に自由は彼が孤独を感じる原因ともなったのでしょうか。しかし彼のモットーからは、孤独であろうと自由を選ぶという力強さが感じられます。彼の考える自由がどのようなものか、考察するのも興味深いです。

しかし、どこか切なさも感じますね。

自由、考えてみると難しいですね。自由という概念にも種類があります。LibertyとFreedomに違いがあるように。

自由に耐えられる精神が自分にあるのだろうか?色々考えてしまします。

以上です。