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木管五重奏

木管五重奏曲(もっかんごじゅうそうきょく)とは何ですか?
木管楽器を主体とした管楽器による五重奏曲のこと。通常、木管五重奏と言えば、フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴットの4種の木管楽器に、ホルンを加えた5本の管楽器による編成を指します。管楽五重奏曲(かんがくごじゅうそうきょく)とも呼ばれています。

木管五重奏の特徴
木管五重奏は代表的な室内楽である弦楽四重奏曲などと比べて、特性が全く違う5つの楽器が集まっている、という点が特徴です。そのため合わせるのが大変ですが、それぞれの音色がかき消されずに聞こえるという利点があります。

木管五重奏の魅力
特性の違う楽器が集まっているので豊かな音色がある、また各楽器が独自の役割を果たしながら協調して演奏されることが魅力です。フルートの清澄な音、オーボエの深み、クラリネットの柔らかさ、ファゴットの厚さ、ホルンの力強さが組み合わさり、豊かな音楽的表現が可能になります。また多様なジャンルで活躍しているのも特徴です。クラシックからジャズ、ポピュラー音楽まで、幅広いジャンルで活躍しています。

木管五重奏の名曲
・ダンツィ 「木管五重奏曲」 
・ツェムリンスキー「ユーモレスク」
・イベール「木管五重奏のための3つの小品」
・ニールセン「木管五重奏曲」
・ファルカッシュ「17世紀の古いハンガリー舞曲」

有名な木管五重奏団
・アンサンブル・ウィーン=ベルリン
・アテア木管五重奏団

以上です。