日記:2月22日(木)
住民票を移して東京都民になった。
小学3年生のとき、家族で千葉市へ引っ越してから(書類上は)ずっと千葉市民だったが、転出・転入をおこなって、私は世帯主になった。
東京都で新生活するというわけではない。私はもともとそこで暮らしていた。作業場として借りていたシェアハウスがそのまま私の家になった。
役所の人から「ようこそ、東京都へ!」と、ちょっと大袈裟な口調で歓迎され、リーフレットを一冊もらったが、そこに目新しいことは特段書いていなかった。
ただ、これまで作業場の最寄りの図書館で本を借りることができなかった(図書館に入ることはできるが、本を借りれるのはその自治体の住民だけである)が、これからは自由に借りれるのはとても嬉しいことだ。
東京都の役所での手続きはひじょうにスムーズだった。それほど待たされなかったし、てきぱきと応対してくれた。
これまで住んでいた千葉市の役所では応対が覚束なかったり、ひどいときには市民の申請内容を鼻でわらったりされた憶えがあり、役所嫌いになっていた。
千葉市の役所にかかったときには「役所というものは往々にしてこういうものなのだ」と諦めにも似た思いを抱いていたけれど、公共サービスの質は地域によって異なることを知れてとてもよかった。
おそらく東京都のような大規模な行政機関では、システムがより洗練されており、職員の対応も訓練されているのだろう。
役所へ出掛ける前にRさんと出会って話した。
Rさんを含めた10人くらいのメンバーで、食事会をしたのは19日(月)のことだ。Rさんはそのときの会計のことを心配してくれていた。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。 これからもていねいに書きますので、 またあそびに来てくださいね。