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雪道ミュウの集大成~ラッシュCS&霞うた杯3位~

はいどーも、たくちゃんです。
今回はレギュ落ちまで残り約2週間のミュウデッキの自分なりの結論について記していこうと思います。自分はミュウデッキをSVレギュが始まった当初から約11ヶ月間使ってきましたが、そのうち9ヶ月は雪道ミュウデッキを使ってきました。シティリーグや自主大会等でミュウデッキを使いたいと考えている人の役に少しでも立てれば嬉しいです。
もし良かったら合わせてこちらの記事も読んでみてください。
https://note.com/popopokepecho/n/ne76cb81f6ec1

主な直近の成績は

カードラッシュCS(約500人規模): 3位
CL京都:3-3
シティリーグ:ベスト8
霞うた杯(130人規模):3位
です。


1.何故雪ミュウを使い続けたのか


雪ミュウの強みは以下の3点です


①環境に有利なデッキがかなり多い


個人的な各対面の有利不利は以下の通りです。
サーナイト…先行:有利、後攻:五分
ロストギラティナ…先行:有利、後攻、有利
リザードン…先行:微有利、後攻:不利
ミライドン…先行:有利、後攻:有利
ロストバレット…先行:有利、後攻:微有利
ロストカイオーガ…先行:五分、後攻:不利
ターボトドロクツキ…先行:微有利、後攻:五分
インテウーラ…先行:有利、後行:有利
パオジアン…先行:有利、後行:有利
・ルギア
…先行:有利、後行:五分
・ブジン系統
…先行:有利、後行:有利
ミカルゲ入りデッキ…とにかく不利
雪ミュウデッキは先行を取ってしまえば、ミカルゲ入りを除けば、ほとんどの対面に有利を取れ、後攻でもロストカイオーガとリザードン以外には五分以上が取れています。一般的にはとても不利とされているリザードンデッキにも的確にプレイ出来れば勝率をある程度保てます。詳しくは後述します。またミカルゲに関してはリザードンがシェア率トップでミュウを牽制していることから採用率はかなり低いです。

②最も安定感のあるデッキである


雪道ミュウデッキはフュージョンシステムのおかげで毎ターン何枚もドローし続けられます。ミュウVとゲノセクト4枚ずつに加え、それらに繋がるボール系統の札が12枚入っています。更に森の封印石やウッウロボというサーチカードも入っているため、ポケモンが並ばないという事故が極端に少ないです。
また雪ミュウはフュージョンエネルギーが入っているFミュウに比べてポケモンやエネルギーの枚数が少なく、ロストスイーパーも多く採用されているためハンドが詰まってしまうことも比較的少ないです。 
従って毎ターン縦引きできる枚数の多い雪ミュウデッキは、事故率く安定感が非常に高いデッキとなっています。

③相手の妨害をたくさんできる


雪ミュウデッキにはジャッジマン3枚とナンジャモ1枚の計4枚のハンド干渉札と頂への雪道3枚が入っています。後攻1ターン目、先行2ターン目からジャッジマンと雪道を合わせて使うことができます。どんなデッキでもその動きをされたら全く動けないことや、技を打てたとしても盤面が乏しくなってしまう可能性があります。中盤以降もやりたいターンにやりたい妨害を行いやすいため、相手に要求を満たさせずに勝てることもできます。
苦手なデッキ相手にも序盤の雪道ジャッジマンや終盤の雪道ナンジャモで相手の動きを止めて勝てることもあります。  

このように雪ミュウは、高い安定感と豊富な妨害カードを兼ね備えいる上に有利なデッキが多いです。苦手なデッキにも2つの強みを活かしてある程度戦えるため、ドラピオン、ミカルゲ、リザードンという数々の逆境を乗り越えられるパワーと安定感があります。
そんな雪ミュウをSVレギュが始まってからほとんどの期間使い続けてきました。プレイミスもあまりせず、各対面に的確にプレイする練度があると思ったため、最後まで使い続けようと思いました。

2.使用リスト


12月の大会で使用した2つのリストのポイントと不採用カードについて解説していきます。

①カードラッシュCS 3位


ポケモン

一般的な雪ミュウと変わりありません。

ボール

・フェザー2&ネスト1&ベビボ1
元々はネスト2、フェザー1、ヘビボ1で使っていました。
ネストボールを強く使えるのは最初にポケモンを展開する時とポケモンが倒された時のみです。しかし、ベンチのポケモンが埋まっている時に引いてしまうと消費できずハンドが詰まってしまいます。
一方フェザーボールの方は、ベンチにミュウVを展開できるだけなく、Vmaxも持ってくる事ができ、尚且つ空打ちができるためハンドが詰まる要因になりません。
従ってハンドが詰まることとミュウに進化できず殴れない事故を減らすためにネスト1枚、フェザー2枚にしました。VIPパスを引いた際には優先してゲノセクトを置くようにします。
ヘビボに関しては、同じ種ポケモンが2枚以上落ちてしまう事がたまに起こるため、その事故を改善するために入れました。ゲノセクトが2枚落ちてしまうとフュージョンシステムの回数が減り、ミュウVが2枚落ちるとサイコジャンプが出来なくなります。そうするとデッキの強みが薄れてしまいます。

いれかえ札

・あなぬけのヒモ2、いれかえカート1
 あなぬけの枚数の方を多くしている理由は、バトル場のポケモンを倒すよりベンチのポケモンを倒す価値の方が高い場面に使えると強い事と、バトル場にHPの高いポケモンがいるけど、サイドを取りたい時に打つことによって容易にサイドを取り進められる事を評価しているからです。特に最後のターンには、ボスだけではなくひもを引けば勝ちという場面もたくさんあります。
ポケモンいれかえではなく、いれかえカートにしているのは、プレイでVmaxをいれかえられないデメリットをカバーでき、少ないが有効に使える場面がある事を評価しているからです。
例えば、サーナイト対面でミュウVにテレポートブレイクの10ダメージを受けても回復し、そのミュウに災いの箱を貼ることができます。ロストバレット対面でもおとぼけスピットorロストマイン+月光手裏剣をいれかえカートの回復込でゲノセクトが耐えます。更に赤ロスト対面でロストマイン12点受けたゲノセクトを回復させると次のロストマインで10点をゲノセクトに乗せなければならなくなり、残りのダメージを5点から2点に軽減出来ます。そうするとミュウVmaxに3点乗らないため、かじばのいっぱつ圏外になります。

・すごいつりざお
このカードはミュウデッキにあまり採用されないカードのため詳しく解説します。
現環境ではサーナイトのパワーが圧倒的に高く、その対策札としてセイボリーが採用されることが多いです。主にサーナイトとリザードンデッキに入っています。雪ミュウデッキは種ポケモンが8枚しか入っておらず、セイボリーで2枚トラッシュするとその試合では6枚しか使うことが出来なくなります。更にポケモンを1度倒されるとベンチが埋まらなくなり、フュージョンシステムで引ける枚数が減ってしまいます。
また、サーナイトとリザードン相手にはサイコジャンプをほとんどの試合で使います。セイボリーでミュウVをトラッシュし、ミュウVmaxを気絶させられた場合、サイコジャンプを使えなくなってしまい、サイドを3-3で取られてしまいます。
セイボリーを打たれてもミュウデッキの強みを活かすことができるようにするためにすごいつりざおを採用しました。

更にすごいつりざおが入っていることによって、ハンドの詰まりを改善することが出来ます。それは、ハイパーボールやロストスイーパーのコストとしてポケモンを切る事ができるからです。つりざおが入っていない場合、山札を確認していない際にミュウVmaxを切りたくないです。また試合の中盤以降のことを考えるといくつかデメリットがあります。ミュウVをコストにしてしまうとサイコジャンプが出来なくなったり、ゲノセクトVをコストにしてしまうとフュージョンシステムの回数が減ったりしてしまうため、極力ポケモンは切りたくないです。しかし、つりざおを採用していると迷わずポケモンをコストにできるため、ハンドの詰まりを改善し、フュージョンシステムでドローできる枚数を増やすことが出来ます。
まとめると、すごいつりざおはセイボリー対策とハンドの詰まり改善に役立つため個人的に必須だと感じています。

ポケモンのどうぐ

・森の封印石3枚

2枚と3枚採用のカードで引ける確率が大きく違い、3枚と4枚ではあまり変わらないため、3枚採用にして安定感を増してます。

・災いの箱1枚
災いの箱を絶対に使いたい試合はサーナイトとリザードンです。
サーナイト対面では、リバーサルエネルギー+6エネでミュウVmaxがワンパンされてしまいます。災いの箱を付けてしまえばサイコエンブレイスを3回打った時点で相打ちにすることが出来ます。

※サーナイトは、2エネを手張りかアルカナシャインで付ける+リバーサルエネルギー手張り+月明かりの丘で回復しないと災いの箱で気絶します。

リザードン対面では災いの箱80+パワータブレット2枚テクノバスター250ダメージでリザードンをちょうど倒すことが出来ます。

・こだわりベルト1枚、まけんきハチマキ1枚
以前はベルト2枚、まけんき0枚でずっと使っていました。ベルト2枚目は主にギラティナVSTARをベルト+タブレット×2枚でワンパンを2回するために採用していました。ギラティナVSTARを2回ワンパンしなければならない試合は、こちらがサイドを2枚取る前にギラティナVSTARが2匹進化してしまい、更にロストが次のターンに10枚溜まりそうな場合のみです。そうでない試合では、ギラティナVをパワー系1枚で倒したり、サイコジャンプを絡めながら相手の殴る回数を増やせば2匹をワンパンせずとも勝てます。
早期にギラティナ2匹が進化し、ロストもかなり溜まってしまった場合、1匹目をベルト+タブレット2枚で倒し、その返しにスターレクイエムでVmaxをワンパンされます。その際にまけんきハチマキが発動するため、ベルト2枚目と同じ役割を果たしてくれます。

次にまけんきハチマキの強みについて解説します。
まけんきハチマキはどの対面でもタブレットの5枚目になり得ます。よく採用されているおはらいグローブはサーナイトとロスト系統のキュワワーやヤミラミにしか使えません。仮にタブレットがサイド落ちしていたり、途中で無駄使いしてしまったりした場合でも、まけんきハチマキはどの対面でもタブレットの代わりに使える可能性があります。また純粋にタブレットの枚数が増えていることになるので、こちらが相手のポケモンをワンパンする要求値が下がります。

まけんきハチマキを特に強く使える試合を紹介します。どの場合もタブレットが1枚サイドかトラッシュにあると仮定します。

①VSトドロクツキ入りの構築
こちらが取ったサイドが2枚以下でトドロクツキにカラミティストームでミュウVmaxをワンパンされた時、2匹目のトドロクツキのことを考えるとその試合では計4枚のパワーアップ札が必要になります。1匹目をまけんきハチマキ+タブレットで倒すと、その後に相手のベンチにトドロクツキが出てきたとしても残りのタブレット2枚で倒すことが出来ます。
②VSサーナイト(詳しくは後述します)

相手にサイドを3-2と取らせた場合に、こちらの残りのサイドが2枚の時にまけんきハチマキを有効に活用することが出来ます。パワータブレット3枚と合わせてサーナイトexをワンパンすることが出来ます。

③VSリザードン(詳しくは後述します)
リザードン対面では先殴りができる場合必ず最初にサイコジャンプを使います。その際にタブレットを消費するため、山のタブレットの枚数が少なくなります。仮に早期に殴ってきたリザードンexに箱の80ダメージを与えられたとしても、パワー系2枚を揃えるは少し難しいです。そこでまけんきハチマキがあると要求を満たせる確率が上がります。

以上のように、タブレットを1枚失っていたとしてもまけんきハチマキがあることによって、相手のHPの高いポケモンを倒せるようになります。

サポート

・セイボリー
基本的にはサーナイトのミラージュステップ対策です。ミラステでベンチにキルリア3匹の他にラルトスまでいると、後半の雪道ナンジャモの耐性が上がってしまいます。それを防ぐために、ミラステの返しにセイボリーを打てるとかなり強いです。
詳しくは過去の記事を読んでください。

・ジャッジマン2枚
サポートを7枚にするとサポートのせいでハンドが詰まってしまう事故が起きてしまいます。そのためサポートの枚数は最低限の6枚にしたく、ジャッジマン3枚目をセイボリーにしました。

・ナンジャモ1枚
一般的な採用枚数です。序盤は事故っている時以外は使わず、手帳で使い回せるため1枚採用です。
・ボスの指令2枚
一般的な採用枚数です。ほとんどの試合で2枚使うのでサイド落ちした時ややハイボのコストにした際には手帳で戻しましょう。

スタジアム

・タウンデパート1枚
ピン刺しのポケモンのどうぐが多く、それらにアクセスしやすくするために採用しました。また、森の封印石4枚目になるため序盤の事故率軽減にも役立っています。

・頂への雪道3枚
CL横浜の時はリザードンが環境に多くなかったため2枚の採用でした。しかし現環境では、リザードンのシェア率が20%前後もあります。リザードン対面では毎ターン雪道を貼りたいです。そのため、貼れる回数と確率をあげるために3枚採用に増やしました。

②CL京都、シティリーグ、霞うた杯

変更点


ウッウロボ4枚目▶災いの箱2枚目
セイボリー▶ジャッジマン3枚目

まずジャッジマンについて解説します。
先程も述べたように2枚と3枚では大きく引ける確率が違います。後攻1ターン目にジャッジマンを打てなかった場合、先行2ターン目に相手が強い盤面を形成しながら殴り始めてしまいます。それを防ぐために必ず後攻1ターン目にジャッジマンを打ちたいです。
また、リザードンやサーナイト対面では特に毎ターンジャッジマンを打って妨害したいです。仮に1ターン目にジャッジマンを最初に打てたとしても、次のターンに打てなかったら強い盤面を形成されてしまいます。
初手にジャッジマンを打ち、更にその後も継続的に打ちたいという目的で枚数を増やしました。
セイボリーを抜いたことによりサーナイト相手に先行2ターン目にミラージュステップでフルに展開されるとかなりきついです。しかし、サーナイトはラルトス、キルリア、サーナイト等のサイド落ちに左右されやすいことと、ジャッジマンを連打することにより毎ターン理想の動きをされるとは限らないということを考慮してセイボリーを入れなくても良いという判断になりました。また、災いの箱を2枚採用することによって少しだけ強くなっていることも後押しになりました。

次に災いの箱2枚目についてです。
前述の通り、リザードンとサーナイト対面では必ず災いの箱を有効に使いたいです。しかし箱がサイドに落ちてしまったり、箱を避けられたりした場合負けに繋がってしまいます。2枚にすることによって引ける確率が上がるのはもちろん、ミュウVmax2匹に付けてダイミラクルを打てるようになります。ダイミラクルを打ちたいが、箱1枚採用の場合、ボスやカウンターキャッチャーで箱を避けながら相手はサイドを3枚取る事ができます。しかし箱をVmax2匹に付けることでロストスイーパーを使う以外に相手は箱を避けながらミュウVmaxを取る事が出来なくなります。
他にもトドロクツキにも災いの箱を当て、倒しやすくしたいため、箱の2枚目が生きる場面は多いです。

しかし箱の2枚目を採用する枠がなく、悩みました。ウッウロボを3枚に減らすという考えは以前は全くありませんでした。グッズを切りながら50%で好きなカードを持ってこれるこのカードは間違いなく4枚採用だろうと思っていました。しかし、シティリーグの結果を見てみると、ウッウロボ3枚採用で優勝している雪ミュウのリストを発見しました。そこで試してみると、ウッウロボ3枚の弊害はあまり感じずに、従来通りの安定感でデッキを回すことが出来ました。また、すごいつりざおを採用していることによりハンドが詰まる確率が少し減っているので、ウッウロボを1枚減らしても大丈夫だろうという結論になりました。

③不採用カードについて


・スナッチアーム
雪ミュウにスナッチアームが入ってることは多いです。このカードを使うことにより相手のハンドを見てプレイができるというメリットはありますが、最も強い使い方はジャッジマンの後に打つことです。ジャッジマンを打つためにフュージョンシステムを数回使用するため、ジャッジマンを打ったあとに更にスナッチアームを引くのは要求が高いです。ジャッジマンの後に引ける確率を上げるため、採用するなら3枚だと思っています。しかし、ジャッジマンを打つ前にハンドに来てしまった際には無駄打ちをせざるを得なかったり、ハンドにかかえたとしてもフュージョンシステムの枚数が減り結局ジャッジマンを引けなかったりなどの使いにくい場面も出てきます。また、ジャッジマンの後にスナッチアームをしても必ずしも相手が止まるという保証は無いです。そもそも雪道ジャッジマンで十分相手の妨害はできています。
そのような使いにくい上に枠も3枠消費してしまうカードを入れるよりも、他の強いカードを入れた方が良いという結論になりました。

・デヴォリューション
このカードもミュウデッキに入っていることが多いです。リザードンが2匹立ってしまった際に退化させ、ワンチャンを作れるカードです。しかし、雪ミュウはハンド干渉札4枚と雪道3枚でそもそもリザードンを2匹立たせないように立ち回るデッキなので、もし2匹進化されたら負けと割り切って良い仕方ない試合だと考えてます。またリザードを経由して進化したリザードンを退化させてもあまり意味が無いです。

・ロストシティ
ロストバレットの輝くポケモンやサーナイトやキルリアをロストに送れる強いカードです。スタジアムは5枚採用するとハンドが詰まる原因となってしまうため、4枚までしか採用できません。リザードンを重く見て雪道3枚は確定枠です。ポケモンのどうぐの種類が多く安定感を重視したいためタウンデパートを採用していますが、ロストカイオーガが増えている今ロストシティを採用した方が強いかもしれません。欲しいスタジアムは縦引きかウッウロボで持ってこれる可能性が高いので。

・フュージョンエネルギー2枚
リザードンがミュウデッキの母数を減らしていることもあり、ミカルゲを採用している人はCL横浜の時ほど多くないです。そのためミカルゲはケアしないことにしました。

・チョボマキ-アギルダー
リザードンやトドロクツキをワンパンできるポケモンのため、それらへの勝率を上げられるのは間違いないです。しかし、約7%の確率でチョボマキがスタートしてしまいます。逃げエネが3な上にHPが低く容易にサイド1を取られ、残りはVmaxとVだけでよくなってしまうため、スタートした際の勝率が下がってしまいます。特にシェア率が上がっているロストバレットにスタートすると非常に弱いです。またポケモンとエネを少なくとも2枚ずつ増やすことになるため、フュージョンシステムでハンドが詰まりにくいという雪ミュウの強みが少し薄れてしまうのも懸念です。それらの理由のため、採用には至りませんでした。

3.基本的な立ち回り

・盤面
バトル場ミュウ、ベンチミュウ×2、ゲノセクト3です。
ゲノセクトを4置いてしまうとサイコジャンプが出来ず、サイドを3-3で取られてしまうため負けに繋がります。必要札を揃えたら勝ちorかなり優勢になるという時以外には4匹目は絶対に置いてはいけません。

・サイド落ち
1回目は、ポケモン、サポート、タブレット、雪道の枚数と手帳とつりざお、まけんきハチマキの有無を初めに確認します。リザとサナには箱の枚数、VSTAR主体のデッキにはベルトの有無も確認します。
1ターン目の終盤にエネといれかえ札の枚数も確認してください。最初に確認すると大変なので山が少し薄くなってきたタイミングで大丈夫だと思います。

・序盤
先行2ターン目はベンチに控えているアタッカーを狩る時以外はジャッジマンを打ちます。後行1ターン目は必ずジャッジマンを打ちます。
サイド2主体のデッキにはミュウVmaxのまま殴ります。トドロクツキやドラピオンが入っている可能性のあるデッキには箱をつけましょう。
リザードンやロストバレット相手にはタブレット込サイコジャンプを2ターン宣言してVmaxは返ります。その際に箱付きのミュウを押し付けましょう。

・中盤~終盤
ベンチのポケモンを狩る時以外はとにかく雪見+ジャッジマンorナンジャモ連打で相手の要求値を上げながらサイドを進めていきます。


4.各対面の立ち回り


①ピジョットリザードン


ラッシュcs3-2、CL2-2、霞うた杯1-0の計6-4で、負けた試合は全て後行です。


☆必ずサイドを3-3で取られないようにリザードンが立つ前はサイコジャンプを序盤に打ちます。
☆災いの箱が2枚入っているのでロストスイーパーやカウンターキャッチャーで避けられても必ず1度は箱をリザードンに当てることを意識します。

~先行~
先行2ターン目は必ずジャッジマンを打ちます。そしてタブレット込みサイコジャンプでヒトカゲやミュウを倒しながら返ります。(ポッポはHP50なのでタブレットは必要ないです。)その際に必ず災いの箱付きミュウVを押し付けます。雪道も貼れるとかなり良いです。

後行2ターン目に相手が進化出来なかった場合
相手のハンドの枚数を見てジャッジマンを打つか判断します。またここでは雪道は絶対に貼りましょう。2ターン目と同じようにサイコジャンプで箱付きのミュウVを押付けます。

※リザードがベンチにいる際には箱付きミュウVmaxで倒しながら雪道を貼りましょう。ダイミラクルを打つ際は必ずベンチのミュウVmaxにも箱をつけてください。付けられない場合は進化せずにテクノバスターを打ちます。またヒトカゲが1匹になった場合もボスで倒しましょう。

最後ロトムVやネオラントVを取ります。


後行2ターン目にリザードンに進化された場合
 箱を当てられたらタブレットorハチマキ計2枚のテクノバスターで倒しながら雪道ナンジャモを打って1ターン止めます。
 箱をロストスイーパーやカウンターキャッチャーで避けられた場合はタブレット2枚使って箱付きミュウVmaxで250当てます。その際に雪道ジャッジマンを打ちます。そうすると箱を避けられない可能性が高いため、250乗ったリザードンが次のターンに相打ちになります。そしてもう一度雪道ジャッジマンorナンジャモをして相手を止めます。

最後ロトムVやネオラントVを取ります。

まとめると
1(ジャンプ)▶1(ジャンプ)▶2(リザードン)▶2(ロトムやネオラント)
これが理想の動きです。
後行2ターン目にリザードンが進化した場合は箱を当てて途中の雪+干渉で止めなければなりません。
※ロトムやネオラントが盤面から消えた場合はもう1ターンお祈りになります。

~後行~
後行1ターン目に雪道ジャッジマンを打ちながらバトル場のミュウVに箱をつけます。

先行2ターン目に進化されなかった場合
上記のこちらが先行の場合と同じ動きをします。サイコジャンプを連打します。

先行2ターン目に進化された場合
・箱を当てられたらタブレット2枚で倒しながら雪道ジャッジマンを打ちます。またそこに箱2枚目を付けられると仮にもう1匹リザードンが立っても倒すことが出来ます。ベンチにピジョットまでいる場合は、箱を付けずにまけんきハチマキ+タブレットで倒します。そうすることでピジョットをタブレット3枚で倒せるようになります。
・箱を当てられなかった場合は、タブレット2枚使いながら箱付きテクノバスターで250を当てて相打ちを狙います。

後はハンド干渉+雪道でお祈りしましょう。ベンチにヒトカゲが1匹の場合やリザードがいる場合はボスで倒しましょう。

②サーナイト


☆理想の動きをされないようにハンド干渉を積極的に打ちます。
☆箱をアルカナシャインのサーナイトに当てることを意識します。
☆最終ターンにタブレットと負けん気ハチマキ計4枚でサーナイトexを狩ることを意識します。

~先行~
先2
相手のハンドが3枚以下かつ1ターン目にサポートを打っていない場合を除いてジャッジマンを必ず打ちます。

後2
ミラージュステップでベンチ展開

先3
相手のハンドが多い場合を除いて、ボスでキルリアを狩ります。多い場合はジャッジマンで流します。進化したミュウVmaxには必ず災いの箱を付けます。そして雪道で蓋をしましょう。

後3
箱付きをリバーサル+6エネサーナイトでVmaxをワンパンされサイド3-3
(箱をカウンターキャッチャーで避けられた場合はもう一度箱を押し付けます。)

先4 
タブレット4枚とハチマキが残っているならタブレット1枚サイコジャンプで返ります。

後4
Vを取られサイド2-1

先5
タブレット3枚+まけんきハチマキでサーナイトexをワンパンして勝ち

※サーナイトexをワンパンできない場合は雪道ナンジャモで相手を1ターン止めます。

~後行(先2ミラージュステップされた場合)~
後1
必ずジャッジマンを打ちミラステの確率を下げます。
▶ミラステ

後2 
上記と同じように相手のハンドの枚数と前のターンの動きを見てジャッジマンを打つか考えます。打たなくても良いと判断した場合はボスでキルリアを狩りながら箱を付け、雪道も貼ります。

以下いくつかの分岐があるのでそれぞれ開設します

・先3に箱付きミュウVmaxをアルカナサーナイトでワンパンされた場合(サイド3-4)
後3
雪道ハンド干渉しながらまけんきハチマキサイコジャンプ。(3-3)

先4 Vを狩られる(1-3)

後4 雪道ナンジャモで止めてダイミラクル(1-2)

先5 相手が止まる

後5 タブレット+まけんき計4枚でサーナイトを倒して勝ち。

・先3にカウンターキャッチャーで箱を無視された場合(サイド4-5)
後3
雪道ジャッジマンしながら箱をもう一度押し付ける。(4-4)

先4
箱付きミュウVmaxとアルカナサーナイトが相打ち(1-3)

後4
雪道ナンジャモで相手を止める

後5
サーナイトexをワンパン

・先3、先4でベンチのポケモンVを2回駆られた場合(サイド2-4)
後4
ナンジャモで相手を止める。
※雪道が残り1枚しかない場合ここでは我慢して貼らない。
(2-3)
後5
手帳でナンジャモを戻して雪ナンジャモでもう一度止める。
(2-2)
後6
サーナイトexワンパン。

この最後の箱を全て避けられた場合は2ターン相手を止めなければならないのでかなりきつくなります。

※相手がミラージュステップをせずに早期にサーナイトexで殴ってきた場合はそれを全力で倒しに行きます。
※相手はミラステしないと終盤のリファインとアルカナシャインの回数が減るため雪道ナンジャモで止まる可能性が高くなります。そのため手帳でナンジャモを戻して2回打つことを意識しましょう。


最後に


 ここまで記事を読んでくださりありがとうございました。これからシティリーグを控えている人やミュウが好きな人や最後にミュウを使ってみたいなと思っている人の役に少しでも立てたら幸いです。質問や相談などありましたら気軽にたくちゃんにDMを送ってください!いつでも喜んで答えます!











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