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モーニングという名のドーピング

ぽぽみうむです。
先日、近所の喫茶店にてモーニングをいただきました。その結果、QOLが爆上がりしたので、共有いたします。

私は喫茶店の街、名古屋出身なので、喫茶店のモーニングデビューは人より早かったかと感じています。確か幼稚園児とか小学校低学年とかだったと思います。
というのも、祖父母の家の近くに、かの有名な「コメダ珈琲店」がありました。そこで、モーニングを食べるのが定番コースでした。独特の店内のにおい、ふわふわのトーストの味、思い出の地という感じです。

時は流れ、大学生になりました。下宿先の近くにはなんと、「コメダ珈琲店」がありました。聖地との対面。私がコメダ珈琲店に行くのは、祖父母の家に行くときくらいだったので、「聖地がまさかこんな近所に…」とドキドキわくわくしました。

そんな訳で、私は大学4年間で何度かコメダに通いました。就活の準備だったり、日記を書いたり、試験勉強だったり…モーニングしか知らなかった私が、「シロノワール」デビューを果たした時、とっても悪になった気分がして、それもまた、わくわくしました。

さらに時は流れ、卒論を書き上げる時期にさしかかりました。そんな大事な時期なのに、私は朝、起きられませんでした。「早起きしてえらいからもう少し寝よう」と思って、気付いたら夢の中…。という日々でした。常にお昼以降に大学に着くという不良を極めておりました。
そんな中、研究室の友人から何とも素敵な提案をされました。

「明日コメダ珈琲店でモーニング行かない?」

聖地でモーニング。祖父母の付き添いではないモーニング。特別感しかありません。私は二つ返事でその誘いに乗りました。そして、わくわくした気持ちで眠りにつきました。

翌日。6時50分に起床しました。オープンが7時なので、少し出遅れた感がありました。しかし、脅威のスピードで支度を済ませ、7時半にコメダ珈琲店に到着。いつもなら寝ている時間です。

しばらくすると、誘ってくれた友人もやって来ました。すでに、別のお仲間も入店しており、3人でモーニングタイムを満喫することとなりました。

いざ入店すると、とってもいいにおいがしました。コーヒーのにおい、パンのにおい、たばこっぽいにおいでしょうか。独特の、落ち着くにおいに包まれました。

そして、ホットミルクを注文し、たまごペーストと食パンのモーニングセットをつけてもらいました。
(ちなみに、ゆでたまご、小倉あんも選択できます。お仲間のMさんは小倉あんにしていました)

「めっちゃ早起きで清々しい~」
「こんなに早起きしたの久々」
「約束していたから、早起きできたよね」

そんな感じで感動を共有し、思い思いの活動をしました。Mさんは新聞を読み、Aちゃんは絵を描き、私は、noteを執筆しました。

1記事書き終わった頃、時計は10時を指していました。
「もう大学に行かなきゃ」
そうして私たちは大学へ向かいました。

普段なら、10時に起きていたのですが、10時にはnoteの記事を1つ書き上げていたことで、すごく得した気分になりました。学校に着いてからも、集中して卒論に取り組むことができました。さぼりたくなっても、「今日は素敵な朝を過ごしたんだから、ここで怠けてはもったいない」と思うことができました。一気に卒論が進み、生活リズムが整い、最高な気分で一日を終えました。

そんな訳で、モーニングによる充実感や意欲は24時間続きました。喫茶店のコーヒー代は、大体500円。決して安くはありません。家だったら、50円くらいで飲めるのではないでしょうか。
でも、500円で、どうしよもなく、怠惰でだらしがない自分と決別できたので、私は正しい投資だったのではないかと考えています。

一人暮らしをしてからというものの、朝ごはんを食べなくなってしまいました。高校生までは母親が朝ごはんを用意してくれていました。しかし、自分で用意するとなると、面倒になってしまうのです。しかも、起きたら昼なので、朝が消滅しているのです。
ですが、モーニングに行くことで、空間的にも習慣的にもリフレッシュすることが出来ました。久しぶりに「朝」を堪能することが出来ました。これからも、モーニングに繰り出そう、そう決心しました。

そんな訳で、日常に満足していない方は、500円で幸せとやる気が24時間続くドーピング剤、「モーニング」を試してみてはいかがでしょうか。


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