ラマダンしようと試みた
ぽぽみうむです。
今日は休日なので、引きこもりデイです。インドネシア人の友人が現在、「ラマダン」という、断食期間に入っているので、私も挑戦してみることにしました。
やろうと思った経緯は、単純に、お昼ご飯を注文していなかったからです。本当は、お昼にレトルトカレーを作ろうと思ったのですが、まあ、めんどくさいので。
せっかくなら、異文化体験をしてみよう!てな訳で、挑戦することにしました。
本当のラマダンは、夜の6時くらいから、午前3時までしか食べたらあかん!って感じらしいです。
でも、朝ごはんは注文していたので、朝ごはんは食べて、昼の間に断食してみることにしました。
午前9時半。朝ごはんを食べ終わり、いざ、断食生活スタートです。
読書をして気を紛らわす作戦に出ました。「嫌われる勇気」でおなじみのアドラーさんの本を読みました。難しいけど面白くて、やっぱり心理学とか人間について学ぶのは面白いなあ、なんて考えていました。
11時50分ごろ、読書終了。お腹すいた。でも食べたらだめだ…。でもお腹すいた…。でも…。
カントリーマアムの大袋開けていました。
食べていました。
断食終了です。
そして、しばらくして、コンビニに用事があったので、遠征しました。カントリーマアムの消費です。罪滅ぼしの意識です。
帰ってきて、寮の友達とプリン食べました。
ばかうけの大袋開けました。
全部の味を1袋ずつ食べました。
罪を重ねました。
むしろ煩悩に支配されまくった結果となってしまいました。
少し調べたら、そもそも、ラマダンは、飢餓の人の苦しみとかを理解するためだとかなんとか出てきました。
嗜好品を貪り食うという、まったくラマダンに反する行為をしました。
あえなく、ラマダンチャレンジは失敗しました。私はムスリムではないので、「あちゃあ」で終わりますし、明日から普通に3食食べると思います。
でも、今回のチャレンジは決して無駄ではなかったと思っています。
まったく達成できなかったラマダンを、イスラム圏の人は当たり前のようにこなす。そして、一見当たり前だけど、実際はものすごく辛い。
そして、そんな辛い日常が当たり前の人がこの世にはいる。
そんなことに気付きました。
そして、夜は、インドネシア人の友達が郷土料理をおすそ分けしてくれました。牛肉とパイナップルとブロッコリーの炒め物でした。なんかスパイシーでした。めちゃくちゃおいしい。
もしかしたら、一生食べることはなかったと思うと、インドネシア人の友達ができて良かった、なんて思いました。
知らなければ、知ろうとしなければ、一生関わることのない世界が、世の中にはたくさんあるんだなあ、と思いました。
食わず嫌いすることなく、色んな経験をすることは大切なことであり、素晴らしいことだと思います。
そして、そのことを姉に話したら、「私も食べてみたいから、レシピ聞いてきて」なんて言われました。
私の友達がきっかけで、姉も異文化に触れることができるのだと思うと、少しうれしく思いました。
せっかくの外出自粛。バーチャルな島に行くのもいいですが、現実世界でどんなことが起きているのか、きょろきょろしてみるのもいいかもしれませんね。
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