見出し画像

バス運賃値上げで ますます「限界地域」化する 大田区東部

京浜急行バス 9月に運賃値上げ 220円から240円に

京浜急行バスが整理券区間の初乗りと 都内路線の値上げのニュースが入って来た

整理券区間 自分の使う範囲では横須賀市・三浦市周辺でもともとバス運賃が高い

しかし都内路線の値上げは「限界地域」を抱える路線が多い

東糀谷6丁目 森ヶ崎 大森東五丁目など 23区の限界地域とまで言われている

大鳥居駅停留所 東糀谷6丁目方面

1時間に2本という三浦市・横須賀市周辺に近いダイヤ ただでさえバスに乗る人がいないのに値上げでますますいなくなる

東糀谷6丁目周辺

日曜日の午前1030(午前10時半)近くで東京23区 人が全く歩いていない 三浦地区の方がまだなんだかんだ歩いている

東糀谷6丁目団地

かっては電業社(東芝東京工場) 石井鐵工所東京工場がありそこに通う通勤客で賑わった 地方移転や業務縮小が相次ぎ 周辺部にある協力会社も後継者問題で廃業が相次いだ

それに伴い人員不足が手伝ってバス路線が減便になる ますます人はそこから離れ 地方に見られる限界集落に近くなる

北前掘緑地

歩いていても人と出会う事はない そこに人の生存を確認できる事項はテレビ番組の音だけ それも「サンデージャポン」の音が流れてきた

旭橋から眺める 大森南地区(森ヶ崎)

旭橋から新呑川を渡り大森南地区(森ヶ崎)に入る

東京労災病院

まるで要塞のような「東京労災病院」 バスの森ヶ崎はここが終点だ

大森駅・蒲田駅ー森ヶ崎のバス路線が維持してるのは 東京労災病院に通院やお見舞いの人達の利便性だろう

京浜急行バス 森ヶ崎折り返し所

東糀谷6丁目よりマシなのは まだ大森駅・蒲田駅 ごくたまに川崎駅行きが出ている

それでも1時間に2-3本のダイヤ 吉幾三の歌ではないが「バスは1日1度来る」になってもおかしくない

老人保険ケア施設

限界地域化を表す指標が 老人保険ケア施設などの老人関連の施設が多い

若い人達が出て行って残るのは老人ばかりと 地方の限界集落と同じ現象をおこしている

大森南地区(森ヶ崎)

この通り人が歩いていない有り様 ここでもテレビ番組の音(新婚さんいらっしゃい)と洗濯物が人類の生存確認

本当にここは東京23区か?と思えない雰囲気

避難橋前の廃?工場

旧呑川緑地を通り避難橋へ向かう 途中廃?工場らしき建物

避難橋

避難橋を渡り東京モノレール「昭和島」駅に向かう モノレールのダイヤは10分から15分に一本の バスよりいいダイヤだが生かし切れていない

東京モノレール 昭和島駅

まとめ

この地区もものすごい「閉鎖的ムラ社会」で 子供のいじめなど ここを学区域とする小中学校で多発 商店街で商品を買っても「買った商品」でウワサになり 近所に知れ渡る

高知県土佐市と同じ現象が都市部でも起きている 地区から出て行くのは若い人達で残るのは老人

雰囲気的に持っていたドールを出せない状況

昔何かの軍事本で読んだ「中性子爆弾」を落とされた雰囲気である 中性子爆弾は生物を○害して建物やインフラを残す爆弾

見えない「中性子爆弾」が地方や都市部を襲い 限界集落・限界地域を生んでいる

限界集落・限界地域の解決方法は「閉鎖的ムラ社会」を改める事である

都市部でも着実に進む限界集落・限界地域

長文失礼しました 終わり