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人生を豊かにする習慣化を促すカルチャーが生まれた理由と仕組みの作り方

最近おこなっていることの内省が流行っているぽぽ(あだ名)です。WHEREのカルチャーとなりつつある、習慣化について内省してみたのでアウトプットしてみます。

ぽぽさん、もう若くないんですよと言われた衝撃

いま32歳の僕ですが、休みなく働く日々で追い込んでは熱を出して休むを繰り返すようになった30歳以降。自分ではなんか調子悪いな〜くらいな感覚だったけれど、チームのみんなは本当によく見ていて言われた一言。

ぽぽさん、もう若くないんだからちゃんと休んでください。

え!適度に休んでるつもりだった自分には衝撃的な言葉。ただ体にはちゃんと現れているし、振り返ってみると経験したことない発熱や帯状疱疹やウイルス性胃腸炎など自己管理が経営者の仕事といわれるなかで、恥ずかしくて言えないくらいの結果。自分のことは自分が一番知らないとはこのこと。

課題をわかっていながらも、相変わらず仕事しているか夜は毎日会食。騙し騙しに運動したり、ビールをハイボールに変えたり。ただ全体から見ると変化がないくらいのもの。笑

頭のなかにはずっと改善しなきゃはありつつも、日々できないことへの罪悪感と今はなにもかも置いて会社を頑張るときだと言い訳。

そんな日々に兆候が指したのはコロナによってあらゆるものが止まったこと。止まったことが良いのではなく、あくまで立ち止まる機会ももらえたとこ。

一人でできないならチーム戦で習慣化

コロナで過去一番時間ができて(自分でコントロールできる時間)、これは最大の機会と思い改善するにあたって、これまでの反省をしてみました。

ちなみにここまで背水の陣なのは、僕らWHEREは心の豊かさを掲げており、そのために自己変革と健康は常に伝えていたのでダブルアタックで経営者である僕が体現するというプレッシャーもあり。笑

これまでの傾向
パーソナルトレーニング → 出張等でいかなくなる
食事コントロール → 会食などで折れてしまう

ここで気づいたのは、
・数回は続くがそれ以上に日々の積み重ねが大きい
・一人の意思は弱い
ということ。

そこでアプローチを変えて一人ではなくてチーム戦という考え方を取り入れました。まずやってみようとノリの良いチームにとても助けられてます。いつもありがとうございます。

よくよく考えてみると、
きっと他の人も習慣化したい(自分を変えたい)けどできてないことあるんじゃないか?
巡り巡って仕事にも影響するのでは?
とメリット尽くしと思って相談してみたところからはじまりました。

自己認知と、目標設定と、継続性の設計

チーム戦アプローチから、具体的にどうやって落とし込むのか。これはこれまでの試行錯誤の数々を活かすことで割とスムーズにいきました。失敗を失敗のままで終わらせないことに定評があります。笑

実際仕組みにしたものがこちら。

習慣化のお約束
・シーズン毎(3ヶ月に一度)に新しい習慣を1つのみ設定
・シーズン合宿にて自分で考える習慣を3つ挙げて、背景とともにチームにシェア
チームメンバーはFBをし、最終的に自分で3つのうちから1つを設定
・設定した習慣はLINEのノートに記載
・月1回の月初会議で月の評価とシェア、フィードバックを実施
・設定した習慣ができたかできなかったかを毎日LINEのノートのコメントに記載
・毎日のコメント記載期限は日付が変わるまでとし、コメント時刻で厳密に管理
※ネットがつながらない、やったのにできてなかったなどは考慮しないため、ぎりぎりでの記載はオススメしない
・評価基準は以下の通りとし、月とシーズンでそれぞれ平均を厳密に管理する
100%以上:Crazy
70〜99%:Good
41〜69%:So so
40%以下:bad
※1度できなくても挽回のチャンスがあるためモチベーションを維持しやすい
※評価基準の指標はシーズン毎に見直し
・評価がGood以上の場合は、シーズン合宿にて新しい習慣を設定
・評価がSo soの場合は、継続チャレンジ
・評価がbadの場合は、習慣の目標が高いため習慣を見直し
・お互いに褒め合う!(最も大事)

自己認知を高めるために、他者の視点を取り入れること(最終決定は自分ですることが大切)と、設定した背景も共有することでチームでの応援がしやすい環境づくりを意識しました。

また自己肯定を高めるために、挽回のチャンスある評価設定(70%以上であれば良い)と、お互いに褒め合うことを大切にしています。

逆にできたかできなかったかはとても厳格にしました。これを曖昧にする習慣化も曖昧になってしまうためです。

また具体的な目標設定も数々の試行錯誤からポイントだったので設定のポイントを以下のようにまとめました。

習慣を設定する7つの秘訣
① 人生のウィニングショットとなる習慣を設定
○ 毎日本を1p以上読む
☓ トイレに我慢せずに行く(人によっては該当する可能性があるがあくまでも例として)
② 具体的な行動まで落とし込む
例)
○ 毎日改善点を1つあげる
☓ できない自分と向き合う
③ 頻度と重みと行動の要素を網羅すること
例)
○ 週(頻度)3回(重み)親に感謝を伝える(行動)
☓ 毎週(頻度)親に感謝を伝える(行動)
④ 具体的な表現を使用する
○ ケーキ、アイクリームなどの甘いものを週3回までとする
☓ お菓子を週3回までとする(←お菓子の基準が曖昧なため)
⑤ できるけど、継続することが難しいことを設定する
例)
○ 毎日バックログを最新に保つ
☓ 毎日腕立て100回する(←人によるが、そもそも腕立てを連続100回できることが前提になってしまう)
⑥ どんなに小さいことでも本人にとって継続が難しいことであればOK
例)
○ アイスクリームは週3回まで(前提:毎日アイクリームを食べている人)
☓ 毎日歯を磨く(前提:毎日歯を磨いている人)
⑦ ビジネス目標と依存関係になる習慣を設定しない
例)
○ 毎日KPTノートをつける(ビジネス目標:月に4本記事をリリース)
☓ 毎日記事を書く(ビジネス目標:月に4本記事をリリース)
背景として、人生が豊かになるための制度のためビジネスではないことを徹底。

実際、僕が設定したものはこちらです。
4月:筋トレを週2回実施 / Good達成!
5月:筋トレを週3回実施 / Crazy達成!
6月:筋トレを毎日実施 / Crazy達成!
※筋トレ内容は細く設定していますがここでは割愛しています。
結果、過去最高に心身ともにベストな状態をキープしています。7月に入り出張や旅行でできなかった日が5日くらいあったので、出先でどうやるかが今後大事になりそうです。

2シーズンで、1シーズンに設定したものがおこなわれつつ新しいものができるかが大事だと思っているので、また結果はどこかのタイミングでニーズがあればお伝えできればと思います。

少しでも皆さんの人生が豊かさに貢献できたら嬉しいです。


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