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瞑想したらこうなった ②

深い瞑想が行えるようになってきたある日、私に起きたびっくりな出来事

それは・・・貧血です

ただ椅子に座ってマントラを唱えていただけなのに貧血を起こしました

そういえば少し前にTVで、ヨガの達人は瞑想中、血圧が限りなく0に近づくとやっていました

なになに私もとうとうその域まで行った訳?と、ちょっと嬉しかったりして

他にも、瞑想中一瞬ですが、まばゆい光を見たこともありました

その頃からでしょうか

これってどうなの?と思える心の変化が、私に起こり始めたんです


達観するには早すぎる

私に起きた心の変化を一言で言うと

"欲がなくなってきた“

です

まだ若い時分のこと、本当だったら自分を少しでも綺麗に見せるために、ファッションだったりコスメだったりに興味が尽きないはず

なのに不思議と何にも欲しくないんです

自分のことが、だんだんどうでもよくなるような感じです

そして、全ての事柄に対して興味が薄れてきたことと、瞑想との間の関係性にようやく気がつき始めたある日、突然こんな思いが湧き上がってきました


私の人生、このままいって本当に面白い?


私の出した答えは、NO! でした

このままいったら私、修行僧のようになってしまう!

人として自然な欲求を感じて人生を楽しみたい!

そう思ったんですね(あくまでも個人的見解です)

それで、それっきり瞑想はお蔵入りしてしまいました

そうして私はまた、欲にまみれた俗世へと帰っていったのでした


再開

あれからウン十年、ようやく瞑想を再開する時が来ました

そのきっかけは、とある経済的成功者の動画です

その方は、「世の成功者の殆どは瞑想をしている  僕もしている」と言っていました

しかも、その方の瞑想がTM瞑想法だと言うんです

その懐かしい響きと、成功者が皆さん実践しているということに刺激を受け、再開を決めました

けれど今となっては、瞑想をするまでもなく、既に大して欲しいものもなくなりつつあります

足るを知る境地と言っても良いでしょう

なら、どうしてまた瞑想を再開したか

それは、これから先さらに達観することで、我欲や物事への執着をなくし、来たるべきシニアライフに備えたい気持ちがあるからです

シニアライフなんて言うと、聞こえはいいですが、待っているのは生老病死ですから

そこをゆらぎのない心で乗り越えていくためにも瞑想を続けていきたいのです


あと書いていて思い出したのですが、私がTM瞑想法と出会うきっかけとなった本に、印象的なエピソードがありました

著者の実父が亡くなった時、瞑想のお陰で、その事を心穏やかに受け入れられた、というエピソードです

ですので、今大切な人やペットを亡くして苦しんでおられる方にとっても、瞑想は、もしかしたら大きな助けになるのかもしれないな、と思いました


瞑想を続けていて、また何か変化がありましたらご報告しますね


読んでいただきありがとうございました








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