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コロナ禍NYC旅行 ③Why now?

 2022/4/14〜4/20にかけて訪れたニューヨーク。決して、海外旅行するタイミングでない中、なぜ今、ニューヨークへ行くことを決意したのかを書きます。

未来の見えない情勢だからこそ

 コロナ禍に、ロシアによるウクライナ侵攻…
 ここ数年で、世界は劇的に予測しがたい動きを見せています。暗雲が立ちこめ始めると、悪い方向にばかり進んで、修正が難しいことを実感する日々です。
 今、大した心配事もなく過ごせることが、いかに素晴らしく奇跡的かを実感するようになりました。また、次に何が起こるか分からないからこそ、一瞬一瞬をかけがえのないものにする大切さを実感し、条件がそろえば、周囲への大きな迷惑とならないのであれば、できることを思いきりするのが良いと考えるようになりました。
 ワクチン3回目を接種した時、1〜4ヶ月後の感染予防効果がおよそ97%で、時間が経つほど効果が低下することを踏まえ、感染症拡大の可能性を最も低減できる時期に、移動することを決意しました。
【参考】厚生労働省HP


2年越しに高まりすぎたブロードウェイ愛

 もともと、コロナ前の2020年1月時点から、Hugh Jackmanの“The Music Man”を見るべく、12月に渡米することを決意していました。が、コロナによりブロードウェイが閉鎖し、公演自体が実施されませんでした。
 コロナによるステイ・ホーム期間中、わたしが楽しんだのは、ブロードウェイ・ミュージカルでした。SNSで情報を収集し、ストリーミングサービスで映像をチェックし、サントラを楽しむ日々…
 ブロードウェイが再開し、自身のワクチン3回目接種を完了してもなお、踏ん切りがつかず迷っていた時に、コロナ禍で出会った“Tick, tick … BOOM!!”という作品の中の歌詞が頭を過ぎりました。

Fear or love, baby? Don’t say the answer
Actions speak louder than words
恐れか愛か、答えなくていい
言葉よりも行動で示そう

“Louder Than Words” by Jonathan Larson

自分の選択が、恐怖に支配されてはいけない、情熱的なものに突き動かされるべきだと感じ、この旅を支える揺らぎない価値観となりました。


帰ってきた今も、得難い経験ができて、とても良かったと感じ、余韻のままに書き綴っている次第です。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!!

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