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2024/07/15~20 週刊トレード振り返り&見通し

【振り返り総括】

今週はとにかく無駄なトレードをしないように心がけての一週間でした。おかげでトレード回数も減り、ノートを書く手間も減って良いこと尽くめです。

トレードの内容はというと、エントリーは良くなりましたが、エントリー後が良くなかった。個別の方にも書きましたが「一山待つ」というルールが守れずにエントリー後、すぐに巡行してある程度含み益になったらストップを建値にずらしてしまいます。
これは損をしたくないという気持ちからの行動ですが、巡行幅、速度等を考慮せずに一律同値に変更していては勝率が著しく落ちてしまいます。

現に今週のトレードで同値ストップ執行後に思惑通りの動きをしているトレードがいくつもあります。これでは単に勝ちトレードを逃して機会損失を生んでいるだけです。しっかりとルールを守って、損を許容できるようにならなくてはなりません。来週からまた気を引き締めて頑張りましょう。

さて、先週金曜日に大きく円が買われました。メモで残していますが、円買い介入なのではという噂が出回っていて、自分は介入ではないと思っていたのですが、どうやら介入っぽいです。

これは、値動き的にもおかしいと思っていましたが、介入に対する抵抗力(市場参加者の買い意欲)がそれほど高くなく、するすると下げていったと解釈すると納得がいきます。
噂によると3.5兆円規模ということで、指標で円安に振れた場合はもっと激しく動いたのでしょうが、初動が円買いでしたのでそれに乗じた形になり抵抗力も半減していたということなんでしょう。

翌日、ユーロに対して日銀のレートチェックがあったとの記事も出ていて毎回毎回手口が変わって、本当に今の財務官は優秀なんだなと思う次第です。

【見通し】

今週は日銀の介入があったという前提で考察する必要があります。レートチェックも気になりますので、しばらくは円買い方向固定でいいと思います。

【ドル円】

20240716-21_ドル円_日足
20240716-21_ドル円_4時間足
20240716-21_ドル円_1時間足

繰り返しになりますが介入とおぼしき急落が目標の深夜、明けて金曜日は乱高下して木曜の安値付近で引けています。もともと調整局面入りしたと見ていたのでどこで落ち着くかを見極める必要があります。米国の利下げ観測も強まっているので乱高下が続くかもしれません。
目線的には日足レベルでの上昇チャネル内は上ですが、レートチェックの件もあり入りにくい。チャンスがあるとすれば明確にチャネルを下抜けてくれれば売りのチャンスがあるかもしれません。
今は買い方がじゃんじゃん買ってくるイメージが湧きません。あったとしてもダブルトップのネックラインまでは上げてくるかもしれません。とはいってもそこまででもかなりの値幅がありますので難しい相場になりそうです。

【ユーロ円】

20240716-21_ドル円_1時間足
20240716-21_ユーロ円_4時間足

ユーロ円も同様に急落していて考え方はドル円と同じです。大勢上目線ですが下げ止まることをしっかり確認してから買い場を探す感じになります。下げ余地としては上昇チャネルの下限がありますのでもう一段下がありそうかなと思ってます。

【ポンド円】

20240716-21_ポンド円_日足
20240716-21_ポンド円_4時間足
20240716-21_ポンド円_1時間足

ポンド円は上昇チャネルの下限で綺麗に止まりました。ポンドが異様に強い展開が続いていますので基本的には上目線でいきたいですが介入がなんとも面倒ですので、ポンド円は介入警戒が解けてから入るが吉かもしれません。

【豪ドル円】

20240716-21_豪ドル円_日足
20240716-21_豪ドル円_4時間足
20240716-21_豪ドル円_1時間足

豪ドル円もポンド円同様です。異様に強い豪ドルなので介入警戒がなければ押し目を確認して買いたいところですが何とも難しい局面です。

【ユーロドル】

20240716-21_ユーロドル_週足
20240716-21_ユーロドル_日足
20240716-21_ユーロドル_4時間足
20240716-21_ユーロドル_1時間足

ユーロドルはCPIが弱かったことで利下げ観測が強まっていますが、目先の流れ的には上に見えます。日足レベルで水色チャネルを上抜けて引けましたので次は青色の下向チャネル上限ですが、そこまでだとあまり値幅がありません。目線は上で深追いは禁物です。

【ユーロポンド】

20240716-21_ユーロポンド_日足
20240716-21_ユーロポンド_4時間足

ユーロポンド。5週前の安値に到達しました。先週はこの下げを取れたはずなので悔やまれるところですが、気持ちを新たに節目を迎えているのでチャンスを見極めたいところです。基本的には下目線ですがダブルボトムを作る可能性もあるため、足場を作って下げてきそうなら流れに乗りたいと思います。
下への一旦のオーバーシュートがあった場合にはMA乖離縮小を狙った買いを狙ってもいいかもしれませんが、スワップがマイナスになるので値動きが数日かかるこの通貨ペアは不利になります。売りで入りたいところです。

【ポンドドル】

20240716-21_ポンドドル_日足
20240716-21_ポンドドル_4時間足

ポンドドル。ユーロドルと同様でこちらも週足レベルの水色チャネルラインフを明確に抜きました。上値余地も一年前の高値までありますので買いたいところです。ただ先週、先々週と大陽線が二本続いてますので一旦の調整は入るかもしれません。しっかりと値動きを見極めてチャンスがあったら入りたいと思います。ベストはチャネルラインまで下げて来てくれればうれしいですね。

【豪ドルドル】

20240716-21_豪ドルドル_日足
20240716-21_豪ドルドル_4時間足
20240716-21_豪ドルドル_1時間足

豪ドルドルもチャネルラインを上抜けました。ただ、こちらはチャート的に木曜の高値を金曜日に超えられずに引けましたので、一旦の天井をダブルトップでつける可能性もあります。目線は上ですがこのダブルトップに近い形が崩れるかどうかを見極めた上で、崩れれば買いで入りたいところです。

総じて、介入の警戒をしなければならないためかなり面倒な相場になりそうです。ドル円、クロス円は慎重に、ドルストレートは押し目をしっかりと拾いたいところです。

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