マガジンのカバー画像

withコロナの暮らしのなかで

9
新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的流行によって、大きく変わったわたしたちの暮らし。作家、画家、本の届け手など、こどもの本に関わるさまざまな方々が、「withコロナとい…
運営しているクリエイター

記事一覧

蜃気楼の魅力で地域を元気にしたい! ──大木淳一(千葉県立中央博物館)

千葉県立中央博物館の学芸員で、子ども向けの科学の本の執筆でもご活躍の大木淳一さん。自身が…

コロナとふたつのお弁当──藤本恵

4月──。例年ならば、やわらかな春の陽射しの下で、少し緊張した面持ちの新入生を囲んで、に…

書店の明かりを灯しつづけるということ──小張隆(ひるねこBOOKS)

わたしたちと本が出会う場所、それが書店さん。 お気に入りの書店さんの棚で偶然見つけた1冊の…

こうなりゃ負けちゃいられねぇや! 笑いと涙と落語とコロナ──桂やまと〈後編〉

落語家・桂やまとさんは、こどもたちの学校でPTA会長を務めたり、図書ボランティアとして小学…

こうなりゃ負けちゃいられねぇや! 笑いと涙と落語とコロナ──桂やまと〈前編〉

新型コロナウイルスの感染拡大は芸能を生業とする方々のくらしぶりに大きな影響を与えました。…

地域のこどもを地域で見守り育てるために──天野敬子(NPO法人 豊島子どもWAKUWAKUネ…

「ばんごはんはいつも、ひとりで食べるんだ」 こども食堂はそんなこどもたちが、ひとりで安心…

丘の上でロックダウン——佐藤まどか

絵本からYAまで、幅広いジャンルで小説作品を発表している佐藤まどかさん。 佐藤さんのつむぐ児童文学は、舞台がイタリアだったり、近未来のAI社会を予測したものだったりと、「ふつうの日本の児童文学」とはちょっとちがいます。ちょっとちがうから、多くの10代の子どもたちから「こういう物語を読みたかった」と絶大な支持を受けているのです。 佐藤さんは児童文学作家になる前、プロダクトデザイナーを目指してイタリアに渡り、いまもイタリアで暮らしながら執筆活動をつづけている作家です。 コロナ禍の

ご近所暮らしが教えてくれたこと──ますだゆうこ(ケロポンズ)

ケロポンズは、子ども向けの音楽や振付の制作、年間100公演以上の親子コンサートやテレビ番組…

コロナ時代のボクの旅──小林 豊

『せかいいちうつくしいぼくの村』『えほん東京』などの絵本作品で知られる小林豊さん。 旅が…