【【漫才②】】 YouTube観てる？

A「ほんま最近は自粛のおかげで、やりたいことも我慢しやなあかんよなー」

B「そやけど、こういう時こそなにか新しいこと始めたらいいやん」

A「確かに、新しいことを始めるチャンスといえばチャンスよな」

B「俺はもう始めてるで」

A「そうなんや？何を始めたん？」

B「YouTube！！」

A「えっ！？YouTubeデビューしたん？ってことはお前、、、ユーチューバーなん？」

B「YouTubeをこないだ始めて観てん」

A「観てるだけかい！そんなんみんな観てるし、今さらやなほんまに」

B「めっちゃ観てるで！一日16時間は見てる」

A「観すぎやろ！他にすることないんかい！」

B「なぁなぁ、YouTubeでサッカーの試合をよく見るんやけど、質問してもいいか？」

A「どしたん？」

B「サッカーの試合って、いつ勝負が決まると思う？」

A「どんな質問やねん！そら、サッカーやったら、後半のロスタイムが終わった時に結果が決まるやん」

B「フフッ」

A「何がおかしいねん」

B「そんなんやからキミは日本代表に選ばれへんかってん」

A「ほっとけ！しかも俺は野球部やったやんけ。それにしても、どういうこと？」

B「いまいちわかってないな。ほな、もうひとつ質問するで。」

A「サッカーの次は何やねん」

B「キミが学生当時に落ちた東京大学の入試あるやん。落ちたというかスベったやん。」

A「ほっとけ！落ちたもスベったも同じやし、傷口を広げんなや」

B「合格と不合格が決まるのはいつやと思う？」

A「いや、だからそれやったらさっきのサッカーの話と同じやん！
合格か不合格か決まるのは、試験が終わって結果が発表されるその日に決まってるやないか！」

B「フフッ、また同じ答えか。だからキミはいまだにピコ太郎の正体が誰かを知らないねん」

A「あ、ペーン、パイナポー、、、言うてる場合か！
正体が誰かぐらい、始めてピコ太郎を見た時にわかったわ！
そんなんええねん、それよりもやな
そもそも俺は野球で大学に進めるはずやったのに、三年のときの引退試合でケガしてもたやん。
そこから勉強を始めたんやから、そら試験に落ちるわ！
始めから勉強で大学行く気があったら、遅くても高校二年から受験勉強を始めてたし。
そしたら、東京大学でもどこでも合格してたわ！」

B「キミ、いま自分で答え言うたで！」

A「？」

B「二年から勉強してたら、合格してたんやろ？」

A「！」

B「そうや、合格か不合格か決まるんは、試験が終わってからやない。試験が始まる、はるか前に決まるんや。
サッカーの試合も同じ、後半のロスタイムが終わった時に勝負が決まるんじゃなくて、試合中に勝負は決まってるんや(ｷﾘｯ)」

A「くっ！確かにそーやけど、そういう本質的なことをお前に言われたら悔しいわっ。
YouTubeでボーッと毎日サッカーばっかり見てるだけのくせに、
そんなん言えるようになるって、お前もなんやかんやこの自粛の時期を考えて過ごしてるんやな」

B「この話な、、

ハゲマスターってユーチューバーが言うててん。それを話しただけやで」

A「パクってただけかいっ！どうりで説得力あったわ！」

B「ハゲマスターがやってる
"ハゲますチューブ"
なかなか面白いからキミも見ればいいで」

A「オチが宣伝って！怒られるでしかしwww」

↑YouTubeでは、顔出して真面目に話してまーす！