形から入るタイプウーマン、もさもさ

小学校から中学校、中学校から高校
進級に伴い、いつだって私は輝く人間になれると思っていた。

しかし、生来生まれ持った性格と容姿は変わらず、延長線上を生きている。

だから思い切って散髪したんだよ!!!
ばっさり!!!
SNSでみるシャレオツお姉さんになりたくて!!!!!!!

その結果、もさもさ毛玉大学生になった

ちくしょう

”いったいどうしてこうなったのか整理して次の注文に生かしたい”
というのが今日の議題である

私のあこがれ

私がしてもらいたかった髪型というのが、「ハンサムショート」という髪型である。これがまたかっこよいのですわ。

私がこのハンサムショートなる髪型を選択した理由は主に二つだ。
まず一つは、自身が今までセミロング~ロングという長い髪型で過ごしていたので、とにかく髪を短くしたかったのだ。

そしてスタイリッシュシャレオツ大学生像に近い髪型が、そのハンサムショートだったからだ。

失敗の所以

それでは、以上のような理由からハンサムショートを目指した私がもさもさ大学生へと変身を遂げたのはなぜなのだろうか。
考え得る原因を探ってみたい

敗因①:毛の性格
まず第一に挙げられるのはこれだと思う。
ハンサムショートを検索して出てくるこの髪型のだいたいの女性は髪がまとまっている。そのため毛質自体柔らかな印象を受ける。おそらく毛質が柔らかければ「ふわっ」と髪の毛が重なっているようになるはずが、強い毛によってたわしのような状態になっているのではないか。

つまるところ、そもそも私の毛質に合わない髪型であった可能性が高い。

敗因②:美容師さんの気遣い
私のもさもさをまず以下で図解したい。

画像1

敗因②の美容師さんの気遣い。これは上の図の赤い丸の部分に関わる。
つまり、丸顔である人間が上の赤い丸の部分を切り落とすと、より顔面が
真ん丸に見えるから切らなかったという美容師の配慮による可能性だ。

この可能性に行きついたのは母の言葉である。
母曰く丸顔は顔周りの毛を切ると、その丸さが助長されるというのである。
そのため丸顔の私を気遣って、見た目がまとまるように顔周りの毛を残してくれたのではないだろうか。
そうであれば、これは完全に私の髪型チョイスミスである。
美容師さんはむしろこれ以上の被害を食い止めてくれたのかもしれない。

戦う前から負けていたのだ、私は。

敗因③:技量
これは髪を切った後、毎日のヘアセットという点についての敗因である。ハンサムショートの女は皆髪がゆるやかに流れている。これはSNSに投稿している彼女たちの、あるいは美容師のヘアセットの技量が高いからなせる業である。
そのため、私のヘアセット技術が低いのであればスタートラインに立っていても同じ髪型にできないのは火を見るより明らかなのだ。

結論

ここまでで私がハンサムショートにした経緯と、その結果及び敗因について考えた。そして私が下した決断は、

「髪はくくれ。巻くな、流すな、切りすぎるな」である。

髪を久しく短くして結べない長さになると、いかに結ぶことが楽なのかがわかる。鏡を見て横、後ろ、前髪…とセットするより、くくる方が断然早い。そのため、これからは美容院に行くときこの失敗を思い出して注文をしようと思う。

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