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【7】大手ゼネコンに入社して1年経ちました。

リトルポパイです。
暇な時間でなんとなく始めたnoteですが1年が経ちました。
1万プレビューも読んでくださりありがとうございます。

読者が増えてきたにもかかわらずプロフィール紹介をしていなかったのでここでサラッと触れようと思います。


-親が建設業
-小中高部活経験有、大学は無
-現役地方旧帝大進学
-院に行かず学部卒業
-大手ゼネコン新卒入社
入社して1年経ちました。社名、身バレ防止のため本当に軽く。。


本日は振り返りということで、この1年間の感想を書きたいと思います。
入社して1年経った今、入社前に考えていたことを振り返り、当時とのギャップはなんだろうといった感じで。

まずゼネコンに身を投じた理由として、親が施工管理をやっており仕事のイメージがしやすかったからとか、収入がいいからとか、小さな理由はいろいろありますが、私に足りないものを獲得したかったからです。

大学生の頃、インターンシップで年間売上2000万以上利益400万ほどが見込まれる小規模なプロジェクトを任されたことがありました。私は3人のスタッフを雇い、自分が介入しなくても業務が円滑に進むような仕組みを構築しました。(構築できたかどうかはさておき)その時、私は資本主義の入口に立っていると感じました。仕組みを作り上げることで、投資家は何も手を加えずとも大きな利益を得られる。これが資本主義の仕組みだと、痛感しました。(株式投資では得られない経験でした)
しかし利益を最大化しようとすると、すべての人と仲良くするのは難しいことがわかりました。60歳近い部下に指示を出すと、怒られることもありました。彼らは私を若造だと思っているようでした。若造が生意気な口を叩きおって。とのこと
利益追求のためには、常に親切でいられません。要領の良い人間はそれを自然にできるかもしれませんが、私にはそれができませんでした。
私は自分に関わる人を幸せにするという理想というか人生のテーマを掲げていますが、そのためには「マネジメント能力」が不可欠であることを痛感しました。

ゼネコンの施工管理では、このマネジメント能力が最も必要とされる能力であることは入社して1年経った今でも同じ認識です。学級委員や部長といった、人をまとめた経験のない私は想像通り苦労しています。

次にギャップだった点です。今までの判断力は自分の望む結果をより早く手にするために早い判断スピードで自分で判断することだと思っていました。しかしこの仕事では、上司の望む結果通りにコトが運ぶように遅くてもいいから判断する能力でした。判断力とは発注者や上司に理論的に説明できる最も正しい(と思われる)解答を判断できる能力です。(もちろん私の知識や立場にもよりますが)

このまま長いこと大手ゼネコンで働くと、ミスをしないように慎重に物事を進めてしまう人間になってしまうと思います。些細なところですが、株式投資で思い切りのいい投資ができなくなりました。

結論、新卒でこの会社に入社して正解だったと思います。
しかし経営者と労働者の効用の最大化はサラリーマンでは身につかないモノかも知れません。私はこのマネジメントスキルを充分に身につけることができれば、本当の意味で資本家になれるのでしょうか。それともズルズル会社にしがみついていくのでしょうか。。

◆key word
建設業、ゼネコン、スーパーゼネコン、スーゼネ、大手ゼネコン、竹中工務店、大成建設、清水建設、大林組、鹿島建設、25卒、26卒、志望動機

※サムネイルの人物はフリー素材サイトから拾ってきました。

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