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食の絵日記

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「食という視点で定点観測する、私の人生の選択のひとコマ」をコンセプトとしたイラストレーション&コラム「食の絵日記」です。
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#フード

食の絵日記|麻辣牛肉麺 神戸・三ノ宮の地下街にて。本格的な味わいの麻辣牛肉麺をいただく。見た目は真っ赤に辛そうだが、意外にもまろやかなスープ。牛骨出汁の旨みがよく出ている。目の前で料理人さんが作る手打ち麺はシコシコとした食感が良い。少し甘く、柔らかな牛肉の煮付けが良いバランス。

食の絵日記|海鮮ちらし寿司 香川県高松市にて。はまち、たこ、まぐろなどの海鮮が彩りよく、気前よく入っている。細かく切った卵焼き、きゅうりがアクセントとなり、香り高い海苔が散らしてある。酢飯がサッパリとしたハーモニーを作り出し、見ても食べても最高!海鮮寿司は、瀬戸内の食の宝石箱!

食の絵日記|鳥手羽先の唐揚げ 香川県丸亀市にて、手羽先唐揚げを食べる。パリッとした食感に甘辛いタレがジュワッ、ゴマの風味がアクセント。唐揚げの起源は江戸時代初期。中国伝来の普茶料理から始まったようだが、実際全国に広まり始めたのは昭和。ちなみにこれは名古屋風、各地の味は面白い!

食の絵日記|茶碗蒸し 香川県高松市にて、アツアツの茶碗蒸し。具は鶏肉、しいたけ、海老、かまぼこ。出汁と卵のバランスが絶妙!茶碗蒸しの起源は江戸時代、茶の湯の世界にあるという。今では日本全国どこでも親しまれ、小さな茶碗の中に思い思いの好みやご当地の味、季節がギュッと含まれて面白い。

食の絵日記|2024.9.8 香川県高松市にて。ブリのあら汁。大ぶりで身がたっぷりついた、あら3切れ。お麩とネギが散っている。味噌の味わいも滋味深く、ほっとする味。ブリもまた西日本の食文化、東京での子ども時代はシャケ文化を生きていたので、ほぼ食べたことがなかった。今味わう幸せ!