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フォトグラファー お金の話(個人的見解)

お金の話ってネットで調べてもどうも信憑性が薄く無いですか?
そもそも、こう言う仕事で収入の平均値を出すこと自体が違うと思うんですよね。極端な話、100人中、10億円稼ぐ人が1人いて、残り99人が0円だったとしても平均すると年収1000万円になります。何もフォトグラファーに限った話では無いんですけど、格差が広がって来てる中で、平均を求める事に意味はないんです。


平均では無くて、ボリュームゾーンを見てみる。

と言っても、専門的な仕事をしてるフリーランスのフォトグラファーの年収なんて自己申告以外に知る方法がないでしょうね。2017年にコマーシャルフォトからフォトグラファーの年収についての記事が書かれていました。



間違えてはいけないこと。

これ見て、「売り上げ=収入」と、勘違いする人もいてるでしょうけど、その考え方では大火傷します。
フリーランスの場合はここに書かれている数字の1.5倍から3倍位は売り上げていると思います。つまり、800万の収入を得るのに最低でも1200万以上の売り上げが必要だと言うことです。
これは、事務所家賃やら交通費、人件費などから、カメラ機材、パソコン、水光熱費など、それから税金も結構取られます。


売り上げの目安は1000万円!?

以前働いていたスタジオで言われていたことがあります。それは、最低でも1000万円売り上げ作れないとフォトグラファーとは呼べない。と。。当時、20代前半の自分にとってその目標は大きいと感じました。が、今となっては、本当にその通りだと思います。それ以下の売り上げしか作れないなら、多分サラリーマンの方が稼げます。業界トップクラスは軽く億を超えてますので、格差のある職業でもあります。この仕事は他のクリエイティブと違って、何かとお金が掛かります。東京以外で仕事するなら、撮影機材の他、照明機材、スタジオ費、車代なんかも掛かります。さらに困った事に、それらは一度買ったら終わりという訳ではないのです。少しきついことをいいますが、30代過ぎて300万円しか売り上げ作れないなら、それはもう100%向いてないので、違う仕事を探す方が賢明だと思います。


結局のところ。

お金稼ぎたいならこの職種は選ばない方がいいかと思います。年収で1000万円を超えるとなると、月に120万円くらいの売り上げが最低でも必要かと思います。撮影日数を15日で計算したとしても1日あたり8万円ですね。これは地方では中々厳しいんじゃないかと思います。このお仕事は格差が激しいので、儲かっている人と儲かっていない人の差がハッキリしていると言うのも現実としてあります。


以上、割とタブーな空気のあるお金の話をしてみました。
異論などある方もいらっしゃると思いますが、あくまでも個人的見解ですので、ご了承ください。

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