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#3 胸刺激する 夏ソング

はじめまして、てんきあめと申します。

#3にして初めて筆をとらせていただきます。

今回はテーマが音楽というのもあって、私が担当いたします。

どうぞ最後まで。



夏も半ばを通り過ぎてそろそろ終わりが見えてきました。

ユニクロでも秋服が並べられ始めていました。

もう終わってしまうのですね、寂しいです。

しかし、我々ポプグレはまだ夏の話をしております。

付き合ってくださいませ。


わたくし、てんきあめがポップミュージック、相方玄米が日本実写映画・ドラマが担当科目ということで、音楽・映画×夏でトークしていく予定でした。

想定以上に盛り上がってしまい、#3で音楽、#4で映画を扱うことに。

ここでは番組内で扱った項目についての補足を駄文ながら綴ります。



never young beach

ネバヤンを聴かずして夏は越せない身体になっています。

ネバヤンの『なんかさ』を聴いたあの高1の夏からです。

『なんかさ』が収録されているアルバム『A GOOD TIME』は全編夏を感じられます。

アルバムで聴くのが古いとおっしゃらずに、通りで聴いていただきたいです……

申し訳ありません、Apple Musicなどは利用していないので貼れないです……
各サブスクで配信されているのでぜひ聞いてほしいと思います。



裸足でSummer(乃木坂46)

乃木坂46の15th Single。齋藤飛鳥の初表題センター曲。

秋元康節を感じさせる歌詞にご注目いただきたい。

私の思う秋元康氏の歌詞の特徴として、アイテムとアクションがうまく使われます。

感情などをそのまま表現せずに、アイテムとアクションで想起させるのです。

たとえば、この1番Bメロ。

オレンジ色のノースリーブ ワンピース
サイドウォークで
太陽が似合うのは君だ
ルイボスティーを飲みながら
なぜ 一人微笑むの?
テーブルの下 さりげなく
サンダル 脱ぎ捨てた

登場するアイテムのすべてが夏を連想させるのです。

ちなみに、ルイボスティーとは南アフリカでのみ自生するマメ科のルイボスからつくられるお茶だそうです。
つまるところ、暑いところのお茶ってことでいいのではないでしょうか。

そして、「君」のアクションだけで距離感やその掴めない様子がわかりませんか?

「さりげなく/サンダル 脱ぎ捨てた」で、サビの「裸足になって どうするつもり?/そのまま どこかへ歩いていくの?」と続きます。

タイトル回収までの道筋まで完璧です…

サビに入ると、アイテムが登場しなくなり書き方が変わるのも好きです…

(こんなに長くなる予定じゃなかった)


数少ない私たちの共通趣味、乃木坂46。

いずれ触れると思いますが、完全に玄米の影響で私も好きになりました。

また登場することでしょう。

そのときはまた付き合ってくださいませ。



AKB48

2010年前後に大活躍をしたAKB48。

こちらも秋元康先生のプロデュース、作詞ですね。

小学生高学年はほぼAKBと嵐が占拠していたイメージがあり、興味の有無にかかわらず誰もが知っているグループでした。

しかし、最近の中高生には名前だけで顔や楽曲がわからない人も多いようです。
塾講師のバイトをしていたときに、通じなくて少し寂しく思ったのです。かなりジェネレーションギャップを感じました……

歌詞の面でいうと、裸足でSummerと基本は同じです。
ぜひ注目してください。

カレンダーより早く
シャツの袖口まくって
太陽が近づく気配
僕の腕から衣替え
青い海
波打ち際で
君と会いたい
裸足の水しぶき

個人的にはMVに注目です。

時代の変化、グループの違いが2作からはっきりと見えると思います。

今考えてみると、砂浜で女の子が水着で踊るって異様な光景ですよね……

ひとつの時代を築いたグループの性格がここに表れています。



楽園ベイベー(RIP SLYME)

HipHop文化を拡大させてた立役者、RIP SLYME。

その最も知名度が高いともいえる、楽園ベイベー。

韻の踏み方もサウンドも全部最高としか言えない、そんなふうに思います。

エロの表現も大好きです。海で聴けないのが残念です。



睡蓮花(湘南乃風)

わちゃわちゃの夏がここに来てやっと来ました。

フェスやら、海水浴やら、プールやら、花火大会やら。

暑いなかでの密こそが風物詩でもあったわけで。

MV観ていたら密が懐かしく、恋しくなってしまいました。

きっと、ほかの季節では「いいや」と言ってしまう私も夏なら飛び込んでしまう、そんな季節、そんな1曲。



HOT LIMIT(T.M.Revolution)

玄米から激推しされて最近リピートしてしまう一曲です。

にしても、すごいMVですよね……

どうやったらこの衣装が思い浮かぶのか、ちょっと理解しかねます。

それでも、魅力しかないMVで、今でもコメント欄を覗くと毎日新しいコメントが書き込まれています。
(「ウ”ィ”エ”」っぽさを感じました。ごめんなさい。)



Summer Film's (Rin音 feat. クボタカイ,空音)

番組内で4人でラップと紹介しましたが、Shun Marunoさんはプロデュースでの参加でした。

今目が離せないラッパーたちによる楽曲。

最高すぎませんか、TikTokでもっと踊ってバズってほしいです。

メロウで、チルな夏がこの一曲で広がります。

全員が今大注目のラッパーなので、それぞれの楽曲もチェックしてみてください!



青と夏(Mrs. GREEN APPLE)

点描の唄(Mrs. GREEN APPLE feat. 井上苑子)

活動休止中のミセス。

僕ら世代の夏曲はこれ一択かと。

両曲は、文化祭で歌われている動画をよく目にしました。

それほど、共通の夏曲として広がったのだと思います。

とくに、「点描の唄」はカップリング曲でMVが制作されなかったにもかかわらず、サブスクで脅威の再生数を誇り、カラオケでもたくさん歌われています。

文化祭で好きな人と、「点描の唄」を上手に歌いたかったです。
叶わぬ高望みすぎました。

現在は、ミセスのヴォーカル大森元貴のソロのライブ映像がリリックビデオとして、井上苑子のソロが彼女のセルフカバーとして、YouTubeで観ることができます。

ROCK IN JAPAN FES 2018のLAKE STAGEで観れたあの「青と夏」は、何年経とうが忘れられない夏の記憶です。

会場の盛り上がりと、ミセスのパフォーマンスと、楽曲と。

何度でも思い出します。



話に出た楽曲のMVをみると、1000万再生を超えているものが多かったです。
みなさんが知っている曲も多かったのではないでしょうか。


今回の楽曲たちは、玄米(「HANABI 」~「プラネタリウム」)とてんきあめ(「少年時代」~「花鳥風月」)がセレクトしたの加えSpotifyのプレイリストにしました。

https://open.spotify.com/playlist/6Ah53qFSzxSkU6oud8jspZ?si=e4e873b2198344ac

ぜひ聴いていただければ。



ここまで2700字になってしまいました。
こんなに長文にするつもりはなかったのですが、音楽にかんすると熱が入ってしまいます。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


番組へのおたより、感想もお待ちしております。
どんな小さなことでも、くだらないものでも。

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