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オトナノススメ

「大人になりたくない」のは全員ではない

ロックバンドに限らず「子どものままでいたい」という歌詞があるが、私は子どもの頃から違和感があった。学生時代「大人になりたくない」という人が大半だったが、私には「え?何で?」としか思えなかった。

好きなバンドがいたら働けばそのお金でライブに行けるじゃないか!

単にそんな発想だが、大人になれば自己責任ではあるが親の許可をもらわず自分の好きなことが出来ることにワクワクしていた。

早く大人になりたかった理由

子どもの頃、周囲は「大人になりたくない」と言っていたが、私は早く大人になりたかった。理由は…

  • 言葉足らずで反撃しても撃沈

  • 資金がないのでねだるしかない

  • 「子どものくせに」と言われるのが大嫌い

大病もせず日々を暮らせばイヤでも(当時は)二十歳になって「成人」「大人」扱いされる。悪さをする予定もないのに「犯罪を犯せば実名で報道される」とよく言われたものだ。

幸いにも子ども扱いをしない両親だった。正確に言えば、同居していた祖父も孫扱いはしなかった。ゲームをしても本気でやっていたので、負けて悔しくて子どもが泣いてても「これが勝負だ」と言わんばかりに容赦しなかった。

そのせいか私は負けず嫌いな性格になり、何か言われても素材を集めて正論で反撃する術を持ってしまった…(笑)

大人になってから

二十歳をすぎて、社会人になっていろんな人と関わるようになると「責任」以外に「社交辞令」「常識」がつきまとう。学生時代のようなアホなことをしてバカ笑いできる友達はなかなか出会えない。

しかし私には共通の趣味をもつ友達が数人いる。年齢層はバラバラだが有り難い存在。仕事や人間関係のグチはあるが、好きなものに打ち込める楽しさを持っている。

好きなバンドの1つ怒髪天「オトナノススメ」という曲を聴いていると、子どもの頃に周囲にいた大人たちは些細なことでもみんな楽しそうだったことを思い出させてくれる。

今の自分はどうなんだろう…と思うが、やりたい事がたくさんありすぎて時間がない。そのためには体力もつけないと!病気なんてしてる暇はない!そのためにも年内に人間ドッグにいかないと!

やっぱり大人は大変!
だから楽しみを糧に頑張る(笑)

「大人はサイコー!」と胸を張って言える人生をおくるために…
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