Teary Planet「星月夜」
昨年12月の末、眠れない夜にふとTeary Planetの「星月夜」の歌詞が浮かんできた。
思考の勢いに任せて指を動かし、メモ帳に書き綴った感想です。
当時の思考の記録として、ここに置いておきます。
(2/15 公開後の追記)改めて冷静に読むと、読みづらいことこの上ないですね……!
いつかわかりやすい文章に打ち直して、またそのときの気持ちも込みで感想文をあげたいです。
「間違い探しに取り憑かれたような 合わせ鏡みたいな日々だった」
大人になるための時間を重ねるたびに増えていくどうしようもない過去への後悔を、どうしてこんなに的確な言葉で捉えられるのか。
些末としか言いようのないきっかけのために増殖して、連鎖反応的に思い出されてしまう我が身の行い。
反応を止めるすべなくどこまでも後悔は続き、今の現実にも過去にもあったはずの光は時を遡るほど届かずに、ただ闇に近づいていく。
修正も否定も許されず、こびりつくように留まった自らの記憶に脅かされる恐怖。
ただただ正直に、美しく瞬く光のような夢を追いかけられればそれだけでよかったのに。なぜ私は今ここにいるんだろう。
夜空の星座は、闇に慣れるための時間をじっくりと持てば、あの頃とは違う光で同じ瞬きを放っている。同じようで全く違う光をここで見つめることができる。
私が子どもから大人になるまでに過ごした時間も、自分に比べれば何億倍も長くただそこで出会った光を受け止め、独り占めするでなくここへ届けてくれている星々。
あの日の流れ星はどこへ行ってしまったのか。
とてつもない時間を超えて、今はもう消滅してしまったひとつの星のいのち。
ひとから見れば一生変わらないように見えるけれど、寿命通りの役目を終えたあの時の流れ星。
今も記憶に残る強烈なあの輝きが、変化と後悔を繰り返しても変わらない夢を今も持っていていいんだ、と。怯みそうになる背中を支えてくれている。
(メモ帳アプリの記録は2021年12月26日4:35)
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