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【ファスティング】週末に48時間断食をやってみた結果

以前から断食に興味があった。頭が冴えるとか胃の中がスッキリするとか、体感的なメリットに興味が湧いていた。

そんな、ある日、たまたま冷蔵庫の中身がほとんど空になった。

「あ、これ、断食するのにベストタイミングだ」

残っているのは、日持ちする根菜類だけ。ちょうどいいということで、思いつきで断食をしてみることにした。

今日は、そんな断食の実践結果をお届けしたい。

断食の期間

断食の期間は、48時間とした。

断食の理想期間には諸説あるけれど、僕の場合は、鶴見クリニックさんのホームページを参考にした。

オートファジーは食物を摂取したときには働かないという特徴です。オートファジーは細胞が飢餓状態(断食)を16時間続けた後に働き始めるという特徴を持っています。「水断食(絶食)」をして飢餓状態を16時間以上、可能であれば"48時間"続けるとオートファジーの機構は活動を開始します。

鶴見クリニック『鶴見医師に聞く「断食中は水だけで大丈夫?」について

それから、医師ではないけれど、個人的に尊敬している高城剛さんは、自身が企画した断食ツアーの検証結果から"60時間断食"を提案していたりもする。

これといった正解は無さそうだ。

断食中に摂取したもの

僕は断食中、下記3つだけを摂取していた。

  • ほうじ茶

  • ボーンブロススープ

ボーンブロススープには、ボーンブロスエキス10gに対して、塩を2gほど入れていた。これに関しては、高城剛さんの著書『高城式健康術』を参考にした。

使用したボーンブロスエキスは、Amazonで調達した。

断食中は、固形物を摂取せず、塩分をちゃんと摂る必要がある。

水と塩だけというのも考えたのだけど、僕は断食に慣れていないので、具無しのスープは飲んでOKにした。

やってみて感じたこと

一番に感じたのは、猛烈な倦怠感だった。

エネルギーが足りないというより、空腹感からやる気が出ないといったほうが、しっくりくる。とにかくお腹が減って仕方なくて、他のことに意識が向かなくなってくる。

他には、頭の冴え体の軽さといったものも、確かに感じた。ただ、僕の場合は倦怠感のほうが大きく、特段、活動的になれたりといったことはなかった。

頭はクリアになっているし、体も動かしやすい。一方で、それに取り掛かる元気が湧いてこない。

僕の断食結果としては、こんな感じだった。

48時間断食に挑戦して学んだこと

今回、48時間断食に挑戦してみて、いくつか学んだこともあるので、あわせて書いておく。

その1|正しいやり方がある

まず、断食には正しいやり方があるということ。

僕は今回、思いつきで突発的にやってしまったけれど、猛烈な倦怠感の原因はここにあったと思っている。

本来、断食をするのであれば、数日前から少しずつ食事量を減らし、空腹感に体を慣らしておく必要がある。にもかかわらず、僕はこの慣らし期間をすっ飛ばしてしまった。

100あった食事が、突然、0になったのだから体が異常を感じてしまうのは、当たり前かもしれない。

その2|運動はしたほうがいい

僕は今回、断食中に運動をしなかった。先述の倦怠感も要因ではあるけれど、食事を取らないのだから運動は避けたほうがいいと思ったのである。

しかし、今になって調べてみると、断食中でも運動はしたほうがいいと分かった。

断食中は、代謝や筋肉が落ちやすいため、、ウォーキングやスイミングなどの軽めの有酸素運動で、それらをキープしたほうがいい。

加えて、運動をすることによって、脂肪をエネルギーに変えるケトン体質に移行しやすくもなる。

僕の場合、運動を怠ってしまったことも、倦怠感をエスカレートさせる原因になったように思う。

その3|真夏にやるべきじゃない

それから、シンプルに、真夏にやるべきじゃないとも思った。

水分や塩分こそ摂っていたけれど、それだけで真夏の猛暑を乗り切るのは、正直しんどかった。

断食中に、買い物のために外出した時は、本気で倒れるかと思った。

その4|断食は必要な時にやるべき

断食には必要なタイミングというものがあるとも感じた。

例えば、下記のような時だ。

  • 偏った食事が常態化している

  • 飲み会続きで胃が荒れている

  • お菓子やジャンクの食べ過ぎ

僕の場合、断食前から健康に配慮した食事を摂取していた。

甘いものや脂っこいものは控えていたし、腹八分目程度の満足感とカロリーを意識していた。

そのせいかどうかは断定できないけれど、僕は断食前後で、そこまでの体調改善を実感できなかった。

その5|意識的に塩分を摂る必要がある

断食中は、かなり意識して塩分を摂らないといけないことも分かった。

考えてみれば当たり前なのだけど、食事を摂らなくなると、塩分を摂取する機会がなくなる。

僕の場合は、ボーンブロススープを飲んでいたけれど、それでも適正摂取量の7.5gを摂るのは大変だった。ーーー4〜5回ほどスープを飲まないといけないーーー断食中は、10gほど摂取したほうがいいという話もあり、塩分の摂取はかなり意識的に行なう必要があると思った。

水と合わせてマグネシウムを摂るために、1日あたり塩10グラムを摂取します。ぬちまーすや雪塩などの栄養分が残っているものを選びましょう。塩だけをなめたり、水と合わせて飲んでしまったりなど自分の好きな方法で構いません。

KAWASHIMAYA 『ファスティングの正しいやり方と効果|準備食から回復食まで徹底解説!

おわりに|知識をつけてリベンジする

正直、今回の僕の48時間断食は、失敗に終わったと思っている。

正しいやり方、適切なタイミング、断食中の過ごし方、色々な部分で知識が足りなかった。

だから、またどこかでリベンジしたいと思っている。正しく実践して良い効果を感じられれば、定期的な断食も取り入れていきたい。

オツカレサン

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