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あ、だめだ...の瞬間。

中学生のとき、
本当に学校に行くのが嫌な時期があった。
理由は明白で、『寝坊して途中から授業に参加しなければならない。』という状況がどうしても嫌で学校拒否を使った。

布団にへばりついていたことも、母に連行されるように車に乗せられて、助手席でうずくまっていたことも。

兎にも角にも身体が拒否反応してしまうことってあると思うが、そんなことは学生止まりのお話だと思っていた。実際問題、大学生でそのような現象は発生していなかったし。『自主休講』という概念で正当化しているせいなのかもしれないが。

そんな現象が、つい先日起こった社会人3年目の春。
時間は8時。
あぁ、もう会社に行く支度をしなきゃ。
早く起きなきゃ。
そんな思いとは裏腹に、
体はベッドから1ミリたりとも動かなかった。
あれ?金縛り?っていうくらい。

仕事について、最近思い悩んでいた。
これが本当にやりたいことなのか?
この毎日に意味はあるのか?
そんなことを考えていたせいもある。

がんばろう...!とは思っていたが、
もう精神的に限界だったのかもしれない。
どうしても動かなかった。
もう無理だ!!!ぜーんぶ終わらせたい!
そう投げ出せたら楽なのに。

なのに...
始業開始5分前に、在宅端末を起動して、
無理矢理にも仕事を始めちゃうあたり、
あぁまだまだ社畜だなぁと気付かされた。

クラゲになりたい。
クラゲになって広い海を漂っていたい。
ゆらゆら流されるままに。

GWは連休取って、いーっぱい休もう。

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