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【2024シティリーグS3予選全勝Best8】ちょっと重ためパオカイナ【RTで無料】

割引あり

*はじめに

みなさん、ごっつぁんしてますか?
僕はごっつぁん無しではポケカできない身体になりました。カイナ依存症まひろです。

この度、イエローサブマリン マジッカーズハイパーアリーナ秋葉原店で開催されたシティリーグS3にて通称パオカイナを使用し予選全勝しましたが、トナメ大事故1没の結果となりました…。

決勝トナメでの初手。

その備忘録として使用したデッキの採用理由や、いまや”パオジアン”には必ず採用されているといっても過言ではない特性はたらくまえばの《ビーダル》にとってかわれる(かもしれない)構築とその感触について書きました。
シティで使ったリストはちょっと重ためな構築になってます。

(※デッキタイプの通称とカード名との区別がつきにくくなるため前回の記事同様、カード名には《〇〇》、デッキタイプは”〇〇”のような表現をしています。)

有料設定(150円)にしてはいますが、RTしていただけましたら全文無料となっていますのでぜひご活用ください。

*環境読みとデッキ選択

本項目では僕が今回の大会前にどのような観点で使うデッキを考えているかについて書いています。
特に興味がない方は飛ばしてください。

2/17,18に開催されたCL福岡にて”リザードンex"が活躍する中、day1ではバツローグさんが”イダイナキバLO”を握り9勝してday2に進出しました。
day2の配信卓では”カウンターテツノカイナ”がSNS上を騒がせ、優勝した”ルギアチラチーノ”も含めて新弾のカードが組み込まれたデッキが目立った大会でした。

CL福岡が明けてからはそれらのデッキがシティリーグでも結果を残すようになり、僕が参加する日程はCL福岡の1週間後でしたのでデッキ選択には悩まされました。

CL福岡以前のシティ上位入賞のデッキと、CL福岡からシティ前日での結果を残しているデッキの変化から個人的に考えた環境での多さとして、

  1. 悪リザードン(主にビーダル型、3割程度でピジョット型)

  2. ルギアチラチーノ/ロスバレ/パオカイナ/未来型テツノカイナ

  3. 古代ビート/トドロクツキ/アルギラ

  4. LO(イダイナキバ、カビゴン) 

って感じかなぁと思いました。

”悪リザードン”はこれまで相棒としていた《ピジョットex》が《ビーダル》に遷移していき、サイドを2-2-2で取りにくくされました。

”ルギアチラチーノ”においてはこれまで一撃型の《バンギラスV》ですら320しか出せなかったダメージを新規カードの《チラチーノ》の技スペシャルころころで特殊エネが5枚ついていれば《リザードンex》をワンパンできる強さが目立っています。

他には《トドロクツキex》や《テツノカイナex》を採用したロスバレや、《パオジアンex》と《テツノカイナex》を組み合わせた”パオカイナ”などが散見されます。

これらの共通点のひとつとして、HP120以下のポケモン、もしくはHP240以下のかみなり弱点の非エクのポケモンがほぼ必ず盤面に置かれていることです。

その隙をついてサイドを2枚取るために《テツノカイナex》を使いたいと考えました。
可能ならば《かがやくゲッコウガ》のげっこうしゅりけんで非エクポケモンを2枚取りしたり、後々《テツノカイナex》のごっつぁんプリファイを使いやすくするように90ダメージをばら撒いたり。高耐久のルール持ちポケモンにもワンパンできるデッキとなると”パオカイナ”や”ロスバレ”かなと思いました。
ただ、レギュレーション変更以前でもロストに関するデッキを触っていなかったことから理解度が低いため消去法でしたが”パオカイナ”を選びました。

*デッキリスト

シティ当日に使ったデッキリストです。

各カードとまではいきませんが、一部のカードの採用理由や枚数については、以下の項目に記載していきます。

*採用カードについて

・パオジアンex(2枚)

特性わななくれいきで基本水エネを2枚も手札に加えられることでかくしふだのコストにしたり、そのまま技の打点に繋げたりとかなり優秀な特性を持っています。
今回の構築ではヘイルブレードが最大480ダメージ出せるので、《ヒーローマント》付きの《ヒスイヌメルゴンVSTAR》もワンパンできます()
対面によるところはありますが、アタッカーとして《パルキアVSTAR》もあるので、2枚もあれば十分使い回すことができていたため3枚も採用する必要はないと思いました。

・オリジンパルキアV/VSTAR(各1枚)

直前までは《オリジンパルキアVSTAR》は採用していなかったのですが、《セグレイブ》が立てれらないような初手の弱さに対しての最低限の保険と、”古代ビート”や”イダイナキバLO”に対して《パオジアンex》のヘイルブレードを使わなくともエネルギーの消費無しでポケモンを気絶させられたり、”悪リザードン”や”古代ビート”に対して序盤のアタッカーとしても優秀だと感じ採用しました。

どちらかがサイド落ちしたらまともに使えないことから2枚ずつでの採用も考えましたが、もともと採用していない構築に慣れきってしまっていたことで更に2枚の枠を捻出することができず、もしサイドに落ちてしまったら別にいいや割り切ろう、となりました。

・テツノカイナex(1枚)

ごっつぁんごっつぁん。
このカードのせいで負けた人もいれば、勝利した人もたくさんいると思います。

仮に《テツノカイナex》が採用されていない”パオジアン”を握る上で、今の”悪リザードン”に勝つためには序盤にげっこうしゅりけんで複数体並べられた《ヒトカゲ》を2体倒して、相手が《かがやくリザードン》を置くまでに《リザードンex》を2体立ててそれを倒しにいくようにしてようやく2-2-2のプランを取ることができます。

対して1枚でも採用している場合、序盤から《リザードンex》2体を《オリジンパルキアVSTAR》や《パオジアンex》で倒したら、状況にもよりますが、相手は2-2-2で取られて負けないように《リザードンex》をあえて立てずに《かがやくリザードン》を一度挟んでから《リザードンex》を立ててくるでしょう。その際に《かがやくリザードン》を無視して裏の《ビーダル》や《マナフィ》をごっつぁんプリファイで倒すことで勝ち切れるのは強みだと思います。

他のデッキタイプが相手の場合でも、非エクポケモンを倒すのはもちろん、《ネオラントV》や《イキリンコex》をワンパンで倒してサイドを3枚取れるのはゲームを進める上でめちゃくちゃ楽になります。(それで必ずしも勝てるとはならないので、3枚取りしたからといって慢心しないてください…。)

・ブーストエナジー未来(1枚)

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