マルシェの楽しみ
パンやお菓子を焼いている友人が誘ってくれて、3月、4月と小さなマルシェに3回出店しました。これまでハーブを売ることについては、何となくまだ先のことだと思っていて、明確にイメージしていませんでした。今回、3月のマルシェに出そうと思ってからマルシェ当日まで3週間、慌しくも良い時間になりました。作業しはじめると何となく思っていたことがどんどん具現化していき、自分でも、そうかー、なるほどと思いました。
3月に作った、このテーキリヤ(フィンランド語で、お茶の本)第1号は、症状別のハーブティーのブレンドが8種類、説明付きで綴じられています。
そう言えば、昔はオーダーのブックカバー屋をしていましたが、やっぱり、私は本の形式が好きだし、本を開くときのドキドキする待ち遠しい感じが好きなようです。気づいたらハーブも本の形式になっていました♪
値段は初回なので1,000円にしてみました。ハーブを育てるところから、少量ずつのパッキングまで考えると、手間としては途方もない気もしましたが、まずは手にとってもらいたいなと思って。10冊作り、この日6冊売れました。うれしい。
4月制作のテーキリヤ02は、ハーブティーを飲み慣れていない人や、シンプルなパンやお菓子と一緒にハーブティーを楽しみたい人向けの、紅茶とのブレンド12種類を収録しています。巻末に使用したハーブのガイドも付けてみました。
実際、私も、朝一は、息子と一緒に体質改善のためのハーブティーを飲み、朝食時や朝食後には紅茶とハーブのブレンドティーをほぼ毎日飲んでいます。紅茶とブレンドするとお茶としてのベースがしっかりするのでミルクティーにも向くし、やはり私には必要なブレンドです。
今月初めから、ヨモギ、ハコベ、ナズナ、カキドオシなどの春の野草と、2年目のマレイン、越冬したカレンデュラと三色スミレの収穫をし始めています。うまく乾燥できたものは、4月のブレンドに加えることができ、臨場感があって楽しかったです。
でも、なんと言ってもマルシェの楽しみは、お客さんとの会話がはずんだり、ハーブティーの試飲をしてもらえるところです。4月はハーブ苗も一緒に売ったので、さらにハーブの生態や育て方の話で盛り上がりました!
やっぱりハーブの楽しみは、育てるところからしてこそだなぁと思います。
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