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SkypeアプリとWebサイトの月額プラン残量が一致しない

Microsoft 365® Personal (旧称 Office 365® Personal)を購入すると、Skypeの月額プランがおまけで付いてくる。このオマケのSkype月額プランは毎月60分だけ一般加入電話や携帯電話との通話ができる。

60分の中から通話ごとに時間が引かれていきゼロになると電話できなくなる。追加料金を払うか、特定の日に通話残量がリセットされて60分に戻るのを待てば再び通話可能になる仕組みである。スマホの定額プランで「ギガが減る」(ヘンテコな日本語)みたいな感じだ。

さてここで、Mac版のSkypeアプリ(バージョン 8.61.0.95)で通話残量がリセットされた日 (2020/07/07) の2日後、リセットされてから一度も電話していない状態で残り時間を確認すると……

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なぜか、「残り 29 分、有効期限: 2020/08/07」と表示される。

60分のうち31分がすでに使われたことになっている。使っていないのに。

どこかの共産主義国家の国営サイバー窃盗団にでも不正使用されたかと一瞬ギョッとした。

アプリに表示されるお使いの月額プラン名「携帯電話や固定電話と 60 分の無料世界通話 - Office 365 で1ヶ月」の部分がハイパーリンクになっているのでクリックするとウェブブラウザーでSkypeのWebサイト「月額プランの設定」画面が開く。

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こちらで通話残量を確認すると、ちゃんと「残り分数60分(更新予定日:2020年8月7日)」になっている。

アプリとWebサイトの残量表示が一致していない。表示が異なる、不整合。

Skypeアプリによる「残り 29 分」の部分には、どうやら先月分の残量が表示されているようだ(有効期限のほうは正常に更新されているのに)。

Skypeのサポートに問い合わせたところ、同じ怪現象の報告は他のユーザーからもあったような雰囲気で「アプリを再インストールして問題が解消されなければ、アプリが修正されるのをお待ちください」とのこと。

アプリを再ダウンロードしてインストールするのも面倒なので、ふと思いついて「Skypeから電話を架けて相手に接続されたら切る(最小時間の通話を行う)」という操作を試してみた。

すると、みごとアプリとWebの残量表示が一致した(どちらも59分になった)。やはりアプリ側の表示の不具合のようだ。

神経質なためか、はたまた呪われているのか、こういう課金系の不具合によく遭遇する。
有料サービスのUI/UXはテストが大変なのは分かるが、きちんと作り込んでおかないとユーザーを不安にさせる。他山の石、他山の石。

Skypeのサポートに問い合わせた翌日にはSkypeアプリのアップデート(バージョン 8.62.0.85)が出ていた。ひょっとしたら、残量表示の不具合が直っているかもしれない。来月また確認してみよう。と言いつつ、1カ月もたつと忘れているに違いない。

#Skype #UI #UX

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