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石垣島で絶対に外さないスポット(ご飯編)

石垣島は日本屈指の観光地で、誰もが好きになる島です。食べ物のバリエーションも多く、食事に困ることはありません。でも、オススメのお店を調べるためにガイドブックやWEBサイトを見ても数が多すぎて余計悩んだり、失敗しないか不安に感じることもあると思います。

そこで、本記事では、現在沖縄在住で石垣島の調剤薬局で働いていたことがある自称プロ沖縄人・ぷー絶対に外さないご飯屋さんを料理別にご紹介します。それぞれタイトルにリンクを貼っているので、気になる場所は簡単に詳細を調べることができます。人気店は事前予約が必須なので旅行計画を立てる段階で予約までしっかりと取ることをオススメします。ちなみに、忖度のない筆者の個人的コメントを多めに載せています。

「説明はいいから、とりあえず料理別に一番有名なお店だけ知りたい!」という方は、こちら!!

この記事を読んで、ぜひ楽しい石垣島旅行にしてください!!

<お店の場所>

地図
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1.ひとし(海鮮居酒屋)

観光客にひとつだけお店をオススメするとしたらここを教える絶対に早めの予約が必要。地元の人もよく来ている。価格設定は若干高めに感じられるが、食べたら分かる、安い。
まぐろ屋さん、と言われているだけあって圧倒的にまぐろ料理がオススメ。ただ個人的には「石垣牛寿司」「魚フライ」を食べて欲しい。今まで食べたことのない魚フライに出会えて焦る。
本店石敢當店の2店舗あって、どちらもかなり混み合う。内装の違いがあり、本店は和風、石敢當店は洋風となっている。地元の人が言うには、本店の方が美味しいらしい。街の中心からは石敢當店が近い。
本店:17:00~23:30(L.O.22:30)、水曜定休
石敢當店:17:00~23:00、日曜定休

2.てっぺん(海鮮居酒屋)

「石垣牛と海鮮の店」という副題が店名についているだけあって、肉も魚もオススメ。名物料理は「石垣牛の炙り握り」。口の中にいれると気付いたら溶けてなくなる。握りだけでここに来る価値がある。また「てっぺん盛り」という、らせん階段上に刺身を盛り合わせた料理の見栄えが良く、味も文句なし。
姉妹店に「こてっぺん」「どてっぺん」がある。「てっぺん」より「こてっぺん」の方が若干空いてて味も変わらないのでオススメ。「どてっぺん」は街から遠いが駐車場が広いので、地元の人が多く空いている。予約を入れるなら『てっぺん→こてっぺん→どてっぺん』の順に確認してみよう。
てっぺん:12:00~23:00(L.O.22:00)
こてっぺん:月~木、日祝:17:00~翌0:00。金土祝前日:17:00~翌2:00
どてっぺん:平日17:00〜24:00(L.O 23:00)、土日祝日15:00〜24:00

3.海人居酒屋 源(海鮮居酒屋)

沖縄料理をまんべんなく、そして最もコスパ良く食べることができるお店。安いのにおいしい。ほぼすべてのメニューを頼んだことがあるけれど、ハズレがまったくなかった。驚く。現役漁師のオーナーが朝捕ってきた魚を各店舗で調理して提供する。
市街地には総本店美崎店がありどちらもオススメ。筆者はそれほど混まない平得店に月2で行っていた。土日は満席になることもあるが、予約なしでも入れることもあるので困ったときには重宝する。
17:00~24:00(L.O.23:00)

4.来夏世(八重山そば)

「くなつゆ」と読みます。沖縄のお祭りの名前が由来。
八重山そば屋さんの中で最もおいしいお店。非常にシンプルかつ王道の味ですべての人にオススメ。あっさり、さっぱり、激うまで450円。なぜ。筆者ははじめて石垣島を訪れる人には真っ先にここを紹介している。そばを食べる際には沖縄混ぜご飯「じゅーしー」も併せて頼んで欲しい。ほとんどの人が頼むため売り切れていることが多いが、たまたま残っていたらすぐに頼もう。そばにとても合う。
街から徒歩15分。分かりにくい場所にひっそりと建っているため場所を確認してから向かおう。外も中も雰囲気がとてもよい。駐車場もあるが、お店周りは道幅が狭くなっているので気をつけて。
11:00~14:00、日曜定休

5.明石食堂(八重山そば)

八重山そば屋さんの中で最もおいしいお店2。甲乙つけがたい。西の来夏世、東の明石食堂。来夏世の味とは結構違いがあるので、是非どちらも食べてほしい。市街地から車で30分以上かかるにもかかわらず、いつ訪れても行列ができている。予約不可。初めての方は、ダントツ人気の「牛汁そば」をまず頼んでみよう。あっさり系でシンプル、だけど飽きさせない深い味。筆者は毎回牛汁そばしか頼まないので分からないが、カツカレーなどそれ以外のメニューも色々あるみたいだった。
11:30~15:00(無くなり次第終了)、日曜定休

6.やまもと(石垣牛)

島の人なら誰でも知っている超超超有名店食べログで100名店に選ばれている。石垣牛のすべての部位の肉をおいしく食べることができる。正直、他のお店とは比べものにならない。そしてなぜかリーズナブル。なぜだ。
席に座ると七輪が用意され、その上で自分で焼き肉をするスタイル。個人的には「石垣牛の焼きしゃぶ」が絶品。人気すぎて、19時に入店してもすでに売り切れていたこともある。早めの入店をオススメする
かなり前から予約をしないと入ることができないので、飛行機の予約を取るよりも先にここをおさえておいた方がいい。筆者は当日電話をすると、たまたまキャンセルが出たので入ることができたが、奇跡。こういうことも起きるので、現地でも諦めずに連絡してみた方がいい。
17:00~お肉がなくなり次第閉店、水曜定休

7.石垣島きたうち牧場(石垣牛)

「やまもと」が空いてなかったらここに行く。こちらも食べログで100名店入りだが「やまもと」よりは気持ち空いているそれ以降の順位は『いしなぎ屋』や『MARU』と続く。
オススメメニューは高いけど「特選ロース」。あんなに柔らかいお肉は初めて食べた。おいしかったなぁ。めちゃくちゃおいしいけど、もっとおいしい「やまもと」はどんなとこなんだ...と少し後悔するので、やっぱり「やまもと」で食べて欲しい。笑
きたうち牧場の美崎店は街の中心地に位置しておりアクセスがとても良い本店は街から少し歩いたとこにあるため、美崎店より空いていることが多い。ちなみにランチタイムはかなり安いので、おすすめ。
11:30~15:00(LO 14:30)、16:30~22:00(LO 21:30)、火曜定休

8.かびら亭(燻製石垣牛)

川平(かびら)湾のある川平集落で食べることができる個性的なステーキ屋さん。街から少し遠いけど、他では食べることができない美崎牛や石垣牛の瞬間燻製ステーキが食べられる。「トリュフたまごかけご飯」で有名な麻布十番の「十番右京」の料理長らがメニューを監修しているとお店で聞かされた。
店内はかなり広いがランチ時間はかなり混み合っていたので、心配な方は予約をしていった方がいいかもしれない。とてもお酒に合う味なので、川平近辺に宿泊の際には間違いなくここで飲んで欲しい。料金は少し値が張るが、ランチだとコスパ良く食べれる。
11:30~14:00、17:00~22:00(L.O.21:30)、木曜定休

9.うさぎや(島唄ライブ)

沖縄と言ったら島唄ライブは欠かせない。筆者も最初は足繁く通った。ライブ前半は沖縄民謡の演奏にみんなで手拍子で盛り上げながら楽しむ感じだが、最後の方ではお客が立ち上がってカチャーシ(沖縄の踊り、簡単)を踊る時間もあったりで、たとえ1人で行っても楽しめる。踊ってると近くの人と仲良くなることも案外ある。
うさぎやは沖縄でもトップクラスの島唄ライブを見ることができる。石垣本店新館波のうえ店一魚一会の4店舗があり、筆者は本店と一魚一会をオススメする。本店は上手な演奏者の出演率が高く、一魚一会は海鮮系のメニューが豊富でおいしい。出演者スケジュールをHPから見ることができるので、お気に入りの奏者を見つけてみよう。最近はYouTube配信もしているようす。ライブチャージ4〜500円。
ライブ1部19:00~20:00、ライブ2部21:00~22:00
本店・新館
:17:00~24:00 (L.O.23:00)
波の上:17:00~23:00(L.O.22:00)木曜定休
一魚一会:16:00 ~ 24:00

10.カッシーズバー ゆくい(バー)

オリオンビールや泡盛に飽き、ワインや日本酒を飲みたくなったときは間違いなくここ。実際に全国の酒蔵に買い付けに行っていて、質の高いお酒の品揃えがとても多い。オススメを聞くと、人柄のよいオーナーのかっしーさんが豊富な知識でお客さんの好みに会うお酒を選んでくれる。筆者はここで日本酒にはまり、いまだに日本酒ばかり飲んでいる。
さらにかっしーさんはは石垣島の飲食店コミュニティーの運営をしており、他のお店のことも熟知しているので、最新のオススメ店はオーナーから引き出そう。
お酒が得意じゃない人向けに、誰でもするすると飲める危険な魔法の飲み物『シークワーサービール』をオススメしてくれる。
ちなみに新橋に支店があり、都内でもカッシーズバーを楽しめる。
21:00~翌3:00(LO2:30)、月曜定休

11.プカプカ(カフェ)

海の見えるカフェを探している方は、絶対ここに行った方がいい。全席オーシャンビュー。いつもランチで利用していて、タコライスもカレーもハンバーグも全部おいしかった。500円追加でビュッフェも付けることができる。予約をすればBBQもできるみたい。中心街から車で5分くらい。
ちなみに、ほぼ隣にある島野菜カフェリハロウビーチもオーシャンビューが楽しむことができるカフェで、雰囲気も南国感ばっちりで最高。18時以降のバーニャカウダー食べ放題がとてもよかった。夏は夕日を見ながらバーニャカウダーもあり。
10:00〜20:30(LO 20:00)

12.ブルーカフェ石垣島(カフェ)

街中のホテル・ブルーキャビン石垣島の1階にあり、朝7時からやってる貴重なモーニングカフェランチのビュッフェもいい感じ。中は思ったより広く、100席以上ある。港を眺めながら過ごせるテラス席でのんびりしたり作業できる。離島ターミナルから徒歩1分なので、筆者はフェリーまでの待ち時間をここで過ごすことが多かった。Wi-Fiも高速で壁際に何カ所か電源もあるので、仕事をするのにも適している。カフェ併設しているパン屋もとてもよく、店内で食べることもできる。石垣島の塩『雪塩』で作られた塩パンがおいしかった。
7:00~15:00 (L.O.14:30)、月木定休

13.バナナカフェ(カフェ)

ランチメニューは夕方まで頼めるので、ランチを食べそびれた人にも使える。ドリンクメニューもフードメニューも充実していてどんなシーンでも使えるのが使いやすい。とても居心地が良く、昼間は集中して仕事をしたいときに、夜は友達としっぽりと飲みたいときに良い結構夜中まで開いているので、2軒目・3軒目で行く人も多い。夜は暗めでムードもよい。仕事をしたい方は、コンセントは店の中央辺りのテーブルのと頃にしかないので注意。
夏場は冷房が強いときがあるので羽織り物を持って行くのをオススメする。店名のバナナに関連するものはほぼなく、「島バナナケーキ」があるくらい。日本最南端のギネス生ビールが飲める店と打ち出していた。
11時半〜16時、17時〜27時、木曜定休

14.マルハ鮮魚(てんぷら)

沖縄ではてんぷらをおやつとして食べる。沖縄の鮮魚店にいくと、てんぷらを頼むことができる(たまに、うちはやってない!と言われるところもある)。マルハ鮮魚ではフェリーターミナル目の前にあり、離島へのフェリーを待つちょっとした時間でてんぷらを食べることができる。タイミング次第で刺身も売っていて、非常においしい。店先にテーブルと椅子があり、そこで食べることができる。フェリーの中で食べるのもあり。たまに気まぐれで開店が遅れたり、お店を閉めているときもあるので注意。
10:00~18:00(島時間)、日曜定休

15.とうふの比嘉(島豆腐)

創業60年越えの老舗豆腐屋さん。一番人気のゆし豆腐セットが一見質素なのに驚くほど美味しい。350円。うそでしょ。
朝食時間から開いているので、宿に朝ご飯がつかない場合にかなり使い勝手がいい。朝から混み合い、土日はいつも行列ができる。ただ回転スピードは速いのでそれほど待たずに入店できると思う。「暑さに強い方」席と「暑さに弱い方」席がある
少し市街地から離れているので車必須。本当にこの辺りにお店があるのか...??と思うくらいかなり分かりにくい場所にあるが、サトウキビ畑ののどかな風景を楽しみながら向かってみよう。
6:30~15:00(売り切れ次第終了)、日曜定休

16.知念商会(おにささ)

B級ジャンクフード。知念商会のおにささの事を知っていると、島民から「おまえ石垣島のことをよく分かってるな!!!」と評価があがる。それもそのはず、島民が小学生時代の思い出は『おにささ』で出来ているらしい。
語幹的におにぎりの中にささみが入っているように感じるが、少し違う。はじめ見たときはかなり斬新だった。店内でおにぎりと材料を買って、ビニール袋の中でぐっちゃぐちゃにする。作り方は家庭によって違うらしいが、スタンダートなやり方はお店に説明書きが書いてあるのでご安心を。見た目とは裏腹のおいしさに少しびっくりする。朝7時から開いているので、午前中からしっかり活動するときは時間短縮にもなって良い。街から歩いて15〜20分くらい。
7:00~21:00

17.さよこの店(サーターアンダギー)

沖縄で食べることができるサーターアンダギー店の中で最もおいしい。なにより1個60円前後で安さにびっくりする。さらに味の種類が豊富で午前中に20分刻みでどんどん品揃えがよくなっていく。大体13時くらいに行くと全種類揃っているが、土日はものすごい勢いで売り切れていく。
事前に電話でお願いすると取り置きしてくれる。全種類取り置きとかもできるけど、焼き上がり時間によっては取りに行ったときにまだ焼けていませんと言われることも。
10:00 ~売り切れ次第終了、日曜定休

18.ミルミル本舗(ジェラート)

街から車で15分ほど走らせた雄大な丘の上にぽつんとあるジェラート屋さん。味の種類も豊富で、どれもとてもおいしく、大体高確率でダブルを頼んでしまう。個人的なオススメは「ドラゴンフルーツ」「紅芋」「島バナナ」。店内席もあるが、天気が悪くない限りは外のテラス席や屋上の展望テラスが絶対おすすめ。海を見渡すことができ、目の前に広がる広い芝生とのコントラストが相まって、思わず目を奪われる。そして気付くとジェラートが溶けている。
お店で石垣牛ハンバーガーも提供していて、小腹が空いているときにも便利。さらに加工食品も数多く取りそろえているので、物色するだけでとても楽しい。プリンがおいしかった。ジェラート屋の外にはお土産屋も併設されていて、癖のある面白いグッズを買うことができる。空港にジェラート屋さんの支店が出ている。
10:00-夕日が沈むまで

19.ミルククラウン(ソフトクリーム)

最北端にある平久保埼灯台に向かう途中、「ジャージーソフトクリーム」という看板を掲げた白い軽ワゴンが目印。中に人がいないので今日はやってないのかなぁと思いきや、すこし遠くに一軒だけ見える建物に向かって手を振ると、すぐに気付いて車で向かってきてくれる。それだけでも十分楽しいのに、ジャージー牛の乳から作ったさっぱりとしたソフトクリームに二度驚く。自然たっぷりの風景の中で食べるのもいいし、そのまま灯台に向かうのもよし。他にもフロートやケーキもあるようでした。
※日本の牛の約99%がホルスタイン牛。0.8%がジャージー牛で、濃くて味わい深い牛乳みたい。今調べた。→参考
10:00〜17:00

20.トミーのパン屋(パン)

島の北側、トミービーチの近くにあるパン屋さん。お店へと通じる小道の入口がかなり分かりにくい。看板はあるが、うっかり通り過ぎてしまうくらいの看板がひっそりと立っている。さらに舗装されていない小さい道を行くので「本当にこの先にある?」と不安に感じるが、騙されたと思って進んでみよう。建物を見つけてからも、入口のドアが「本当にパン売ってる?」というくらい質素。ここでも負けずに勇気を出して開けてみよう。最初から開いてることもあった。
天然酵母を使ったパン屋で、基本的にはハード系が多い「紅芋のあんぱん」が本当に美味しいのでご賞味あれ。人気店なので午前中にいかないとパンがほとんどなくなる。
9:00~17:00(昼にはなくなる)、火水曜定休

21.ビストロスマイルの石垣島カレー(カレー)

知る人ぞ知る名店。観光ガイドに載っているのを見たことない。だから島の人に人気。海外で修行したあとに、石垣島にて夫婦でお店をやっている。奥さんが毎朝作っているメロンパンが絶妙な甘さでおいしすぎて(今はないかも?)、毎週通っていた。
看板メニューであるカレーが絶品。できる限り石垣島産の材料で作っていて味にオーナーの想いが詰まっている。うまい。個人的にはハンバーグが一番オススメ。あと、気さくなオーナー夫婦の人柄に惚れた。
11:30~14:00(土日月のみ)18:00~23:00(LO:22:30)、水曜定休

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気になる場所は見つかりましたか?
本当はもっともっとオススメしたい場所はありますが、断腸の思いで厳選しました。

ご紹介した場所だけ回れば石垣島を余すことなく堪能できますし、失敗もありません。もっと個人的な感想が聞きたければ直接ぷー(@traveler_pooh)に連絡いただけますと、さらに細かい情報をお伝えします。

それでは楽しい石垣島旅行をお過ごしください!


▼宮古島の情報についてもまとめています。


本当に本当に、励みになります。 ありがとうございます!!!