"強み"を理解する 人数編

今回は人数が多いことについての"強み"についてまとめていきます。

valorantは5on5の爆破ゲーです。
ラウンド中はリスポーン出来ないため、人数が増えることは原則ありません。
そのため、人数の強みはラウンド開始時が最も大きいことになります。

相手の人数を減らすと、味方が有利になります。
味方の人数が減ると、相手が有利になります

この人数が多いことで生まれる有利とはなんでしょう。

一言でいうならば、選択肢の多さです。
じゃんけんに例えると、相手のグーに対して
自分がグーとチョキとパーを持っていれば、パーで勝つことが出来ます。
しかし、グーとチョキしかない場合では、良くてもあいこにしか出来ません。
人数が減ると選択肢も減り、勝ち筋が無くなっていきます。
(選択肢と勝ち筋については後日。)

これをvalorantに当て嵌めると、
人数が減ることで使えるスキルや行動の選択肢が減っていくことになります。

例えば
防衛で5人で4箇所監視することは容易ですが、2人で4箇所監視することは困難です。
攻撃で構造上同時にクリアリング出来ない場所では、2人以上でないと一方的に倒される可能性があります。
このように、出来ること(選択肢)は限られるため、相手が対応出来ない所を狙えば有利に試合を運ぶことができます。

単純な撃ち合いに関してはどうでしょう。

仮に全く同じ実力のプレイヤーが同一条件で撃ち合うなら、勝率は50%になります。
同様にプレイヤー2人と順に撃ち合うなら、勝率は25%です。
しかし、同時に2人を相手にすると勝率は0%になります。

これは、全く同じ実力であっても2人いれば単純に2倍のDPS(秒間ダメージ)を与えられるため、
相手に80ダメージを与える間に160ダメージを受けてしまう訳です。
逆にこちらの人数が多ければ、その分のDPSも比例します。

では、ここまで有利にも関わらず、何故人数有利でも負けるのでしょうか?

理由にはエイムや運も関わってきますが、何よりも人数差の強みを活かせずに、上記25%の勝率を与えてしまっている所にあります。

最も避けるべき行動は、1vs1を繰り返すことです。
もし一撃で倒されたなら、タダで人数の有利を渡すことになります。

また、カバーの取れる位置に居ても、直ぐに撃たないor飛び出さない。では意味がありません。
すぐに撃てば勝てたのに、味方を犠牲にしてまで勝てない動きをしないでください。

カバーとは味方が負ける前に加勢することです。
出来なければ、位置かタイミングが良くないので反省しましょう。そのままではただのベイトですから。

(ちなみにジェットOPが強いのも、ブリンクで下がってカバーを躱せるところにあります。下がれないポジションはナンセンスです。強みがない。)

カバーの詳しい話はまた今度。

要は人数多い方が有利だよ!
1人で意味なく負けるor味方を死なせるなよ!ってことです。
それ以上の作戦や目的がある時だけにしましょう。
死んだら何も残りません。

読んで下さってありがとうございます。
また次回。

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