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人は、人気者を好きになる。1ヶ月で2万人フォロワーが増えたTikTokerが経験したコメントの変化 -

私はこれまで、AI技術を活用した動画制作を継続的に行ってきました。そして1ヶ月前、新たな表現として「フィクションと現実の狭間」をテーマにした動画を投稿し始めました。

この試みは大きな反響を呼び、多くの視聴者から支持を得ることができ、一ヶ月でフォロワー2万人増、再生数も400再生から最高300万再生に。しかし、当初は表現方法に対する戸惑いからか、批判的なコメントも多く見受けられました。

最初は驚きました。そんな悪口言う?

新しい表現への挑戦と当初の反応

動画を投稿し始めた当初は、「現実離れしすぎていて理解できない」「不快」「気持ち悪り」「フェイク」といった否定的な意見が寄せられました。

私自身は、新しい表現の可能性を追求し、視聴者の想像力を掻き立てるようなAIならではの動画を目指していました。『現実にあったらどうだろう』って。しかし、視聴者によっては、その表現方法が受け入れ難い場合もあったのだと思います。

でかはむ

再生回数増加と肯定的な意見の増加

その後、これらの動画の再生回数が伸び一ヶ月でフォロワーが2万人増えました。次第に、肯定的なコメントが増加していきました。私の動画制作の技術が向上したことも多少はあると思います。見る側も表現方法に徐々に慣れてきたのかもしれません。

しかし、それ以上に「人気が出てきたから」という要因が大きかったのではないかと感じています。

1万人のフォロワーがついている動画。
1万件のいいね❤️

これを見た人間は、多くの人が支持しているものに対して、無意識のうちに好意的な感情を抱くようにできているのではないでしょうか。

これは、心理学でいうところの「バンドワゴン効果」や「ハロー効果」と関連付けられる可能性があります。

  • バンドワゴン効果とは、多数派の意見や行動に同調してしまう心理現象です。多くの人が支持している意見や行動は、それだけで魅力的に見えてしまうため、自身も同調して肯定的な評価をしがちになります。

  • ハロー効果とは、ある対象の良い面に影響され、他の面についても良く評価してしまう心理現象です。例えば、再生回数やチャンネル登録者数が多いTikTokerは、「人気がある=優れている」という評価に繋がりやすく、動画内容についても肯定的に見られやすくなる可能性があります。

これらの心理効果によって、たとえ動画の内容が変わっていなくても、再生回数やチャンネル登録者数の増加に伴い、肯定的なコメントが増え、批判的なコメントが影を顰めるという現象が起きたと考えています。

なんならアンチコメントに対して、視聴者が味方してくれることも増えてきました。嬉しいことです。

表現活動における考察 - あなたも突然人気者になる -

今回の経験を通して、表現活動においては、内容の面白さや独創性はもちろんのこと、周囲からの評価や人気も重要な要素となり得ることを実感しました。SNSではそれらは可視化されるため、かなり比重の大きな要素となっています。

もしあなたが、AI動画制作に興味を持ちながらも、周囲の反応や結果を気にして、一歩を踏み出せずにいるのなら、

「恐れずに、表現してください」

批判を恐れて丸ーくなったアウトプットしていませんか?心のどこかでこれはやりすぎ、きもいかな?って思っていませんか?

今は批判が多かったり、再生回数が伸び悩んだとしても、自分が本当に良いと思うものを表現し続ければ、必ずあなたの感性に共鳴する視聴者が現れ、熱狂的なファンになってくれるはずです。ファンが増えればおのずと、味方も増えるでしょう。

私自身も、まだまだ発展途上ですが、自分自身の表現を信じて、視聴者の心に響くような動画制作を続けていきたいと思っています。

きこえる、あなたがこの下らへんのハートボタンを押す音が。

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