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『ウルトラマンZ』感想&メモ

◆EP1「唱和ください、我の名を!」

光の国で開発された「ウルトラゼットライザー」と「ウルトラメダル」が邪悪な寄生生物セレブロによって盗まれた。
セレブロは凶暴宇宙鮫ゲネガーグを宿体としており、吐き出した四次元怪獣ブルトンの力でウルトラマンゼロを亜空間へ送ってしまう。
転送間際、ゼロは自身の弟子を名乗るウルトラマンゼットにライザーと3つのメダルを託し、彼に任務を引き継がせる。
地球に逃げ込んだゲネガーグ。日本の対怪獣ロボット部隊「ストレイジ」は、特空機1号セブンガーを出動させ対抗する。
遅れて飛来したゼットもセブンガーと協力しゲネガーグと戦うが、激戦の末にセブンガーパイロットのナツカワ・ハルキは死亡、ゼットも活動限界まで追い詰められてしまう。
そこでゼットはハルキに融合を持ちかける。異星人との対話にやや戸惑いながらも、承諾するハルキ。
ゼットライザーを用いゼロ・セブン・レオの力を取り込んだゼットは、スピードタイプの「アルファエッジ」に変化する。
ウルトラマンゼット アルファエッジはその素早い宇宙拳法でゲネガーグを圧倒し、最後にはゼスティウム光線を放ち爆散させる。
地球防衛軍怪獣研究センターに所属する青年カブラギ・シンヤはゲネガーグの死体回収を行っていた。すると突如、ゲネガーグの肉片から奇怪な生物__セレブロが飛び出してくる。セレブロはカブラギの肉体を乗っ取ることに成功し、不気味な笑みを浮かべるのだった。

・ウルトラマンゼロ
ウルトラセブンの息子で、レオの弟子。今回はウルトラマントを着けて登場。光の国を襲撃したゲネガーグを追うが、ブルトンによって別次元に飛ばされる。

・ウルトラマンゼット
今作の主人公。ゼロに憧れており、彼の弟子を自称している。ゼロと共にゲネガーグを追い、地球へ飛来。地球人のハルキと融合する。
地球の言語は理解できるものの、話すのは苦手らしい。

・ウルトラマンゼット アルファエッジ
ゼロ・セブン・レオのメダルで変身。スピーディーな格闘戦を得意とする。頭部から取り出す2対のスラッガーが武器。

・対怪獣特殊空挺機甲1号機セブンガー
ストレイジの開発した世界初の対怪獣ロボット。パワー型で、戦闘時の活動限界時間は3分。

・古代怪獣ゴメス
新生代第三紀ごろから生息している原始哺乳類。地底から市街地に現れ、セブンガーによって倒される。初出は『ウルトラQ』第一話。

・凶暴宇宙鮫ゲネガーグ
巨大な顎を携える怪獣。光の国を襲撃し、地球に逃走。
ゼットに倒される。

・四次元怪獣ブルトン
ゲネガーグが喰らっていた小惑星に付着していた怪獣。四次元繊毛によって時空間を操る。初出は『ウルトラマン』。

・寄生生物セレブロ
高度な知能を持つ宇宙の寄生生命体。ゲネガーグに寄生し光の国を襲い、その後に地球人カブラギに乗り移る。

◆EP2「戦士の心得」

ゲネガーグの来襲をきっかけに世界各地の怪獣が活性化し始めた。ストレイジは電気を喰らう怪獣ネロンガに対処することに。
透明化能力を持つネロンガに苦戦を強いられるハルキ/ゼットだったが、ヘビクラ隊長のアドバイスを活かし、敢えて「見ない」ことでネロンガを倒すことに成功する。

・透明怪獣ネロンガ
角から電気を吸引し透明化する。初出は『ウルトラマン』。

・ゼットの年齢

5000歳であることが発覚し、ハルキは敬語で接するように。枯れ専のヨウコはゼットを「様」付けで呼称し始める。

・ゼットホルダー
地球外の物質で構成されており地球人には見えないらしい。

EP3「生中継!怪獣輸送大作戦」

五甲山で巨大な岩めいて眠っていた古代怪獣ゴモラ
ストレイジはその無人島輸送作戦を実行するが、花粉の刺激によりゴモラが覚醒してしまう。
ゼットはウルトラマン、エース、タロウのメダルで『ベータスマッシュ』に変身、プロレス技でゴモラを倒す。
また、セブンガーの奮闘がお偉方に認められ、特空機2号開発の予算が下りることに。

・硬芯鉄拳弾
セブンガーの新技。強力なロケットパンチ。
冷凍怪獣ギガスを撃破した。

◆EP4「二号ロボ起動計画」

ストレイジが新たに開発した特空機2号『ウインダム』。初めはその充電効率に難があり起動に至らなかったが、ネロンガの電⼒増幅器官を応用することで解決。
地底怪獣テレスドン、またジラースメダルの力で強化されたエリマキテレスドンをゼットと協力し撃破する。

・怪獣メダル
セレブロがインナースペース内のマシンで作り出す。元となる怪獣の体液(細胞)が必要?
ゼットが回収した途端に砕け散った。

・セレブロ
ついに動いた!……と思ったら、今回はテレスドンにジラースメダルを喰らわせただけ。公式では愉快犯めいた説明がされているが、目的とかはないのだろうか?

・ヘビクラ隊長
ゼットを新しいオモチャに選ぶ。次回予告で魔人態ジャグラー映ってるんですけど!!?

◆EP5「ファースト・ジャグリング」

アラスカの厚氷からペギラが日本に上陸。
同じくアラスカから出土した「石槍」の破壊を目論み、大学の研究室へと侵攻する。
凍結のブレスを操るペギラにウインダムは活動を停止、さらには謎の宇宙人ジャグラーによってゼットライザーが奪われてしまって大ピンチ。
ゼットに変身できないハルキはセブンガーで出撃するが……。
何か用を終えたらしいジャグラーにライザーを返還され、ハルキはようやく変身を果たす。
するとハルキの想いに応えた石槍が「ゼットランスアロー」へと変貌、その炎の力を以てゼットはペギラを倒す。
……も直後、ゼッパンドンがいずこよりか出現。
ゼットは翻弄されながらも、氷の矢で射貫き撃破する。

_「……アッハッハハ……!!アハハハハ!!!」
地に大の字に伏したジャグラー……ヘビクラはひとり哄笑するのだった。

・冷凍怪獣ペギラ
「槍」の力でアラスカの永久凍土に封印されていたが、地球温暖化の影響で覚醒。イヌイットの伝承にその名が残されている。
再度の封印を免れるため「槍」の破壊に向かう。
初出は『ウルトラQ』。

・ゼットランスアロー

〈天より降りたる光の槍。我らの祈りにこたえ、魔物どもを時の狭間に眠らしめん〉
3万年前の地球に現れたウルトラ戦士の武器で、石化したものがアラスカで発見された。
怪獣を封印する強大な力を持つとされる。
炎と氷の力を操る。

・非変身時のゼット
ハルキとゼットは常に感覚を共有していないらしく、インナースペースの中以外では会話や互いの状況把握ができないみたい。

・無幻魔人ジャグラス ジャグラー/ヘビクラ
隠す気ありませんでしたよね!!?なヘビクラ正体。『ウルトラマンオーブ』のメインヴィラン。楽しそうで何よりです。
かつてガイ(=ウルトラマンオーブ)とは戦友で光の勢力に身を置いていたが、彼がオーブに選ばれたことをきっかけとしてそれ以降色々あり闇堕ち。魔人態という異形の姿に変身できるが、自力での巨大化はできない(外部からのパワーブーストがあれば可)。
青柳さんのジャグジャグ演技やっぱり大好きなんだなあ……!!ヘビクラモードとの絶妙な演じ分けも凄まじい……!

ダークゼットライザー
『星の瞬く狭間の闇よ、暗黒のパワーを我にもたらせ。光から闇、闇から光へ!』
ジャグラーが呪文を唱え召喚した闇のコピー品。
怪獣メダルもセットで付いてきてお得。
盗まれるわコピーされるわで光の国のテクノロジーが容易に流出しすぎる……!

・合体魔王獣ゼッパンドン
ゼットン、パンドン、マガオロチの怪獣メダルを用いてジャグラーが変身するおなじみのやつ。初出はオーブ。
ゼットにちょっかいを掛けにいき、倒される。

◆EP6「帰ってきた男!」

デビルスプリンターの力でギルバリスが復活した。
朝倉リク=ウルトラマンジードは再びギルバリスと相対するが、ウルティメイトファイナルに変身する間もなく敗北。ジードライザーも破損してしまう。
ヒカリから授かったゼットライザーを携え、ギルバリスを追ったリクはゼットの地球へとたどり着く。
リクはハルキと共闘しギルバリスの撃破に成功するのだった。

ウルトラマンジード/朝倉リク
『ウルトラマンジード』の主人公。
ウルトラマンベリアルの遺伝子から生み出された人工生命体で、もともとはベリアルが強化素材として吸収するために用意した。
本来の姿は闇に堕ちる前のベリアル(通称アーリースタイル)と瓜二つ。
ベリアルを倒したことでいまや光の国の有名人。
ゼットとは顔見知りらしく、兄弟子と認識されている。

ジードライザー
複数のウルトラ戦士の力を取り込む「フュージョンライズ」を可能とする装置。ウルトラマンヒカリが開発。スキャナーはギルバリスとの戦いで破損してしまう。
ナックルには通信機能が搭載されているが、どうにもペガたちとは連絡が取れないらしい。

ギガファイナライザー
ジードが最強形態「ウルティメイトファイナル」に変身するアイテム。劇場版『つなぐぜ! 願い!!』にて登場。人の想いの強さを力に変えることができる。

ギャラクシーライジング
ジードがギンガ、エックス、オーブのメダルで変身する新形態。
●ギャラクシーカッティング
両腕のエッジで切りつける。
●プラズマ光輪
頭上に4つの光輪を出現させ放つ。
●レッキングフェニックス
光線技。背後には不死鳥の翼のようなエフェクトが現れる。
●レッキングリッパー
プリミティブでも使用する切断光線。
●ギャラクシーバースト
ゼットライザーのブレードにエネルギーを纏わせ、光の斬撃を放つ。

ネオ・ブリタニア号
ベリアル軍の宇宙船であり、現在はリクたちの基地「星雲荘」。

ラストジャッジメンターギルバリス
ジード劇場版『つなぐぜ! 願い!!』のボス。
宇宙の平和を維持するため造られた巨大人工頭脳が自我に目覚め、暴走。知的生命体の殲滅を目的にギャラクトロンの軍を率いて星々を滅ぼしてきた。
ウルティメイトファイナルに覚醒したジードによって倒されるが、デビルスプリンターの影響で復活を遂げる。集積回路の修復のためケイ素の収集に動く。

アンドロイド兵バリスレイダー
ギルバリスが使役する機械兵。
今回はギルバリスの破片からセレブロが作り出す。彼の私兵となるのか?

ウルトラマンベリアル
闇に堕ちたウルトラマン。力を求めるあまりプラズマスパーク(光の国の人工太陽。この光の影響でウルトラの人々は現在の姿とパワーを獲得している)に手を出そうとして追放される。その後、レイブラッド星人に強大な力を与えられ邪悪な存在に(体表も黒く変化し、筋肉や鉤爪が発達する)。
初出は『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』。
ゼロと何度もぶつかり合う因縁の相手であり、倒される度に何らかの要因で復活を遂げていた。
『ウルトラマンジード』最終回で遂に完全な消滅を果たす。

究極生命体 レイブラッド星人
かつて何万年にも渡り宇宙を支配した恐るべき存在。肉体が滅びた後も精神体として在り続け、自らの後継者を決めるために宇宙中に遺伝子をばら撒く。
レイブラッドの遺伝子情報を与えられ、怪獣を使役する力を得た者は「レイオニクス」と呼ばれる。
初出は『大怪獣バトル』。

デビルスプリンター
ベリアルの細胞片。おそらくレイオニクスの力が作用しているようで、取り込んだ怪獣を凶暴化させる性質を持つ。
わりと軽率に飛び散っているらしいのでかなり厄介。

ベリアルメダル
デビルスプリンターから生成することは不可能らしい。セレブロはベリアル融合獣を生み出したい?

・ゼットライザーの名称
ヒカリに新ライザーのテスター探しを頼まれたゼロは、ゼットを推薦する。ウルトラゼットライザーという名前はテスターのゼットに由来する……のかもしれない。

・ミレニアム懸賞問題
アメリカのクレイ数学研究所によって2000年に発表された、100万ドルの懸賞金がかけられている7つの問題(6つは未解決)。
①ヤン–ミルズ方程式と質量ギャップ問題
②リーマン予想
③P≠NP予想
④ナビエ–ストークス方程式の解の存在と滑らかさ
⑤ホッジ予想
⑥ポアンカレ予想
⑦バーチ・スウィンナートン=ダイアー予想

EP7「陛下のメダル」

リクは怪奇現象を取り扱うチャンネル「AIB」の動画配信者と身分を偽り、ストレイジ基地に迎えられる。
すると突如としてバリスレイダーが襲来!リクはセレブロの造り出した抽出装置に転送され、ベリアル因子を採取される。
ジャグラーたちに救出されるも束の間、因子からベリアルメダルを精製したセレブロがスカルゴモラへと変身。
サンダーキラーペダニウムゼットンと自在に形態を変化させていく相手にゼットとジードは苦戦を強いられる。
するとそこにゼロが降臨シャイニングスタードライヴを使用し四次元空間から脱出を遂げたのだ。ゼット・ジード・ゼロは見事な連携でベリアル融合獣を撃破する。
リクとゼロは宇宙各地の凶暴化怪獣に対処するため去ることに。ハルキとゼットはこの地球は自分たちに任せて欲しいと告げ、決意を新たにするのだった。

シャイニングウルトラマンゼロ
ゼロがノアより授かったウルティメイトブレスレット(イージス)と融合し誕生した奇跡の姿。
シャイニングスタードライヴは一定空間内の時間遡行を可能とするチート技だが、そのぶんエネルギー消費が極端に激しく、多用はできない。
初出は『ウルトラゼロファイト』。

ベリアルメダル
リクの持つ高濃度のベリアル因子にデビルスプリンターを投入することで定着・完成した。

『守るぜ!希望!朝倉リク救出大々作戦』
「守るぜ!希望!」はウルトラマンジード マグニフィセントの名乗り。この隊長、小ネタも仕込んでノリノリである。

ちょっとトイレ……
歴代ウルトラ変身者の典型的なムーヴ。変身する場面を見られてはいけないのでこうした言い訳をする。たぶんジャグジャグさんこれから何度かやるんだろうなこのムーヴな……

人間大ゼット
ゼットがハルキの身体を操作し、インナースペース外でライザーを使用させることで変身できる。
ゼットがハルキサイズに逆変身するといったイメージ。エネルギーの消耗が激しいため、この姿では50秒しか活動できないらしい。

セレブロ/鏑木慎也
ベリアルメダルの検証実験のため、いよいよ変身。
しかし撃破されたところをヘビクラに目撃され、さらには名札まで落としてしまうなどしている。

ベリアル融合獣
ベリアル(のレイオニクスパワー)を媒介に2種の怪獣パワーを掛け合わせることで生まれる。初出は『ジード』。
今回はゴモラ×レッドキングの「スカルゴモラ」、エースキラー×エレキングの「サンダーキラー」、ゼットン×キングジョーの「ペダニウムゼットン」が登場した。

チャンネルAIB
AIB(Aliens Investigation Bureau)」は『ジード』における宇宙人犯罪者を取り締まる組織。
またヘビクラは『オーブ』の怪奇現象調査チーム「SSP(Something Search People)」をイメージしていたものと思われる。

◆EP8「神秘の力」

ピット星人姉妹を洗脳、使役し五体怪獣の細胞を収集したセレブロは合体怪獣トライキング、そして超合体怪獣ファイブキングに変身。実験と称して都市部で暴れ回る。
ファイブキングに苦戦するゼットを見かねたヘビクラは、密かに回収していたティガ・ダイナ・ガイアのメダルを彼に託す。
ゼットは神秘の超能力戦士「ガンマフューチャー」へとチェンジ、ファイブキングを内部から破壊・撃破する。
カブラギの正体に勘づいていたジャグラーは、変身解除直後の彼に剣を向ける。咄嗟にバリスレイダーを呼び出し逃走するセレブロだが、彼の去った跡には怪獣メダルが残されていた。

◆EP9「未確認物資護送指令」

防衛軍が密かに回収していた6枚のメダル。
そのうち3枚が宇宙ロボット・キングジョーの襲撃によって奪われてしまう。
襲撃者はウルトラメダルを「宇宙の秘宝」と呼称し、防衛軍に残り3枚を引き渡すよう要求してくる。
宇宙人がメダルから放たれる特殊なプラズマ波を探知している事に気付いたストレイジは、プラズマ波を解析・人工的に作り出して囮作戦を実行する。
陽動は成功、ヨウコは統先研(統合先進装備研究所)職員へと無事メダルを届ける。しかし職員の正体はカブラギだった!カブラギの手でメダルの場所が特定され、キングジョーが研究所に現われる。
メダルが奪われるその時、ゼットがインターセプト!コスモス・ネクサス・メビウスの力で新たな必殺技を放ち、ゼットはキングジョーを撃破する。
防衛軍がキングジョーの回収を進めるなか、瓦礫の中から謎の腕が飛び出して……!

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