【初心者向け】損切りを習慣化するまでにやったこと
突然ですが、私は株とFXのトレードで市場退場を3回経験しています。4度目でやっとプラスに。
この経験から言える確かなことは、
投資で成功するには失敗を克服しない限り勝てないと言うことです。
こんな経験ありませんか?
買っているか株が下がった時に、
・なんとかなるだろうと楽観視
・自分が損切りしたあとに上がったら嫌だな
・株価があがらないのに諦めきれなくて持ち続けて大損
こんな考えが頭をよぎり、損切りになかなか踏み出せませんでした。
市場から3回も退場し、プラスになるまで株の失敗で学んだことを書いていきます。
それでは、失敗を克服する理由から、なぜ損切りができないのか。そして損切りできるようになるまでにどんなことをしてきたのかを順に説明していきます。
なぜ失敗を克服しないといけないのか?
早速ですが、失敗の種類は大きく2つにあります。
❶自分が原因の失敗
❷外部が原因の失敗(例えばコロナによる影響など)
そして、そこから更に2つに分かれます。
①ルーティンか
②単発か
損切りラインまで来たけど損切りを躊躇し、想定以上に損が出た事象は「ルーティンかつ自分理由」の失敗であり、
企業の不祥事で株価が急落して想定以上に損失が出た事象は「外部理由で単発的」な失敗になる。
持論だけど、外部理由で単発の失敗を避けることは正直無理があると思ってて。(今回のようなコロナによる下落とか初動を想定できている人はまずいない)
だからこそ、リスク管理をすることが大切であり、それこそが唯一身を守る方法だと思う。(自分の許容を超えた取引(フルレバレッジとか)は逆方向に株価が動いたときに、一瞬で市場退場する理由になり得るため。)
恐らく、市場から退場する大半のトレーダーは、自分理由かつルーティンの失敗を克服できずに市場から退場していっており、投資で勝つにはここをしっかり克服できるかにかかっている
なぜなら、自己原因でかつルーティンで失敗している場合、
克服しない限りずっと失敗し続けるからです!!
損切りが大切なのはわかってるんだ!でもできないんだよ😂
私が市場退場した時の負けパターンはざっくりこんな感じ。
▶︎ロスカットに引っかかり損切りする
▶︎▶︎また損切りになったら嫌だなと思いロスカット設定しなくなる
▶︎▶︎▶︎損失が拡大していき、結局大きな損切りに
それ以外にも
・損切り後、精神的に熱くなってしまいエントリーを繰り返し損が膨らむ。
・なんとなく値動きに飛びついてしまいよくわからない学びのない損を出す
・ルールを守れない自分に腹が立ち、自虐的なトレードをしてしまう
・今日いくら儲かるかに焦点を当てて、ポジポジ病になってしまう
投資の世界に10年以上いるから、書いたらキリがないんだけど、共通しているポイントは「感情」が負けを引き起こす原因になっていると言うこと。
投資のうまくいかない理由は感情が8割
感情を制御しない限り、投資では勝てないなと思った。
そして自分の感情日記をつけることに。。。
感情日記をつけていて、自分が感情的になる根本を見つけた。
これはトレードだけではなく日常生活にも当てはまると思う。
◉期待値と結果のギャップ
◉以前の取引の残像
みんな日常でも無意識で期待値を持っている。
人に親切にしたけど、思った反応が帰ってこないとかもある意味、期待値。
ここではギャンブルで熱くなってしまう典型例として、パチンコを例にとり説明したいと思う。
" パチンコに行くとき、みなさんはどんなことを考えるだろうか? "
今日は勝つぞ !! 最低1万発、よければ3万発は出したいな。
こんな風に勝った時のことを想像してパチンコに行かないだろうか?
殆どの人はこれに当てはまると思う。
しかし、いざパチンコをすると中々当たりが引けない。
2万円、3万円と損失が膨らんでいく。そうなるとどうなるか。
今日は勝って帰るはずだったのに負けてなんて帰れない。ここから、当たりを引いて大蓮チャンで一気にプラスになるはずだ。(期待値とのギャップ発生)
そして当たったけど、確変を引けず、単発で大当たり終了。
ここでまた期待値とのギャップが出てしまい、感情的になり損失をドンドン膨らませてしまう。
これが期待値と現実のギャップによる差分が、感情を意味出していると考えます。
もし、元々負けるかもしれないと考え、期待値を下げてパチンコ屋さんに行ったとしたらどうでしょうか?
もしパチンコプロであれば、そもそも毎回勝てると思っていないので期待値がかなり低いのである。むしろ負けた時に「このくらいの負けでラッキー」とも思えることもあるだろう。
なので、そもそも期待値が低いので現実との感情的になりづらいのである。
これを株に当てはめてみよう。
私は取引する度に、利益を出すことしか考えていなかった。今日は10万円勝つぞとか、最低3万円は勝ちたいなとか。
負けることなど、これっぽちも考えていなかったのである。
これにより、午前中に5万円の利益が出ても、あと5万円取ることに執着して無茶なトレードをする。
無茶なトレードはそもそも精度が低いため損失が出る。
さらに期待値とのギャップが出てしまい、無茶なトレードを繰り返す。
結果その日はマイナス10万円で取引を終える。
これが期待値と現実のギャップが感情を揺さぶっている根本だと思う理由です。
前の取引を今の取引に引きずる
これはいわゆる、昨日の負けトレードを今日のトレードにイメージを含めてしますことである。
もっと具体的に言うと、昨日5万円負けたから今日は10万勝ちたい。最低でも5万円勝ってトントンにしたいと思うことである。
金額以外で例えると...
昨日損切後に上がってたから、今回も損切りすると上がるのでなはいか?
昨日全体が1000円下がったから今日は上がるだろう?
前は上方修正発表で上がったから、今回も上がるだろう?
これらも前のトレードイメージを引きずってしまい、今のトレードに影響を及ぼすのである。
ちなみにこのトレード心理は
これもわかるんだけど、どうしても頭によぎってしまう。
私が一番多いのは、
「昨日5万負けたのに、このトレードでも5万円損切りしたらトータル10万円の損になってしまう」などと、考えて損切りを躊躇してしまうのである。
皆さんも、経験したことがあるのではないだろうか。
次の章では、この2点の克服方法について解説していきたいと思う。
因みに余談ですが、
証券会社のツールって
利益→赤色
損益→緑色
が多いと思うんですけど
日常生活でこの色って信号機と同じで
赤色→危険。止まれ
緑色→安全。渡れ
なんですよね。
証券会社って売買をたくさんしてもらった方が言い訳ですから、
こーゆうところにも感情が揺さぶられる仕組みが隠されいるんだなーと。
まあ余談ですが(笑)
トレード目標を「金額」から「行動」に変えることで損切りを習慣化させる
表題の通り、目標設定を金額から行動ベースに変えていくと言うことである。
これがめちゃくちゃ効果的だった。
どのように変えていくかと言うと、
今まで1日1万円利益を達成するという目標だったのであれば
損切りを1日2%以内に抑えるといった具合に変更するのである。
これを月間ベースにしていき、今月いくら勝ったかではなく、負けの原因を克服できたか?に変更していく。
これをやって気づいたことだけど、みんな勝ちにいくことばかりに意識が向かいすぎている。
負けを減らしていくことにフォーカスすることで、負けが減り、自ずと勝てるようになるのである。
ちなみに、前のトレードを今のトレードに引きづらないようするためにした目標は、買い注文時にロスカットを必ず同時注文するである。
このように月間ベースで1回でもあれば、来月も同じ目標を設定し克服していくまでやり続ける。
そして克服できたら、負けの取引を再度見直し、要因を抽出して再度目標にして克服していく。
このようにしていけば着実に失敗から学びを抽出し、自分の糧にできると思う。
最後に「不変的な事は変化をしない事である」「成功の後には失敗しかないので、失敗要素は潰し続けなくてはいけない」と言うことは覚えておいてほしい。
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