見出し画像

エリア予選にワイトデッキで挑戦した話

どうも、ポニーです。
この記事は2024年7月、夏の暑さと梅雨の季節が入り混じるさなか関東で行われたエリア予選全7日間のうち、コマンドフェストに参加した7/7以外の6日間、計6回ほど参加した関東地方で行われたエリア予選に出続けては全てを失ってきた負け人間の簡易レポートになります。

ワイトデッキに至るまで

さて、エリア予選に参加するための権利をモダホラ3シールドでゲットしたこともあり、パイオニアのデッキがとんとない状態でのエリア予選への参加となり、序盤は燦々たる結果でした。
初回の晴れる屋トーナメントセンター東京では、1-4(青白コントロール)。
2回目の矢向 CARDBOX青馬堂書店矢向店では0-3(黒単t緑ハンデス)。
と受けるデッキを使おうとして、吸血鬼や緑単などなど環境のTier1たちのデッキに踏みつぶされる日々でした。
矢向の帰り道、勝つためには赤黒吸血鬼を攻略する必要があることをひしひしと電車の中で感じており、他エリア予選を抜けたデッキを見てみると運命のデッキにであいました。

ワイトデッキとご対面

カードボックス津店のエリア予選を2位で突破していた白黒スケルトンアグロデッキといえるものがそこに鎮座していました。
下記の通り、製作者の方のNoteにも出会ったのでとりあえず足りないカードをショップで買いつつMTGアリーナで回してみる事に。

カードを買って家に帰ってさぁMTGアリーナだ!と時間もない中でとりあえずの試運転を開始。ランクは下の方ですが、赤黒吸血鬼に思ったより簡単に勝つことができ、白単・赤単・黒単にも勝ったりして感触は上々。
サイドボードに白いカードを搭載しているわりにマナベースがあまり好きになれなかったので、基本土地の部分をいじって翌日のスポーツカード&カードゲームショップMINT横浜店開催のエリア予選へ参加することに決定。
スリーブに詰めて2時間ほど一人回しをして就寝。

こうみると本当にMTGアリーナ全然やってなかった

翌日のスポーツカード&カードゲームショップMINT横浜店開催、横浜西公会堂のエリア予選に参加。
結果としては、4-3と今までの中で一番いい成績で、かつ感触が非常によく翌日の予選もこのままでいいかなーと思いつつ友人の抜け報告を祝いつつ帰宅。
ただ、翌日のコミかる高崎店のエリア予選では、2-4してしまい暗雲立ち込めてきました。対戦をしている中で自分の中で感じていたデッキの違和感が顕在化してきたように感じました。

デッキの中の違和感

何点か回している中で自分の仲での違和感を感じていた部分が負ける要因に直結することもあり改善を図ることに。

  1. 《教団の徴集兵/Cult Conscript》が墓地からなかなか戻ってこない問題
    スケルトンでありながら、スケルトン以外のクリーチャーが死亡しないと戻せない点は《どぶ骨/Gutterbones》《見捨てられた鉱夫/Forsaken Miner》でビートダウンしてるときの除去に対しての戻す選択肢にできない点。

  2. タップインクリーチャーが多く、《密輸人の回転翼機/Smuggler's Copter》に上手に乗ることができずに店舗が悪い。クロックとして成立させるには、アンタップインクリーチャーを増やす必要がある点。

  3. マナベースでは白マナが元のリストでは16枚ほど確保されていましたがちょっと足りない気がしていたら案の定《消失の詩句/Vanishing Verse》が上手に打てずに負ける点。

上記の違和感を解消するために高崎から帰宅してからMagic Onlineを立ち上げて、Skeletonで検索してカードリストを眺めたりしてカードの入れ替えをしたりしつつ試運転を開始。
デッキリストがちゃんと固まりだしてからはだいぶん勝率も安定してきたのでリストがある程度固まりました。

ワイトでラダーに潜って7割取れたのでよかろうもんて…と自分を納得させてたり

いろいろありましたが、下記のようなデッキリストに最終的にたどり着きました。

主に最初のリストからの大きな変更点は、《教団の徴集兵/Cult Conscript》の採用をやめ、アンタップインかつ除去から相手のクリーチャーを奪うことが可能になりうる《すりのチビボネ/Tinybones, the Pickpocket》2枚と、手札から展開しきることも多いのでリソースを確保する可能性がある《腐食の荒馬/Caustic Bronco》を採用。《腐食の荒馬/Caustic Bronco》が除去を吸ってくれるなら《密輸人の回転翼機/Smuggler's Copter》が残るし、乗った《密輸人の回転翼機/Smuggler's Copter》が除去されれば《腐食の荒馬/Caustic Bronco》が残る、と相手にとっては対応しないといけないカード増やすことで他のスケルトンたちが走り切るなんてこともざらにありました。そういったこともありこの2枚は最終の2日間を通してかなり活躍してくれました。満足。

意外とマナエルフとか奪えたり。サイドアウトもするが。
追加の除去やサイドの思考囲いを持ってきてくれたり

土地を23枚に絞りつつ、序盤はタップインすることもある《カビーラの叩き伏せ/Kabira Takedown》を追加して、黒19枚・白18枚の約25枚の土地でマナベースを実現したり(両面ランドを1枚換算するのを心苦しくおもったりしつつ)アンタップインしやすい形になったので2行動取りやすくなったりしてマナベースにも満足していました。

頑張って僕の考えた白黒ワイトデッキで突撃エリア予選ラスト2回

自分で納得した形になったデッキでバトロコ高田馬場店へ突撃。結果は5-2の13位。バブルマッチの際に取った行動があとから見るに見苦しい行動かつ、ちょっとミスリードに近しい行動っぽくなっちゃっていて(Twitterで感情のままに書いたけどよくなかったなーと反省したりしてました。)反省すべき点は多かったですが、オポ差での13位という結果に手ごたえを感じました。

0.1%に泣いた

そんな手応えのある状況で翌日のイエローサブマリン秋葉原本店★ミント開催のエリア予選へ。初戦負けから4-1まで駆け上りバブルでまた弾け最後は勝って、オポでワンチャン12位あるか…!?みたいなところからオポまくれず13位という二日連続で13位という結果になりました。

崩れ落ちた13位通知

ということで、残念ながらエリア予選を突破することは叶わなかったですが、元のデッキリストから自分なりの理論で構築を見直し最終的にはバブルマッチへ2日連続たどり着けた点はこのエリア予選のサーキットに参加した意味があったかな、と思いました。
原案ありきではありますが、たまにはオリジナル(仮)デッキで勝てると嬉しいですね。
このワイトデッキは安くて、ビートダウンしたい人はMTGアリーナでお手軽に回せるのでぜひお試し下さい。

最後に、このワイトデッキの制作者アマハラさん、そしてエリア予選で対戦いただいた皆々様に感謝を述べて簡易レポートの〆としたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?