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1月に読んだ本まとめ

はじめに

今年の新しい取り組みの一環で読んだ本を履歴として残そうと思い毎月読んだ本を総括して感想とか書いていこうと思います。
あくまでも自分がどういう本を読んでいるのかをメモ書きしつついろんな人にいろいろなお勧めの本を教えてもらいたいところが本音ではあります。
とりあえずは、100冊/年ぐらいを目標に据えつつマイペースに進めていこうと思います。
漫画とかに関してはもっと読んでいる関係上書くのが大変なので、そちらに関してはブログの方で補完してますのでご興味あればどうぞ。https://ponyjack.hatenadiary.com

1冊目:かまって新卒ちゃんが毎回誘ってくる。

「ブラック企業ファァァァァアァァ~~~~~~ック!!!」
風間マサト、26歳。ブラック企ぎょ…広告代理店に務めるサラリーマン。またの名を社畜。
そんなマサトの後輩、新卒社員の伊波渚はパーフェクトヒロイン。
ルックス&スタイルが良ければ、仕事の飲み込みも早い。おまけに人懐っこくて愛想も良い。
そんな渚の欠点を挙げるとすれば、教育係のマサトのことを大好きすぎること。
「えへへ~♪ 褒めてもチューしかできませんよ?」
「先輩、今日“も”飲み行きましょう!」
「ささっ。後輩の勧めるお酒ですよ? 可愛い後輩の酒が飲めんと言うのか」
仕事終わりは毎回飲みに誘ってくるわ、酔っぱらうと甘えん坊に拍車を掛けるわ。
「終電がなければ、ホテルに泊まればいいんですっ!」
「…………。はぁぁぁ!?」
酒が大好きだからか、帰るのが面倒だからか、若気の至りなのか。
それとも……?
26歳社畜&22歳新卒が贈る、読めばドキドキ&ムズキュンすること間違いなしの社会人ラブコメディ!
『ホワイト企業の皆、オラに休みを分けてくれ!』

あらすじ

初手、ラノベです。帰省とかに際して新幹線の中でふわ~っと読み切れるものを、ということでチョイスしました。
YouTubeでボイスコミックが100万再生突破している人気作品だとか。
ラブコメものは読んでて不快になる確率が低く、手軽に読めるので結構好きだったりします。
本作は、ヒロインの女の子が先輩社員へのラブコール攻撃が多く恋の駆け引きというより押せ押せです。ドラクエでいうガンガンいこうぜ!
社会人ラブコメでも、主人公がモテモテなのは変わらないのでそういったのが苦手な方には向かないかも?自分は涼森先輩が主人公にとられずに済んだのでノーダメージです。

2冊目:厳しい女上司が高校生に戻ったら俺にデレデレする理由

冴えない会社員の下野(しもの)は上司である課長、上條透花(かみじょう とうか)に頭が上がらない毎日。
そんな、ある日、彼は高校時代へタイムリープ。
これはチャンスと高校の先輩だった憧れの課長へアプローチする下野だったが、課長が別人のようにデレデレJKに変貌!?
実は課長、上條も下野と同じくタイムリープ。
彼女は自分だけがタイムリープしていると思い、本当はずっと好きだった下野へ、ここぞとばかりにデレていたのだった。
「あなた、もしかして、し、下野くん!? 第一営業部の下野くん!? ああ、恥ずかしすぎて、しぬうう!」
タイムリープから始まる両片思いラブコメディ!

あらすじ

2冊目もラノベです。イラストレーターが「がんばれ同期ちゃん」で人気のよむさん。表紙をよむさんが描くってことだったので購入しました。
一応最新4巻で完結とのことで、過去に買って頭1章だけ読んでなんとなく後回しにしていた本作を1月に読み切りました。
こちらも社会人ラブコメ…と行きたいところですが、実際はタイムリープして身体は高校生、精神は社会人、コナン君もびっくりの超常現象から物語は始まります。
両片思いがかみ合いそうで嚙み合わない、主人公の自己評価の低さだけはこのまま続いちゃうとちょっと作品としては読みづらくなってしまうなぁ、なんて思いながら読了。
高校生ラブコメものなので、努力・友情・恋愛、の三要素でお話は展開していきます。お話の中でタイムリープの存在はなんならこの二人の周り全員してるんじゃないか?なんて疑念を抱いていますが4巻で解決するのかしら…?とりあえず、2巻~4巻まで全部そろってるのでゆったり読んでいこうかな、なんて思います。

3冊目:くすぶり中年の逆襲

「戦国時代だったら生きてない」「人生折り返し地点からの大逆転」49歳と42歳でブレイクした「若くない若手」漫才師・錦鯉。「第7世代の親世代」は今日も八面六臂の大活躍。もちろん、ここまでの道のりは山あり谷あり嵐あり……。生い立ちから苦難の下積み時代を経て、大ブレイクまでを初めて明かす大爆笑自叙伝!

あらすじ

ここからエッセイゾーンです。
3冊目は、2021年M-1グランプリ優勝コンビ、錦鯉のお二人の自叙伝です。
この自叙伝、語り部という存在がいるわけではなく二人のラジオを文字おこししたかのような出来上がりになってます。
なので、めちゃくちゃ読みやすい作品になってます。活字がそんなに得意じゃない人でも、音読してくれるサービスを使うとラジオ感覚で聴けてとても楽しい作品です。
この二人のブレイクするまでの苦労・ルーツ・笑いの原点、暗い話をしているはずなのに笑い話のように読めるあたり二人の話術がすごいなーなんて思えます。
初めての独演会のDVDも発売されるそうで、錦鯉、波にのってますね。

4冊目:自意識とコメディの日々

1994年、ダウンタウン旋風が吹き荒れる中、お笑いコンビとしてデビューしたオークラ。
しかし、才気あふれる芸人たちを前に「俺が一番面白い! 」という自意識は砕かれ、己の限界を知る。
「コント愛なら誰にも負けない」と作家へ転身したオークラは、バナナマン、東京03、おぎやはぎ、ラーメンズ──新たな才能たちと出会い、数々のユニットコントを生み出し、仲間たちとさまざまなカルチャーを巻き込んだ作品を世に出すようになる。
SAKEROCK、佐久間宣行との出会いから、いつしか夢となった「カルチャーとコントの融合」を舞台で、テレビで、その実現に向けてチャレンジは止まらない。
『ドラゴン桜2』の脚本を担当し、「コント愛」が多くの場所に広がった今、オークラの自意識はどこへ向かうのか?
天才たちの側で見た誰も知らないストーリー。オークラ初のお笑い自伝。

あらすじ

4冊目は、放送作家のオークラさんの「自意識とコメディの日々」です。
自分の知らない「お笑い」の世界に青春と生きがいをかけた人たちの物語。
オークラさんの視点で語られる、今売れている芸人たちが劇場や小さなライブステージで鎬を削りあい、磨き上げていた東京お笑いシーンの裏側が見えて非常に面白いです。
ただ、お笑い芸人の年表を追っているわけではなく、オークラさんの自意識と目標と、そしてエゴが見え隠れして熱をしっかり感じられます。
オードリー若林さんのエッセイと近い感覚もあり、そちらが好きな方は本作も楽しく読めると思います。
帯のバナナマンからのコメントがまたオークラさんに対する信頼と感謝が見え隠れするのでぜひ帯を見ていただきたいです。

5冊目:作家で億はかせげません

「ベストセラーは出せなくとも好きな本を書いて生きていこう」
……ぶっちゃけた話、『作家で億は稼げません』などというタイトルの本をウッカリと手に取ってしまったあなたは、かなり高い確率で天才ではないと思うのですよ。
しかし、それで正解なんです。本書は、神に愛された天才や、強い運を持って生まれてきたひと向けではありません。
そういった御仁は、放っておいても世に出ていくでしょうし、凡才にすぎない僕が教えられることなど、ひとつもございません。
僕がレクチャーしたいのは「凡才ならではのサバイバル方法」です。やり方によっては長く戦えます。
この本が、天賦の才や運を持って生まれなかった、以前の僕のような小説家志望者の道標になればと思います。
まずは本を出せないと意味がありませんから、ベストなデビューの方法を一緒に考えていきましょう。

本文より

5冊目は、仮想戦記やライトノベル作家の吉田親司(よしだ ちかし)先生のエッセイです。
この作品は、作家で食っていこうなんて考えている人に向けての作品になっていますが、個人で仕事を作っているような人こそ読むべきだな、なんて思います。
一般の人が作品を発表しやすくなった現代だからこそ、生き残るための行動はなんだかんだで地道な行動がすべてです。
中身はもちろん物書きで食っていきたい人に向けた手法を中心に経験談を連ねて書いていますが、作家じゃなくても見習うべき点はたくさんあると感じました。
凡才ならではの生きるテクニック、と書いてありますが物語をかける凡才は自分にとっては天才なんだよなぁ…

番外編:クイックジャパン 158

東京03
理想のコント師
本邦初公開! 東京03公演の裏側に密着!
笑いのルーツを辿る7,000字のソロインタビュー。
「第4の東京03」オークラによる、東京03必見コント10選!
アンタッチャブル、おぎやはぎなど、人力舎仲間が語る“尖った時代"。
バナナマン、バカリズムなど“プロの作り手"が見た東京03の凄さとは。
今誰もが憧れるコント師、東京03の魅力を紐解く大特集!

あらすじ

東京03大特集号のクイックジャパン。
ライブで食える芸人、舞台に立つ芸人みんながあこがれるコント師の魅力が詰まった一冊。
オークラさんの自伝を読んだ後にこれを読むと、東京03に肩入れしたくなる気持ちがふつふつと湧いてきます。
職人とはまさに彼らのことを指す。そういう風に感じました。

終わりに

1月は5冊+雑誌1冊と、思ったより少ない感じでフィニッシュ。
2月に入って、ゆったり読んでいますが本との出会いは一期一会。みなさんも少しでもいいので話題になった作品や、コミカライズされている作品の小説をぜひ手に取って自分の知らない世界の扉を開けてみませんか?

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