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【DAY6】ヨーロッパ旅行記〜バチカン・ローマで朝活編〜

6日目は朝7時前からバチカンのサン・ピエトロ大聖堂を訪れ、そのほかローマの観光地を散策しました。

朝バチカン

この日はイースターの前日で、キリスト教の聖地のバチカンは混雑が予想されたので早めに出発します。
6:30のバチカンは人も少なく、より一層神聖な空気。

サン・ピエトロ大聖堂の入場列に並び、7時のオープンを待ちました。手荷物検査もあるレベルの厳重警戒っぷりでした。

どーん!

大聖堂の中はとても広く、たくさんの彫刻があり、天井の装飾もびっしり。
有名なピエタ像もあります。
日本の彫刻は屋外で見ることが多いですが、室内展示だと劣化が比較的少ないので当時の状態に近いまま見れるのが良いなと思いました。

中心の天蓋は、なんと完成までに10年かかったそう。昔の人の繊細で辛抱強い仕事ぶりに思わずため息。

まさに大聖堂

ここで一番感動したのは、石なのに布のような彫刻です。正反対の素材なのに、こんなに軽さを纏えるなんて!命が吹き込まれたような彫刻に圧倒されました。

どう見ても布

地下には歴代のローマ法王が眠る墓地もあり、厳かな雰囲気です。

さっきのドームの上に登れるということで、500段の階段を登っていきます。

え、まだ登るんですか

ここからさらに登っていき…
最後は狭い螺旋階段を通って、ついに一番上に辿り着きました!
バチカンやローマの市内を一望できます。

オハヨー!!

下る頃には8時を過ぎて、大聖堂前の広場にも人がたくさん増えてきました。このタイミングから並んでいたら入場に2〜3時間はかかりそうな勢い。早く来てよかった!!

バチカン美術館はチケットが取れなかったので諦め。お土産屋さんを物色して、朝食を求めて歩きます。

ローマで朝食を

バチカンを後にして歩き、テラス席のあるカフェに入りました。
ベーシックなモーニングを頼みましたが、ヨーロッパ価格なのか結構お高めです。
街の景色はいい感じだったので、ま、いいか!
地元の人たちの暮らしが垣間見えるのも、旅行の醍醐味の一つです。

メインは草

街ブラ

そして再びローマの街をぶらぶら。
サンタンジェロ城にかかる橋には、12体の天使像が並んでいます。
2体だけベルニーニ(巨匠)の作品で、残りはレプリカ&弟子の作品とのことでしたが、素人の私には判別がつきませんでした。笑

ホンモノを探せ

どこを切り取っても絵になる街です。

橋を遠めに

ローマの街中は結構都会的ですが、歩いていると何の前触れもなくドデカ建築が登場します。

ナヴォーナ広場にある彫刻たちは、人間ではない生き物?が多くて不思議な世界観です。

ナヴォーナ広場

これは世界の4大大河を擬人化した像。発想からしてシュールで、動きもコミカル!
意外とサイズは大きくて見応えがあります。

新喜劇?

こんなふうに何千年、何百年の建築物や作品が現存しているのを見ると、歴史と地続きにある今をしみじみと感じられます。

ジェラートで一休みしていると、向かいにいた幼い姉妹が口の周りをべたべたにしながらジェラートにかぶりついていました。可愛かった〜

3段重ね

イタリアは革製品が有名なので、街中の至る所で革のカバンが安く売られていました。

お昼どきになると、テラス席でお酒を飲んでいる人がたくさん。陽気な国の文化を感じられます。

またしても突如現れるドデカ建造物。もっと勿体ぶってもいいものを!

パンテオン

冒険的イタリアン

お昼に入ったレストランで、街の人たちが頼んでいたお酒「スプリッツ」に挑戦します。
オレンジ風味で飲みやすい!シャーベット状の氷も入っていて、フラッペのように飲めてしまいます。
イタリア語のメニューをろくに読み込まないままノリで注文しましたが、口に合うものばかりでよかったです。

左のコロッケには米が入っていて、どこか懐かしい味わいでした。
決して高級店ではないのですが、パスタ一皿で2,500円くらいして、円安を痛感します……

小麦の暴力

帰りに寄ったイルビゾンテのお店では、バリバリの日本語で接客を受けてたじたじ。

スーパーで軽食を買い、早めにホテルに帰ってのんびりしました。

つづく

読んでくれてありがとー