カール・ニールセン 5つの小品 作品3
「カール・ニールセン 5つの小品 作品3」
雨。今朝はお散歩はお休み。
今朝は、カール・ニールセンさん。
カール・ニールセンさんは、デンマーク人の作曲家。1865年のお生まれで、1931年のお亡くなり。だから、フィンランドのシベリウスさんと同い年ということになる。
ニールセンさんが書いた曲の中で、世界でいちばんよく知られているのは、たぶん、「不滅」とか「滅し難きもの」という標題がついた交響曲第4番なのではないだろうか。この曲は、「銀河英雄伝説」のテレビアニメの中でも使われた。
今回弾いたのは、「5つの小品 作品3」。書かれた年は、1890年。ニールセンさんが25歳のときに書いた曲だ。
曲は、若い頃に書かれたものだけれど、ニールセンさんの、後年の作曲に見られる個性が表れているように見える。後期ロマン派の作曲技法をベースにして、前衛的な和音やメロディを織り込んで書くといった、ニールセンさんの音楽が、すでに、この曲から聴こえてくる。
演奏は難しくて、トッププロではない僕は、あっぷあっぷの青息吐息の演奏になっている。
5曲には標題がついている。
1 民謡
2 ユモレスク
3 アラベスク
4 かわいい
5 エルフの踊り
いずれもシンプルな曲だが、叙情はバッチリだ。こういう曲を、もう少し上手に弾けるようになりたいものだ。
カール・ニールセン 5つの小品 作品3
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