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ゴンドアの谷の歌

岡本よりたかさんの今日のメッセージ。

今住んでいる郡上の山中から、さらに山奥の家を手に入れた、とのことだ。

メディア・クリエイターの職を捨てて、自然農に勤しむようになったよりたかさん。

近年、そうして、文明から遠ざかる人と、文明に向かおうという人とが、極端に出ているように思う。

僕は、そのことを思うときに、宮崎駿が監督した「未来少年コナン」の、インダストリアとハイハーバーを思い出す。

インダストリアは機械文明の国で、ハイハーバーは自然農の国。

とはいえ、ハイハーバーにも高度な文明は存在する。

ただ、インダストリアは、文明を、破壊と支配に使い、ハイハーバーは、いや、「ハイハーバー」ではなく「ハイハーバーに住む人」は、文明を、安心と安寧のために使う。

似たような構図は、「風の谷のナウシカ」や「天空の城ラピュタ」にも見られる。

ラピュタに登場するロボット兵は、破壊と殺戮の兵器であるが、一面では、弱い人を守り、墓を守る。

ナウシカではもっと強く描かれていて、人々と人々が築いた文明は、腐海の虫たちの前では無力だ。

現代も、レプカやクシャナやムスカの生き方を求める人たちと、ラナやナウシカやシータの生き方を求める人と、二極化してきている印象がある。

宮崎駿の作品は、半分も見ていないが、このような構造をとっているものが、多くあるのだろうと思う。

ラピュタに出てくる「ゴンドアの谷の歌」の一節「土に根をおろし、風と共に生きよう。種と共に冬を越え、鳥と共に春を歌おう。」は、文明側の生き方をした人たちの反省の言葉として登場する。

それが宮崎の思い、ということについて、反論する人はいないだろう。

宮崎の作品を愛する人は多かろうと思うが、宮崎の思いを尊重しよう、という人は、どれくらいいるものか。

たぶん、口で尊重すると言って、行動しない人が大多数なのだろうと思う。

現代は、それでは通用しない時代になっている。

岡本よりたかさんは、そのことを、自分の行動でもって、示しているのだ。

強い行動をもって示しているのだ。

未来は確定していないので、岡本よりたかさんの予言の通りになるかどうかはわからない。

むしろ、予言の通りにならないほうが良いことは言うまでもない。

岡本よりたかさんの予言をはずすためには、岡本よりたかさんの目指す方向を検(あらた)めて、自分で咀嚼して、そして行動しなければならない、という、一見矛盾しているように見える行動をしなければならない。

現代の人たちには無理だろうね。

と、冷めている僕がいる。

でも、僕は、灯し続ける。

蝋燭の炎、陰の火をね。

岡本 よりたか
13分前 ·
「意識を進める」
時は2020年で止まったかのようだ。
どこを見てもTOKYO2020の文字が目に入る。人は目から入る情報が脳や行動を制御するから、意識はコロナが始まった去年から何一つ進めてくれない。
洗脳とはそういうものだ。
駅に張り出された広告は人の視覚から入り行動を制御する。それが消費に繋がるのである。
もし、至るところに「日本人は愚か者である」と書いてあれば、やがて我々は愚か者であると認めてしまうだろう。
意識を先に進めないと、我々はずっとここで足踏みをすることになる。
未来を考える思考を、その制御から解き放つ必要があるのだ。
洗脳を目的とするメディアから目を逸らし、先を見ることに集中してみよう。そうすれば、未来はきっと切り拓かれる。
何を実現したい、何を手に入れたい、どんな暮らしを求めている?
誰にでも理想はあるはずだ。その理想へ進む道を閉ざしているのは、自分の意識であると知るべきである。
昨日、新しい住処を確認してきた。
山の奥の奥の奥。ひぐらしの声が響き、風が通り抜け、柔らかい日差しが窓から注いでいた。
200年前に建てられ、110年前に移築された古い家。朽ち果てる前に、救い出した。まだまだ改修は続くが。
清水の舞台から飛び降りる覚悟で手に入れた家。宵越しの金は持たぬと決めたが迷いもあった。
だが、僕の意識は進み出した。
2020年をはるかに超えて、まだ見ぬ未来へとすごいスピードで走り出した。
いよいよ決断の必要な時が迫っている。
世界では食糧危機が演出されるだろう。プランデミックの第二弾はまもなく始まる。
早く決断した方がいい。備えるべき時が来る。
おはようございます。


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#岡本よりたか #宮崎駿

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