ジグソーパズルは壮絶なものとみつけたり
ジグソーパズルが仕上がった。
水曜日に着手して日曜日の午前中に終了だから、足掛け5日。
平日は始業前、昼休み、終業後だったので、僕としては、まあまあのペースだったと思う。
組みながら、なんで、こんなのもらっちゃったんだろう、もうやめて捨てよう、と何度も思った。
しんどかった。
昔は、ジグソーパズルを組んでいる時間は楽しかったが、今はそうではない。
あれもしなきゃ、これもしなきゃ、なんでこんなことやってるんだ、と思いながらの作業だた。
そう、「作業」。
楽しい時間ではなかった。
しかし、いや、なにか意味があるのだ、この時間は決して無駄な時間ではない、これをすることは決してむだなことではない、と、思いながらやった。
壮絶である。
たかがジグソーパズルが、こんな壮絶なものだったとは、知らなかった。
いや、この歳になると、以前は些細だったこと、以前はとるに足らなかったことの中に、重大なものを見つけるようになるのだ。
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