女の子にモテない話
「女の子にモテない話」
晴れ。朝6時の気温は12.9℃。
今朝は町内の清掃奉仕とのことで、お散歩はお休み。朝7時からの、各所のいろいろな掃除をして、最後に町内を、左手にゴミ袋を下げて、右手にステンレスの火挟を持って、道路の真ん中を、練り歩いた。タバコの吸い殻を一本拾った。
終わり頃、年配の方が草をいっぱいに詰めたゴミ袋を、収集場所まで持って行った。4個あったうちの3個。けっこうな重さだった。1個は、その方が自分で運んだ。わずかな道中、なにか愛想でも、と思って、「僕は女の子にはモテないんですけど、ゴミ袋はモテるんです」と言おうかと思ったが、やめた。
最近、心境の変化があって、そういった、三枚目役、道化役は、そろそろ卒業しなければいけない、と感じている。
今の稼業は、ヒトの世、ヒトの世界には、ヒトの秩序、ヒトの社会にアクセスして、そこにメスを入れようとして始めた、その動機の根底は変わらないが、その手段としての稼業は、いよいよ終焉だ。
さて。
昨日、ゼレンスキーTシャツを着て、散髪へ行った。散髪屋さんで、誰か気がつくかな、と思っていたのだが、誰も気が付かなくて、結局、店を出る時に、カミングアウトした。
誰も気が付かないことは意外だったし、ウクライナ語で挨拶することも、やめた。
ここは田舎なのだ。
というわけで、小声で言うことにする。
「それでも地球は回っている」。
なんくるないさ〜。
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