13_一生懸命休む2

13)一生懸命、休む

切り替えが下手なのか、うまく休めない日がある。事務が間に合っていないとか、人手が足りないとか、そういうときは仕事をしてしまうけれど、考えてもどうにもならないことが頭から離れず、目先の何かをすることで落ち着きたい気分に振り回される。でもそういうときは何かをしても結局落ち着くことにはならない。

そういう日は、一生懸命休む。がんばって休んでいる。

休むための努力をする。あえてリラクゼーション系の予定を入れ、なるべく普段と違う人に会い、日頃やらないことをやってみる。それでもその合間には、いや仕事したほうがいいんじゃないかとか余計なこと考えてるんだけれども。少なくとも、無理矢理入れた予定にその時その時集中して、ぐちぐち考えてもしょうがないことを一時的にでも頭から追い出す。

必死で休んでいるわけだから、くつろぐことにはならないが、とにかく仕事のある日にはできない何かの行動をした記憶があとから効いてくる。髪を切りに行ったのだから昨日は休んだのだ。1年ぶりの友達とランチをしたのだから、確かに昨日は休みだったのだ。ちゃんと休んだ記憶が、多少なりともリフレッシュを助けてくれる。

だから。よほどでなければ1日寝て過ごしてはいけないのだ。体は休まるはずだけど、ちゃんと休んだ記憶にならないで、損した気分だけが残ってしまうから。

2019/07/16

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